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春香「サイドストーリー」

引用元: http://hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1348915688/
1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/29(土) 19:48:08.31 ID:8BpNT3YqP

春香「ついにここまで来たんだなぁ」

春香「でも、もしあそこであぁならなかったらこうはならなかっただろうし……」

春香「もしかしたらもっと早く……まあ今更だよね」

春香「みんなもそれぞれ今があるけど」

春香「もし、もしそうなってたらって想像したくなっちゃう」

春香「例えば……」


>>5
安価はアイマスSSのスレタイ形式で
例)P「春香が錬金術師に?」、やよい「ドン引きです……」など何でもOK

基本765プロ 961、876はSSで少々 ぷちはSSでほんの少し、モバは専門外
10~20レス程度でまとめて行く予定 書く側をやりたい人歓迎

一応スレタイにあるので最初の話にはもちろんできるだけ春香を絡めていく予定


5: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/29(土) 19:59:13.95 ID:gFI+jpSM0

春香「リボンに乗っ取られた」


7: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/29(土) 20:04:04.90 ID:8BpNT3YqP
7: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/29(土) 20:04:04.90 ID:8BpNT3YqP

春香「おはようございます!」

P「おぉ春香、おはよう」

春香「あ、プロデューサーさ……わぁ!!」

P「お、おい春香!大丈夫か?」

春香「い、いてて……えへへ、すみません朝から」

P「それはいいんだが……気をつけろよ?」

春香「すみません……」


春香「はぁ……朝からドジだなぁ私」

春香「あ、ファンレター?」

春香「やっぱり嬉しいなぁ、まだ私もあんまり名前が知られてないからこういうの」

春香「……え?」

小鳥「お、おはようございます!遅れてすみませ……春香ちゃん?」

春香「……」

小鳥「あっ!!ご、ごめん!私、昨日チェックし忘れてたやつで……変な事書かれてなかった?」

春香「……あ、は、はい。大丈夫ですよ、あはは……」


10: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/29(土) 20:07:55.24 ID:8BpNT3YqP

小鳥「そう、それならいいんだけど……たまに心無いことを書いてたり、ひどいときはカミソリが入ってたり……気を付けてね?」

春香「は、はい!……あ、ちょっと私トイレに」

小鳥「あ、えぇ……春香ちゃん、大丈夫かしら……」


『そんなんでアイドルになれるなら私でもなれる。下手くそはやめちまえ!』

春香「……」

春香「どうしてこんな……」

春香「わかってる……私だって、うまいとは思ってないし、みんながみんなこんなふうに思ってるわけじゃない……」

春香「でも、やっぱり辛いな……」

春香「ドジだし、歌も上手くなくて……アイドル、向いてないのかなぁ……」

春香「……もう、私なんて」


春香「痛っ!!?」


春香「……」

春香「い、いたたたた……急に頭が……なんだったんだろ……」

春香「……とりあえず、プロデューサーさんと話しなきゃ」


11: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/29(土) 20:11:56.36 ID:8BpNT3YqP

春香「プロデューサーさん、ちょっといいですか?」

P「ん?どうした春香?」

春香「あの……」

春香(……ちょっと、お休みしたいなんて、卑怯かな……でも)

春香「私……」

「もっと大きな仕事がしたいんです」

春香「……え?」

P「ん?大きな仕事かぁ、確かにコツコツ行き過ぎてたかもな。よし、ちょっと話してくるよ。仕事、とれなかったらごめんな」

春香「あ、いや、その……」

P「春香がやる気を出してくれて、俺も嬉しいよ。だから俺も頑張るから、待っててくれ」

春香「あっと……はい……」


春香「……なんであんなこと言っちゃったんだろ」

春香「それに、おっきいお仕事なんて、また下手なところみせちゃうだけだし……」

春香「私なんて……もう」

「諦めちゃうの?」


13: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/29(土) 20:15:01.11 ID:8BpNT3YqP

