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やすな「またあえるよね?」ソーニャ「さあな」

元スレ:やすな「またあえるよね?」ソーニャ「さあな」
http://hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1333029810/
6 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/29(木) 23:28:54.34 ID:n14yZaf/0

やすな「やだよ…… ソーニャちゃんと離れるのは……」

ソーニャ「もう決まったことだ……」

やすな「ソーニャちゃんは…… ソーニャちゃんは……」

ソーニャ「……」

やすな「ソーニャちゃんは私と離れても寂しくないんだ!?」

ソーニャ「っっ……」

やすな「だからそんな態度とって……」

ソーニャ「うるさいっ!」

やすな「えっ?」ビクッ



7 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/29(木) 23:33:29.49 ID:n14yZaf/0

ソーニャ「そんなわけ…… そんなわけないだろっっ……」ボロボロ

やすな「ソーニャちゃん……」ジワァ

ソーニャ「初めて出来た友達だぞ…… 最初は友達なんかいらないと思ってたし、ウザイと思ってた…… でも……!」

ソーニャ「楽しくないわけ無いじゃないかっっ!!!!」ポロポロポロ

やすな「ソーニャぢゃん…… ひっく……」ポロポロ

ソーニャ「あぁ…… だから嫌だったんだ…… ずびっ……」

ソーニャ「こんな…… 人前で泣くなんて…… ぐすっ…… 殺し屋失格だ……」



9 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/29(木) 23:35:37.94 ID:uPA63AyW0

2期は確実に来ないってことがわかってると
いよいよアニメ最終回だと思うとどうにも寂しい気持ちになる



10 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/29(木) 23:38:35.91 ID:n14yZaf/0

やすな「ソーニャちゃん…… もうやめようよ殺し屋なんて……」

ソーニャ「今更やめれないんだよ…… 今更やめたって組織に消されるだけなんだよっ……」

やすな「ソーニャちゃん……」

ガラガラ

あぎり「時間です 行きますよ、ソーニャ」

ソーニャ「あぁ…… じゃあな、やすな」

やすな「うぅ…… ソーニャちゃあああああああああああん」

ソーニャ「やすっ…やすなっ…… ぐすっ……」

あぎり「あれ~? ソーニャ、泣いてる?」

ソーニャ「泣いてねぇ!!」

あぎり「今だけ…… 泣いてもいいですよ」



11 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/29(木) 23:43:47.40 ID:n14yZaf/0

ソーニャ「あぎりっっ……」

あぎり「……」ニコッ

やすな「ぞーにゃぢゃああああああああん うわあああああああああああん」ポロポロポロ

ソーニャ「っっ…… やすな…… ありがとな、ありがとな」

やすな「やだよおおおおおお!! ソーニャちゃんと離れたくないよおおおおおおおおおおお!!」

ソーニャ「ごめん…… やすな……」

やすな「謝らなくていいよっっ…… 謝らなくていいから一緒にいてよ……」

ソーニャ「ごめん…… ごめん……」

やすな「やだよっ…… やだよっ……」

ソーニャ「ごめんな…… やすな……」

ソーニャ「……」ボソボソッ

やすな「えっ!?」

ソーニャ「あぎり…… やってくれ……」

あぎり「……もう、いいんですね?」

ソーニャ「ああ……」



12 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/29(木) 23:46:25.05 ID:n14yZaf/0

やすな「えっ!? なにっ!? なにをっ……」

あぎり「フッ!」

やすな「いっ……」プス

やすな「そー……にゃ……ちゃ…………」バタッ

ソーニャ「これで…… 忘れてるんだな……」

あぎり「はい……」

ソーニャ「行こう……」

あぎり「ソーニャ、最後なにを言ったんですか?」

ソーニャ「な、なんでもいいだろ……///」

あぎり「ソーニャ……」



13 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/29(木) 23:50:33.17 ID:n14yZaf/0