春香「え?い、今の……」

「私って、そんなに弱い人だったの?」

春香「だ、誰!?」

「頭」

春香「え?」

「頭に、ついてるでしょ?」

春香「頭って……リボン?」

春香「ちょ、ちょっと……聞いてるの?」

小鳥「春香ちゃん……?」

春香「あっ、い、いえ!そ、そのまたトイレに!」


春香「……はぁ、びっくりした。……まさかこのリボン?いや、そんなこと……」

春香「……気のせいだよね。よいしょっと……」

「もう、急にはずさないでよ。しゃべれなくなるでしょ?」

春香「ひゃああ!び、びっくりした!!」

「これでわかってくれた?私は貴方よ?ちょっと形が違うだけ。あ、他の人には聞こえないから安心して?」


15: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/29(土) 20:18:57.94 ID:8BpNT3YqP

春香「で、でも……そんなこと言われたって……」

「うん、さっきの声、私」

春香「あっ……だから」

「ねぇ、私ってそんなに自信ない?」

春香「……えっ?」

「私は、私が一番よくわかってる。別になんて思われたっていいでしょ?だって歌が好きだからアイドルをやってるんだもの」

春香「歌が……そっか……そんなこともあったよね」

「だから、次のライブで頑張って歌ってみない?ね?」

春香「う、うん……でも……」

P「春香!取れたぞ!結構大きいところでライブだ!これは気合いれていかないとな!」

春香「え、あ、あの……あ、ありがとうございます」

P「うんうん!春香なら大丈夫!頑張ってくれ!」

春香「は、はい……」


春香「……うわぁ、人がこんなに……」

「大丈夫、深呼吸して」


17: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/29(土) 20:23:59.46 ID:8BpNT3YqP

春香「う、うん……すぅーはぁー……よしっ」

春香「……それじゃ、行ってくる」

「頑張ってね」


春香「え、えっと、天海春香です!そ、その……よろしくおねがっ!ったぁ……」

アハハー

春香「う、うぅ……そ、それじゃ聞いてください!私はアイドル!」

春香(き、緊張して声が……)

ナンカアンマリウマクナイヨネ ウーン

春香(い、いまうまくないって……も、もうだめだよ、私なんて……)

「きっと私が一番!」

春香(えっ?)

アレ?キュウニウマクナッタ?

春香(自分でもわかる……すごい、綺麗……それに、すっごく楽しそう)

イイゾー!

春香(すごい……これがアイドルとして、歌うっていう……よし!)


18: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/29(土) 20:27:05.18 ID:8BpNT3YqP

P「すごいじゃないか春香!アンコールまでもらって!やったな!!」

春香「は、はい!ありがとうございます!」

P「これを機にどんどん仕事が入ってくる!頼むぞ!」

春香「もちろんです!」


「お疲れ様」

春香「……ありがとね」

「え?」

春香「貴方が、助けてくれたんだもんね。私、あのままじゃ絶対失敗してた」

「……」

春香「でも、もう大丈夫!私、ちゃんとやってみせ……たたた」

「あはは、まだその様子じゃ完璧は遠いね~」

春香「も、もう!!これはそのうち治るもん!」

「次のお仕事は何かな?」

春香「えっと、これからのためにオーディション、って言ってたかなぁ。すごく大きなところだから、緊張しちゃう……」

「きっと大丈夫!私なんだから!」


20: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/29(土) 20:30:49.64 ID:8BpNT3YqP

春香「わんつー、わんつー……った!!い、いたた……」

「もう、しっかりし……大丈夫?」

春香「う、うん、大丈……痛っいい……!」

「ちょ、ちょっと動かさない方がいいよ。多分、捻挫してる……」

春香「う、嘘……オーディションまであと2日なのに」

「……間に合わないかもね」

春香「……嫌、せっかくここまで来たのに」

「……ちょっとごめんね?」

春香「えっ?わ、わぁ!だ、だめ!今足が!……痛く、ない?」

「貴方のやる気が上がったから、こんなことまでできるようになったんだ。どう、私に任せてみない?」

春香「……でも」

「自分の力で、成し遂げたい?」

春香「……」

「それなら、捻挫の痛みが治まる程度に手助けするけど」

春香「……ごめん、一回私の力でやらせて?そのための手助けをお願い」


21: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/29(土) 20:33:42.88 ID:8BpNT3YqP

「うん、わかった。でも、無理はしないで?これからのこともあるんだから」

春香「大丈夫、わかってる」


春香「……それじゃ、行ってきます」

P「頑張れ、どこの事務所もある程度有名なアイドルばかりだ。気を抜くな」

春香「はい!……よし」


春香「わんつーさん……うぁっ!」

だ、大丈夫?ちょ、ちょっとこれ捻挫してるんじゃ……

春香「だ、大丈夫、です……ごめんなさい……」

春香(……やっぱり、ダメなのかな。私、こんな大事な時に、捻挫なんてして……)

「諦めちゃうの?」

春香(……リボン?)

「……私に任せて?」

春香(……ごめん、お願い)


春香「……それじゃ、行きます」


22: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/29(土) 20:38:37.52 ID:8BpNT3YqP

ブ、ブラボー…… 捻挫してるんじゃ……
春香「はぁ、はぁ……」

「はぁ、はぁ……ど、どうかな?」

春香(流石、ありがと。でも、ごめんね?任せちゃって)

「ううん、いいの。私のことは私のためでもあるんだから」

春香(……そうだよね)

春香(そうやって、できない自分をごまかしたりして……)

春香(……でも、私は私のためなんだから。ちゃんと、できるときにやれば大丈夫、同じこと)



P「合格おめでとう!ここまでくると、ホント、すごいよ春香!今年度のアイドル大賞にも手が届くかもな……」

春香「そ、そんな……」

P「……今まで、気が付かなかったんだもんな。ごめん」

春香「い、いえ!プロデューサーさんにはずっと迷惑かけて、お仕事とってきてもらったから今の私があるんです」

P「……」

春香「だから、プロデューサーさんにはとっても感謝して……」

春香「プロデューサーさん?……え?」


24: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/29(土) 20:42:01.48 ID:8BpNT3YqP

P「ごめん、春香。でも、もう我慢できなくって」

春香「あ、いや、その……」

P「……好きになってた。ダメだってわかってるんだけど……それに、今頃になって言うのは卑怯かななんて思ったけど」

春香「そ、そんなこと……」

P「……すまん、急に。……でも、俺は本気なんだ。アイドル活動が落ち着いたら、付き合って欲しい」

春香「プロデューサーさん……」

P「……それじゃ、お疲れ」


春香「……はぁ」

「どうしたの?プロデューサーさんのこと?」

春香「うん……そんなこと、考えたこともなかった……」

「それは、嘘でしょ」

春香「えっ?」

「だって、プロデューサーさんと話すとき、いっつもどぎまぎしてるもん」

春香「そ!そんなことないよ!……でも、あんなこと言われたらそりゃ意識しちゃうし」

「……じゃあさ、次のフェス成功したら付き合うっていうのは?」


26: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/29(土) 20:48:03.42 ID:8BpNT3YqP

春香「つ、次のフェスってこの辺で一番大きいやつでしょ!?む、無理だよそんなの……」

「どっちにしても踏ん切りがつかないなら、これくらいしておいた方がいいって!」

春香「そ、そうだけど……うぅ……」

「私もいるんだし、大丈夫!」

春香「……わかった」


P「……わかった。それじゃ、次のフェスに向かって全力で行こう!」

春香「は、はい!」

春香(それでも、やっぱり不安だった)

春香(練習を重ねてるうちに、どんどんプロデューサーさんが気になって)

春香(今までも好きだったんじゃないかって思うくらい……)

春香(だから、成功させたい。でも逆に失敗したら……?)

春香(プロデューサーさんは気を使って私のこと、諦めるって言うかもしれない……そんなの嫌)

春香(今までも、なんとかなってきたんだもん。大丈夫……このフェスは絶対に成功させる!)



P「……ついに、この日が来たな」


27: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/29(土) 20:52:26.33 ID:8BpNT3YqP

春香「はい」

P「……あのことは一旦忘れて思いっきり楽しんで来い!」

春香「はい!」

P「……でも、一つ言わせてくれ。プレッシャーになるかもしれないけど」

春香「……はい」

P「俺は、お前のこと信じてる」

春香「はい……私も、プロデューサーさんのこと……い、行ってきますね!」



春香「みんな!盛り上がってるー!?」

キャー!ワー!