やすな「ん…… あれ? なんでこんなところで寝てたんだろう……」

あぎり「お目覚めですか~~?」

やすな「あ、あぎりさん! 私いつの間に寝てたんですか?」

あぎり「私が来た時はもうぐっすり~」

やすな「そう…… ですか……」

やすな(なんだろう…… 胸におっきな穴があいたみたい…… なにかが足りない……)

やすな「じゃあ、私、帰ります」

あぎり「さようなら~~」

やすな「……」トボトボ



16 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/29(木) 23:55:37.39 ID:n14yZaf/0

やすな「夕日が……綺麗だな……」トボトボ

やすな「……!」

やすな「あれ…… 私……泣いてる? なんで?」グジュ

やすな「いつも……一人で帰ってたっけ……」

やすな「なんだろう…… なんなんだろう……」

一週間後

やすな「…………」

女「折部さん、一緒にご飯食べない?」

やすな「あ……ごめん…… わたし屋上で食べなきゃ……」

女「なんで?」

やすな「なんで…………だろう……」



17 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/29(木) 23:59:05.79 ID:n14yZaf/0

やすな「……」トボトボ

女「なんなのよあの子っ! せっかく一人ぼっちで可哀想だから誘ってあげてるのに!」

男「そうだよな、前からあいつ一人だったけど最近なんだか妙だよな……」

屋上

やすな(ここにきたらなんだかとても寂しい気持ちになる…… なんでだろう……)

やすな(それなのにいつも来てしまう……)

やすな(なんで…… なんなんだろう……これ……)

やすな(あぁ…… 最近これ口癖だな……)

やすな(学校ではほとんど喋らないけど……)



19 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/30(金) 00:04:19.00 ID:zxTr//RU0

やすな「……」カクンッカクンッ

あぎり「おねむですか~~?」

やすな「っは!? あ、あぎりさん……」

あぎり「目の下のくまがすごいですよ~」

やすな「最近、同じ夢ばかり見るんです」 

あぎり「どんな夢?」

やすな「誰かが…… 耳元で呟くんです」

やすな「『大好きだったぜ』って行った後に……」

やすな「とても低い声で……『キルミーベイベー』って……」

やすな「その声が怖くて…… いつも目が覚めるんです……」

あぎり「では~ 天然由来の安眠グッズを差し上げますよ~」

やすな「あ、ありがとうございます……」

あぎり「ではこれで~~」

あぎり(ソーニャ…… 貴女って人は……)



20 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/30(金) 00:09:44.72 ID:zxTr//RU0

やすな(『キルミーベイベー』 私を……殺して?)

やすな(なんなんだろう…… この気持ち……)

教室

ガラガラ

オイッ オリベガキタゾッ メヲアワセルナッ… アイツヤベェヨナ…

やすな(もう…… なれた……)

女「おっとぉ! ごめんなさぁい」ドンッ

やすな「っつ……」コケッ

女「ぼーっとしてると危ないわよ!」

やすな「……」パタパタ

女「チッ……」

やすな(これにも…… なれた……)



21 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/30(金) 00:13:14.61 ID:zxTr//RU0

先生「授業を始めるぞーー」

やすな「……」ガタッ

やすな(私の隣だけ…… 空席……)

やすな(なんでだろう…… これだけは……なれない……)

やすな(なんてことないことなのに…… なんでだろう……)



やすな「…… 寝れない……」

やすな「あぎりさんに貰った薬、飲んでみよう……」

やすな「……」ゴクリ

やすな「これで…… 寝れるかな……」



22 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/30(金) 00:17:08.59 ID:zxTr//RU0

やすな「クー… クー…」

あぎり(眠り…… ましたね……)

あぎり(ごめんなさい…… それを飲むとソーニャのことを、完璧に忘れてしまう……)

あぎり(でも…… 最近の貴女は…… 見ていられなかった……)

あぎり(あのころの…… 明るいあなたに戻ってほしい……)

あぎり(ごめんなさい…… ソーニャ……)

やすな「クー… クー…」

あぎり(これで…… もう……)

やすな「っっぁ!!」ガバッ

あぎり(なっ!?)