春香「それじゃ一曲目!いっくよー!」


春香(楽しい。何より楽しい、それにこのまま頑張れば……)

「……」

春香「それじゃ次は……あ、あれ?」

春香(足が……!こ、このままじゃ観客席に……!)


30: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/29(土) 20:58:29.91 ID:8BpNT3YqP

春香(ね、ねぇ!リボン!)

「呼んだ?」

春香(た、助けて!このままじゃ!)

「……いいの?」

春香(早くしないと!ここで倒れちゃったら……)

「……わかった」

春香「……っとっと……えへへ、危ない危ない。ドジっちゃうとこでした!」

アハハー!

春香(よかった……それじゃ、あっ、でもこのままやってもらった方が……絶対にうまくいくよね)

「……」

春香(……これで)

春香「そ、それじゃ次の曲は――」



春香(終わった……ライブは大成功)

春香(ちょっと前まで、すぐ諦めて……自分のこと恨んで……でも、頑張ればできるんだ)


32: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/29(土) 21:02:28.35 ID:8BpNT3YqP

P「……」

春香「プロデューサーさん……」

春香(あっ、ぷ、プロデューサーさん……ど、どうしよ……)

P「……お疲れ、春香」

春香「……はい」

春香(……)

P「……春香の口から、返事を聞いてもいいか?」

春香「もちろんです」

春香(……私は、プロデューサーさんのことが……)



春香(あれ?)



春香(私、しゃべれてない?)




春香「私も、プロデューサーさんのことが好きです。こちらこそ、よろしくお願いします」


34: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/29(土) 21:06:05.77 ID:8BpNT3YqP

春香(私、今何も言ってないよ……?)

P「……よかった」

春香「プロデューサーさん、私……」

P「おいおい、泣かないでくれよ……俺だって、今泣きたいくらい嬉しい。フェスも成功して、こうやって春香とも通じ合えて」

春香「はい……」

春香(嘘、嘘だよ……プロデューサーさん、私も抱きしめてよ……)

P「……春香」

春香「……はい」

P「……キスしても、いいか?」

春香「……はい」

春香(なんで、なんで……私が頑張ったんだよ?ねぇ、プロデューサーさん……)



春香(唇、何も感じない……そっか、今私)




「リボンなんだ」


36: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/29(土) 21:12:25.88 ID:8BpNT3YqP

「ねぇ、どうしてこんなこと?」

春香「どうしてって、貴方が勝手にしたことじゃない」

「私は何もしてない……ただ、できない自分を恨んでただけ……」

春香「私は、貴方の理想だったの。だから、あなたが自分の理想に近づく度に干渉する力が強くなった」

春香「でも、貴方は最後私を頼った。あなたの理想は、私。これが貴方、いえ天海春香が望んだ結末でしょ?」

「そんなの望んでるわけないでしょ!ねぇ、返してよ……私のこと……」

春香「今までのこと、わかるでしょ?今度は今までの逆。私が理想の私と離れればあなたは元に戻れる」

「……そんな」

春香「私は、プロデューサーさんと今すごく幸せ。アイドルとしてもトップでしょ?あなたが戻れるのは、いつになるかな」

「……ひどいよ」

春香「ひどいことなんてないよ?だって、貴方だって私なんだもん」

「……」

春香「……後悔するくらいなら、自分でやってみればこんなことにはならなかったの」

「……」

春香「それじゃ、多分二度と会うことがないよね。バイバイ、理想から離れた私」


37: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/29(土) 21:15:56.48 ID:8BpNT3YqP

春香「そんなの、ない、ないよ!!!私は私なの!返して!いやああああああああ!!!」


春香「……あれ?嘘、夢……なの?」


春香「……リボン」

春香「こんなの……でも」

春香「……よし」


P「あぁ、春香おはよう」

春香「プロデューサーさん、いいですか?」

P「ん?あぁ、なんだ?」

春香「もっと大きい仕事がしたいんです」

P「ん?大きな仕事かぁ、確かにコツコツ行き過ぎてたかもな。よし、ちょっと話してくるよ。仕事、とれなかったらごめんな」

春香「はい!お願いします!」

P「……なんか、今日の春香輝いてるな」

春香「そ、そうですか?えへへ……って、うわぁつ!」

P「あはは、元気なのもいいが気をつけろよ?」


39: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/29(土) 21:20:13.73 ID:8BpNT3YqP

春香「は、はい……」

P「それじゃ、行ってくる」

春香「はい!……やっぱり、夢か」

「ねぇ」

春香「っ!」

「諦めちゃうの?」

春香「……もう、あきらめないよ。転んでも、もっかいやってみるんだから」

「……そう」

春香「それで、プロデューサーさんと結ばれなくても……トップアイドルになれなくても、それが私だから」

「……そうだね」

春香「……ごめんね、でも多分もう会うことはないよね、昔理想だった私」



春香「リボン、新しいのにしてみようかな~」

春香「もう、どんな私が来ても負けないから。……見ててね?」



43: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/29(土) 21:24:19.22 ID:8BpNT3YqP

保守サンクス
>>65
もちろん春香さんでもいいしある程度違うキャラでもOK


65: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/29(土) 21:39:33.21 ID:fp/QMn6S0

P「美希がメンヘラになった」


72: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/29(土) 21:48:00.46 ID:8BpNT3YqP

P「おはようござい……」

美希「ハニー!」

P「み、美希……」

美希「もう遅いの!」

P「今日は早いんだな、美希」

美希「うん!今日のお仕事は大変そうだって思ったから早めに来たの!褒めて褒めて!」

P「あぁ、それはいいことだ」

美希「むーそれだけ?できればナデナデして欲しいな」

P「あぁ、これでいいか?」

美希「あふぅ……これで頑張れるの!」

P「それじゃ、行くか」

美希「はいなのー!」


P「美希、今日の収録落ち着きなかったが、どうかしたのか?」

美希「だって、ハニーが見てくれてるから頑張らなきゃって思って!」

P「それは嬉しいが……仕事にはしっかり取り組んでくれよ?」


73: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/29(土) 21:52:15.92 ID:8BpNT3YqP

美希「それはわかってるの!」

P「まあそれならいいんだけどさ」

美希「ハニーの方がわかってないの!ミキはハニーのために頑張ったんだよ?ちゃんと見ててくれたんだよね?」

P「あ、あぁ、そりゃな?」

美希「それならいいの。それじゃ早く帰ろ?」



P「……はぁ」

小鳥「どうかしたんですか?」

P「なんだか最近美希の様子が……」

小鳥「うーん、あんまり感じないですけど。どんなところですか?」

P「なんというか、依存、とは違うんですけど……」

小鳥「あ~でも、美希ちゃんプロデューサーさんのこと大好きですし、気にしすぎじゃないですか?」

P「美希の好きって言うのがどうもイマイチ……」

小鳥「だからって手は出さないでくださいよ?」

P「そ、それは流石にわかってますよ!まあ、今のところは大丈夫そうなのでこのまま行こうかと思います」


77: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/29(土) 22:08:17.81 ID:8BpNT3YqP

小鳥「そうですねぇ、何か変化が合ってからでもなんとかなるかなと」

P「はい、わざわざありがとうございます」

小鳥「いえいえ、美希ちゃんも事務所の大事な一人ですからね!」


P「さてと、今日はレッスンだったか?」

美希「うん!」

P「ちょっと仕事が詰まってるから、多分迎えに行けない。あまり遅くならないだろうし、悪いが自分で帰ってくれるか?」

美希「えっと、お仕事の場所って前に行った場所だよね?」

P「え?あぁ、そうだが……やっぱり不安か?それなら多少待っててくれるなら迎えに行くが……」

美希「ううん、ミキそこまで子供じゃないの!」

P「お、おう。それならそれで頼む」


P「こう言ってはなんだが、美希のことだ、迎えに来てくれないのー!とごねるかと思ったが」

P「やはり俺の勘違い、というか気のせいだったみたいだな」

P「まあ、一応早めに終わらせて迎えに行ってやりたいが」

P「っと、そんなこと言ってたら電話か。はい」


78: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/29(土) 22:11:57.39 ID:8BpNT3YqP