23 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/30(金) 00:19:56.61 ID:zxTr//RU0

やすな「ハァ… ハァ…」

あぎり(な、なんで……!?)

やすな「だめだ…… 寝ちゃったら…… 何か大事なものがなくなっちゃう気がするっ」

やすな「ハァ… ハァ…」

やすな「ハァ…… ハァ………… カクンッ…………」

やすな「クー… クー…」

あぎり(すごい精神力…… 薬に打ち勝とうとするなんて……)

やすな「ソー…ニャ……チャン…………」クークー



24 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/30(金) 00:23:54.49 ID:zxTr//RU0

次の日

女「あたし髪染めたんだよーー みてー金髪ーー」

男「すげーー きれーじゃん」

ガラガラ

やすな「……」

女「あっ、折部さんじゃーーん おはよーー」

やすな「っ!! ぁう……」ビリビリ

女「あぁ? なに無視ってんだよ?」

やすな「っつぅ…… 頭が……」ビリビリ



25 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/30(金) 00:27:19.09 ID:zxTr//RU0

女「えっ……? これガチでやばいヤツじゃ……」

男「保健室っ……! いやっ、救急車っっ!!」

やすな「っっうぅ……」ビリビリ

ピーポーピーポー

病院

やすな「…… ここは……?」

先生「病院だ 朝お前が急に倒れたからな、男と女が助けてくれたんだぞ」

やすな「そう…ですか……」

先生「感謝しとけよ じゃあ先生は学校戻るから」

やすな「はい……」

先生「ハァ……」



26 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/30(金) 00:31:24.77 ID:zxTr//RU0

やすな(わかってる…… 先生だってめんどくさがってる……)

やすな(私っていらない子なのかな……)



やすな(学校は休めっていわれたけど…… もう頭は何ともないし、ひまだなぁ……)

やすな(なにかないかな……)ゴソゴソ

やすな(……あれ? これは……)ゴソゴソ

やすな(人形……?)

やすな(こっちは私に似せて作ったやつだ……)

やすな(じゃあこっち…… 誰……?)



27 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/30(金) 00:36:04.63 ID:zxTr//RU0

やすな(金髪で…… ツインテールで…… 目つきの悪い……)

やすな「…………」

やすな(かわいいっ)ギュウウ

やすな「っ!? いっっづぅ……」ビリビリ

やすな「あ゙ぁ…………」

やすな(痛すぎて…… 声がでない……)

やすな(私…… 死ぬのかな……)

やすな「ああああああああああああああああああああああ」

やすな(ああああぁぁ……ああぁ…………あぁ……ぁ…………………………)


『大好きだったぜ』


やすな「っっ!? この声はっ……」



29 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/30(金) 00:41:31.30 ID:zxTr//RU0