美希『あ、ハニー!?お仕事終わったよ?ハニーは?』

P「ん、まあ俺ももう少しってところだ」

美希『わかったの!それじゃ、そっちに行ってるから!』

P「あ、えっと、わかった」

P「ん?そっち?家に帰るんじゃないのか……?まあ、大丈夫だろう」


P「よしっと、思ったよりも手間取ったが……美希が一人で帰ってくれて助かった」



P「……ん?あれは……まさか」

美希「……」

P「美希!?」

美希「……ハニー?」

P「ど、どうしてお前……」

美希「……どうしては、ミキのセリフなの……ハニー、遅いの」

P「そりゃ、帰ってると思ったからある程度マイペースで……じゃなくてだな!どうしてうちの前にいるんだ」

美希「だって、ハニーを驚かせたくて……」


80: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/29(土) 22:20:25.97 ID:8BpNT3YqP

P「だからって……そうか、ここからそれほど遠くない、って言ったって……」

美希「ハニーが、ミキに一人で行ってくれって言ってくれて嬉しかったの」

P「……」

美希「前にここがハニーの家って聞いてたから、ついでにと思って」

P「一人で、か」

美希「でも、ハニーが来てくれなかった……最初はお仕事遅くなってるのかなって思ったけど」

美希「ミキがここに来たことが嫌で来てくれないのかな、とか」

美希「すっごく不安で……」

P「なんでそんな……来るなら電話の時に言ってくれれば……」

美希「だから驚かそうと思ったの!ミキはハニーがいなきゃ何もできないって思われたくなかったの……」

P「……なるほどな」

美希「……だからハニー、ミキを嫌いにならないで?」

P「当たり前だろ?お前は俺の大事なアイドルだ。そんなことで嫌いにならない」

美希「ホント……?よかった……」

P「でも、もうこんなことしちゃダメだ。仮にもそれなりに名前が売れてきてるんだ、こんなところにいたら怪しまれる」


83: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/29(土) 22:29:50.93 ID:8BpNT3YqP

美希「……」

P「美希……?」

美希「ハニー!」

P「うわっ!ちょ、急に抱き着くな!」

美希「いいの!ハニーはやっぱりハニーなの!!」

――


P(今思えばあれが引き金か)

美希「ハニー……いなくなっちゃやなの……」

P「……もう、ダメだ」

美希「いや、ダメなんて言わないで……いや、いや……」

P「美希……」

美希「ハニーじゃないと、ダメ……ねぇ、ハニー?触って、ミキに……」

P「……これでいいか?」

美希「……うん、でも足りないの……ねぇハニー、しよっ?」

――


85: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/29(土) 22:39:52.26 ID:8BpNT3YqP

美希「ハニーが大好きです」

P「美希?」

美希「告白なの!ちゃんと、ハニーとお付き合いしたいって思ったから」

P「いやしかし……」

美希「アイドル、だからでしょ?大丈夫なの」

P「何が大丈夫なんだ……お前が大丈夫でも、俺が危険だ……」

美希「ハニーは、ミキのこと大切だって言ってくれたの」

P「それはまあ……」

美希「それに……ミキのこと認めてくれたから」

P「……」

美希「ミキ、ハニーのためならアイドル辞めてもいい」

P「美希!」

美希「わかってるの!ミキは、やめないよ?でも、それくらいのカクゴがあるってことわかって欲しいな」

P「……美希」

美希「ハニーの迷惑にならないように頑張るから……ね?」


92: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/29(土) 23:02:36.40 ID:8BpNT3YqP

P「あぁ、わかった。……確かに、俺もお前のことが好きだから」

美希「……あはっ、嬉しいの」

P「……でも、まだちゃんとした答え、として出せない。それはお互いのためでもある、わかってくれるか?」

美希「うん、それでいいの。これからも、よろしくね、ハニー?」

P「あぁ、そうだな」


――
美希「それで、ここは?」

P「あぁ、この時は最初に……」

小鳥「プロデューサーさん、ごめんなさい。お電話です」

P「あっ、すみません。ちょっと行ってくるな」

美希「うん」


P「はい、それでは。……ふぅ」

小鳥「あの、プロデューサーさん?」

P「あ、音無さんどうも」

小鳥「あの、美希ちゃんその後どうですか?」


94: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/29(土) 23:05:58.44 ID:8BpNT3YqP

P「あぁ、美希ですか。……実は、付き合うみたいな話になっちゃいまして」

小鳥「えぇ!?ど、どうしてそんな……」

P「まあ、もちろん言いませんし、お互いにそういう話になっただけですけど。なんだか、俺も美希がほっとけないみたいで」

小鳥「……」

P「すみません、わざわざ心配してもらったのに」

小鳥「いえ、それはいいんですけど……くれぐれも気を付けてくださいね?」

P「はい、もちろん。美希だけじゃなく他の子にまで影響与えちゃいますから。それじゃ」


小鳥「……プロデューサーさん、自分を見失わないでくださいね」


P「お待たせ……って美希?」

美希「……ねぇハニー」

P「ん?」

美希「その……あんまり、他の女の子と話さないで欲しいな……」

P「……何を言ってるんだ?」

美希「小鳥は……その、仕方ないけど……ハニーがとられちゃうんじゃないかって」


96: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/29(土) 23:09:23.48 ID:8BpNT3YqP

P「言いたいことはわかる。俺も美希のことが好きだ、だけどそれは……」

美希「……」

P「それくらい、わかってくれるだろ?な?」

美希「嫌なの!ハニーはミキ以外の女の子とお話したいの?」

P「だからそういうわけじゃないって……」

美希「ダメ!ハニーはわかってない!絶対狙われてるの!」

P「そんなはず、それに話しかけられたって相手にしないさ。話すのができないっていうのはまた別だろ?」

美希「……ミキに、飽きちゃったの?」

P「……美希?」

美希「そうなんだね……もう、ミキなんて……」

P「おい、美希、おかしいぞ?どうしたんだ急に!」

美希「もういいの、どうせミキなんて、ハニーの迷惑にしか……」



P「……落ち着いたか?」

美希「……ごめんなさい。ハニー……」


99: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/29(土) 23:13:50.83 ID:8BpNT3YqP

美希「一人で待ってるとき、ハニーの声が、遠くで聞こえて……」

美希「他の人と話してるって思ったら、急に怖くなって……ミキ、自分でも何言ってるかわからなかったの」

P「……」

美希「ミキ、病気なのかな……ハニー……」

P「そんなことない……美希は俺のことを想ってくれてるんだよな」

美希「うん……そうだよ、ミキはハニーのことだけ、想ってるから」

P「……それなら大丈夫だ。ただ、仕事中は気を付けて欲しい」

美希「分かってるの。ハニーに迷惑はかけないから」


――

P「……美希か」

美希『ハニー?』

P「どうした?」

美希『ごめん、声が聴きたくなったの』

P「そうか。大丈夫、終わったら会えるから」


100: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/29(土) 23:18:17.73 ID:8BpNT3YqP

美希『うん、だからミキ頑張るね?』

P「あぁ……ほら、あんまり電話してると怪しまれるぞ」

美希『わかったの……ハニー、大好き』

P「……うん」



美希『終わったの。今、どこ?』

P「今向かってる、もう少し待っててくれ」

美希『早く会いたい、会いたいよハニー……』

P「声が聞こえてるだろ?もうすぐだから」

美希『ハニー……ハニー……!』

美希「ハニー!!!」

P「美希……」


――

P(こんなことがしばらく続いた)

P(だがバレないはずもなく、お互いの連絡にある程度の規制をされてしまった)


102: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/29(土) 23:22:14.83 ID:8BpNT3YqP

P「……」

P「……そろそろか」

P「連絡は迎えの時間になったら……今までのに慣れてしまってせいか、結構きついな」

P「……いや、そもそも俺が悪いんだ」

P「プロデュースだって、もともと美希メインとは言っても今じゃ他の子に手を触れてない」

P「あのままじゃお互いにダメになってしまう、これでよかったんだ……でも」

P「……こんな時でも、美希を考えてしまう俺は、もう……」



P「……もしもし?美希か?」

美希『……』

P「もしもし?終わったか?美希?」

美希『……ごめんなさい』

P「おい、美希?美希!……なんで」

P「どうする……いや、間に合うはず……なんだってんだ……」

――


104: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/29(土) 23:25:08.38 ID:8BpNT3YqP