やすな「あっ――――――――――」

プツンッ――――

やすな「……なきゃ…………」

やすな「…ろさなきゃ……」

やすな「殺さなきゃ」

やすな「殺さなきゃ殺さなきゃ殺さなきゃ殺さなきゃ殺さなきゃ殺さなきゃ殺さなきゃ殺さなきゃ殺さなきゃ殺さなきゃ殺さなきゃ
殺さなきゃ殺さなきゃ殺さなきゃ殺さなきゃ殺さなきゃ殺さなきゃ殺さなきゃ殺さなきゃ殺さなきゃ殺さなきゃ殺さなきゃ
殺さなきゃ殺さなきゃ殺さなきゃ殺さなきゃ殺さなきゃ殺さなきゃ殺さなきゃ殺さなきゃ
殺さなきゃ殺さなきゃ殺さなきゃ殺さなきゃ殺さなきゃ殺さなきゃ殺さなきゃ殺さなきゃ殺さなきゃ殺さなきゃ殺さなきゃ
殺さなきゃ殺さなきゃ殺さなきゃ殺さなきゃ殺さなきゃ殺さなきゃ殺さなきゃ殺さなきゃ殺さなきゃ殺さなきゃ殺さなきゃ
殺さなきゃ殺さなきゃ殺さなきゃ殺さなきゃ殺さなきゃ殺さなきゃ殺さなきゃ殺さなきゃ殺さなきゃ殺さなきゃ殺さなきゃ
殺さなきゃ殺さなきゃ殺さなきゃ殺さなきゃ殺さなきゃ殺さなきゃ殺さなきゃ殺さなきゃ殺さなきゃ殺さなきゃ殺さなきゃ
殺さなきゃ殺さなきゃ殺さなきゃ殺さなきゃ殺さなきゃ殺さなきゃ殺さなきゃ殺さなきゃ
殺さなきゃ殺さなきゃ殺さなきゃ殺さなきゃ殺さなきゃ殺さなきゃ殺さなきゃ殺さなきゃ殺さなきゃ殺さなきゃ殺さなきゃ殺さなきゃ」

やすな「キルミー……ベイベー…………」



31 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/30(金) 00:45:44.61 ID:zxTr//RU0

学校

ガラガラ

やすな「……」フラフラ

先生「おっ、折部っ!? お前家で寝てろって……」

やすな「……」フラフラ

女「ひっ!? こ、来ないで!」

やすな「…………」フラフラ

ガシッ

女「うぐっ……」

キャアアアアアアアアアアアアアアアア

先生「お、折部っ! なにしてるっ!!」

やすな「きん……ぱつ…………」



32 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/30(金) 00:48:24.48 ID:zxTr//RU0

あぎり「離れてください」

先生「えっ!?」

あぎり「ハッッッ!!!」ドヌッ

やすな「ぐっ!!」

やすな「」バタッ

女「げほっ、げほっ…… なんなのよ…… こいつ……」

あぎり「私が責任を持ってつれて帰りますので~~」

あぎり「お騒がせしました~~」

ガラガラ



33 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/30(金) 00:52:51.07 ID:zxTr//RU0

あぎり「……」

やすな「あれっ…… ここは…… っつ……」ビリビリ

あぎり「気が付きましたか……」

やすな「最近目を覚ましたら知らない場所、って展開が多い気がする……」

あぎり「…………」

やすな「あぎりさん? なにか知って…… っうがぁっ」ビリビリ

あぎり「寝ててください、最低限のことは説明します」

やすな「やっぱり何か知ってるんですね…………」



38 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/30(金) 01:02:30.63 ID:zxTr//RU0

あぎり「私が忍者ってことは知ってますよね?」

やすな「はい…… 半信半疑みたいなところもあるんですが……」

あぎり「私は本物の忍者なんです で、ある組織に所属しています」

やすな「ほ、本物なんですか……」

あぎり「まぁ、信じるか信じないかは自由ですが」

やすな「で、その組織とは?」

あぎり「殺し屋育成機関です」

やすな「殺……し屋…………? ぁうぅっ」ビリビリ

あぎり「本当は他言無用なんだけど…… 私はたぶん…… もう……」

やすな「どうなるん…… ですか……?」



39 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/30(金) 01:09:54.97 ID:zxTr//RU0

あぎり「組織は、より優れた人材を裏社会に排出するのが目的です」

あぎり「そして、見習から一流になるにはある『試験』を受けなければなりません」

やすな「その、『試験』とは……?」

あぎり「自分と親しい人を殺すことです」

やすな「なっ…………!?」

あぎり「自分に親しい人をためらいなく殺すことで『覚悟』を試すのです」

あぎり「そしてそれは同時に自分の害になりうる情報源をつぶすことになります」

やすな「な、なるほど……」



40 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/30(金) 01:15:23.36 ID:zxTr//RU0

あぎり「そして貴女の記憶の片隅にある違和感の正体…… それは……」

やすな「それは……」ゴクリ

あぎり「ソーニャ、という金髪の殺し屋です」

やすな「あっ―――――――――」

あぎり「なにか、思い出しましたか?」

やすな「うぐぅ――――――――」

やすな「……あっ」

やすな「だから……ソーニャちゃん、友達はいらないって……」

あぎり「さすがですね……」ニコッ

あぎり「常人なら絶対に思い出すことなんてありえないはずなのに……」

やすな「私とソーニャちゃんの絆の力だねっ!!」



43 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/30(金) 01:19:30.58 ID:zxTr//RU0

やすな「で、でも私殺されるんですか……」

あぎり「はい……」

やすな「ってことはあぎりさんも?」

あぎり「はい…… 私はこれまでの試験の成績でソーニャに劣っていたんです」

あぎり「もし、返り討ちに出来れば私が合格なんですけど……」

あぎり「ソーニャ相手では無理です♪」ニコッ

やすな「あぎりさん……」

あぎり「でも、ソーニャは貴女にお土産を残していきました」

やすな「お土産……?」



46 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/30(金) 01:25:44.48 ID:zxTr//RU0

あぎり「そう…… ソーニャが貴女に近づくと体のリミッターが外れるようになっています」

やすな「この頭の痛みは……」

あぎり「そうです、リミッターをはずすには脳に負担がかかるようですね」

やすな「……」

やすな「ソーニャちゃん失敗したらどうなるんですか?」

あぎり「組織に消されます」

やすな「っ……」

あぎり「もし、ソーニャが自害しても私たちは消されます」

あぎり「もちろん、わざと失敗してもダメです」

あぎり「もう、誰かが死ぬしかないんです」



47 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/30(金) 01:31:02.20 ID:zxTr//RU0

あぎり「だからソーニャは…… 本気で仕掛けて返り討ちにされる、自分だけが死ぬ道にかけました」

やすな「そんなの…… わたし、ソーニャちゃんのためなら、しムグッ」

あぎり「それ以上はダメです♪ そんなこと言うとソーニャが悲しむだけです」

やすな「そんな…… せっかく思い出せたのに……」

あぎり「しょうがないですよっ♪」

やすな「あぎりさんは…… なんで……」

あぎり「ん……?」

やすな「なんでそんなに軽いんですか? ソーニャちゃんが自分の命と引き換えに護ってくれるんですよっ!?」

あぎり「……」

あぎり「わたしは……」



48 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/30(金) 01:35:58.13 ID:zxTr//RU0

あぎり「わたしはソーニャに殺されますよ♪」

やすな「へっ……?」

あぎり「もし返り討ちにしたらわたしは貴女を殺さなければいけません」

あぎり「それが『試験』ですから……」

やすな「あっ……」

やすな「ごめんなさい……」

あぎり「別にいいですよ~ この世界に入ったときから覚悟してたことですから それはソーニャも同じです」

やすな「あぎりさ……」

あぎり「っっ…………」ドヌッ

やすな「あ、あぎりさんっっ!?」



49 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/30(金) 01:40:00.25 ID:zxTr//RU0

やすな「これは…… ソーニャちゃんのナイフ!!」

あぎり「頑張って……ね…………」

やすな「あぎりさんっっっ!!!!」

??「キルミーベイベー」

やすな「ぬがっ……」ビリッ

やすな「ソー…ニャ……ちゃん…………」

ソーニャ「なっ!? お前、記憶が……!?」

やすな「当たり前だよ、ソーニャちゃんのことは忘れるわけないよ」

ソーニャ「くっ…… キルミーベイベー!!」

やすな「ぅぐっ……」ピリリッ



51 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/30(金) 01:43:48.22 ID:zxTr//RU0

やすな「『キルミーベイベー』って言葉が鍵らしいね……」

ソーニャ「くっ…… あぎりのヤツッ…… 思い出させやがったな!」

やすな「ソーニャちゃん……」ギュッ

ソーニャ「なっ……!?」

やすな「やだよソーニャちゃん…… わたしだけ残されてもどうすればいいかわかんないよ……」ギュウウ

ソーニャ「離れろっ!! このっ!!」

やすな「わたし、ソーニャちゃんがいなくて寂しかった…… 辛かった……」ギュゥ

やすな「でも、わたし……あの言葉のおかげで頑張れた……」

ソーニャ「あの…… 言葉……?」



52 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/30(金) 01:48:02.85 ID:zxTr//RU0

やすな「『大好きだったぜ』 ……って、言ったよね」

ソーニャ「なっ……/// あのっ……/// それは……///」

やすな「わたしだって大好きだよ…… 言い逃げなんてずるいよ……」ギュウウウ

ソーニャ「だからっ…… だからこそっ! やすなには生き抜いてほしい!!」

やすな「やだっっ!!」ギュッッ

ソーニャ「ナイフでわたしの腹を刺せ!」

やすな「わたしね…… こんなことに巻き込まれたけどね、ソーニャちゃんと出会えてよかったと思ってるよ」

ソーニャ「わ、私はお前なんかと出会いたくなかったっっ……」ポロポロ

ソーニャ「こんな悲しい思いをするのなら!!」ポロポロポロポロ



54 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/30(金) 01:54:15.76 ID:EMhLcBw40

やめてくれ……


55 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/30(金) 01:54:39.39 ID:zxTr//RU0

やすな「ソーニャちゃんは意外と泣き虫だったんだね」

ソーニャ「うるさいっっ!! 殺せっ、キルミーベイベー!!!!」ポロポロ

やすな「私はソーニャちゃんと出会うまで、ずっと一人ぼっちだったんだよ」

ソーニャ「…………」

やすな「死のっ、うと… ヒック… 思ったことも… ズズッ あるんだよ……」

やすな「でもっ、ね…… グスッ… ソーニャちゃんっ…と…… ズビッ 一緒にいるときはねっ……」ポロポロ

やすな「最高に楽しかったよっっ!!!!!!!!!!」

ソーニャ「あたしだって!!!!!!!!!」

ソーニャ「好きだ好きだ好きだ!! やすなが大好きだ!! お前みたいな最高に面白いやつ他にはいない!!」

ソーニャ「楽しかった!!!!!!!!」



57 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/30(金) 01:58:12.02 ID:zxTr//RU0

ソーニャ「だからっ…… やすなにはもっと生きてほしいんだ!!!!!!!」

やすな「……」ズズッ

やすな「ソーニャちゃん、顔ぐしゃぐしゃだよ…… ぶっさいくぅ……」

ソーニャ「うるせぇ…… お前もだろ……」

やすな「ねぇ、ソーニャちゃん……」

ソーニャ「なんだ?」

やすな「一緒に死のうよ」

ソーニャ「…………いいのか?」

やすな「うん…… ソーニャちゃんも、あぎりさんもいない世界なんて息苦しくて生きていけないよ」

ソーニャ「そうか…… ごめんな……」



58 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/30(金) 02:02:21.19 ID:zxTr//RU0

やすな「だからっ! 謝らないでっ!」

ソーニャ「でも…… 謝っても謝りきれないっっ……」

やすな「お別れは笑顔で、感謝の言葉と共に そのほうが幸せでしょ?」

ソーニャ「あぁ…… ありがとな……」

やすな「ありがとう、 ねぇ、また会えるよね?」

ソーニャ「さあな」

やすな「来世でもよろしくね! ソーニャちゃん!」

ソーニャ「仕方ないから付き合ってやるよ」

やすな「もー ソーニャちゃんったらいじっぱりぃーー」

ソーニャ「うるせぇ!!」

やすな「じゃあ、ソーニャちゃん……」

ソーニャ「あぁ……」


やすな・ソーニャ『キルミーベイベー』


終わり



59 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/30(金) 02:06:52.54 ID:/VPC6rR2O

最終回前になんてものを…
乙…


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