P「美希!美希!……いない、嘘だろ……」

P「電話……ここ、まさか」


P「……美希」

美希「……ハニー?」

P「どうして、ここに?電話も……」

美希「……もう、美希アイドル辞める」

P「どうしたんだ急に!」

美希「だって……だってぇえ……はにぃいい……」

P「美希……」


美希「……」

P「落ち着いたら、話してくれればいい」

美希「……もう、耐えられないの」

P「……」

美希「みんな、ミキを見るとハニーとのことについて話してる。みんなミキ達のことを邪魔しようとして……」


108: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/29(土) 23:28:50.27 ID:8BpNT3YqP

美希「……ハニーの家、落ち着くよね。ごめんなさい、勝手に来ちゃって」

P「それはいいんだ……お前が玄関の前に座ってたのは、一回目じゃないしな」

美希「……あそこにいたくなかった……あのレッスン場にいるとハニーが見えなくなりそうで」

P「……」

美希「無理に連絡しようとしても、迷惑かかっちゃう、ってもう迷惑かかってるんだよね……」

P「……」

美希「だから、もうアイドルは、無理かな……」

P「……美希、あのな」

美希「違うのハニー!アイドルをやめるっていうのは、ハニーのためで、でも……」

P「落ち着いてくれ、美希……だから」

美希「お願いハニー!嫌いにならないで!ねぇ、ハニー!!ミキ、ミキはハニーのことが好きだから!」

P「わかってる、わかってるから頼む……」

美希「やだ!やだよぉ……ハニー!嫌いにならないで、ミキを見捨てないでぇええ……」

P「美希……」

――


111: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/29(土) 23:37:10.78 ID:8BpNT3YqP

P「初めましては”そこの人”」

P「改めて挨拶したときは”プロデューサー”」

P「いつからだろう”ハニー”と言われるようになったのは」

P「錯乱した美希を落ち着かせるにはひたすら肌を寄せるしかなかった。キス、ハグ、そして」

P「何度体を重ねたかわからないが、その落ち着いた美希から聞いたこと」

P「『ハニーは美希が初めて認めた人。だから、分からなかったし怖かった。それ以上の関係を目指すのが』」

P「『好きだけど、それを形にしていいかわからなかった。でも、考えてるうちにどうしようもないくらい好きになってた』」

P「それが美希の話。ある程度懐いていたところまではいい。が、彼女を認めてしまったのがいけなかった」

P「美希は自分と葛藤していた。俺に依存する自分と、依存しないよう努力する自分」

P「美希は後者を自分で選ぼうとした、苦労の末。だがそれを俺は真っ向からぶち壊した」

P「結果、反動でより強い依存を生んでしまったようだ。が、気づいた時には俺も全く同じで」

P「美希なしじゃ、生きていけない。俺だってそうだ」

P「俺と美希は事務所を辞めた。ギリギリだったと今でも思う」

P「そして今……」

――


112: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/29(土) 23:42:59.46 ID:8BpNT3YqP

美希「……ねぇ、ハニー」

P「どうした、美希」

美希「ハニーは今、幸せ?」

P「……あぁ、とっても」

美希「ミキのせいでお仕事なくなっちゃったのに?」

P「ミキのせいじゃないさ」

美希「でも、お金ないと大変だし、ミキ頑張るよ?エッチすればたくさんもらえるって聞いたから」

P「……美希、それ本気で言ってる?」

美希「大丈夫か、わかんないけど普通のお仕事じゃハニーの顔がみたくなっちゃうの。それなら、すぐ終わるしハニーのこと想えば」

P「……冗談でも、やめてくれ」

美希「……ごめんなさい」

P「謝らなくていい、大丈夫。金は俺がなんとかする。美希は心配しなくていい」

美希「……うん。……ね、キスして?」

P「……あぁ」

美希「ハニー……大好きなの」  完


114: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/29(土) 23:44:25.93 ID:8BpNT3YqP

何の捻りもなくただ病んでいく美希でごめんなさい
さっき書きたいって言ってる人いなかったっけ
いないならもう一つくらいとは思ったが


115: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/29(土) 23:45:41.80 ID:fp/QMn6S0

おっつ
期待通りだった
ありがと


116: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/29(土) 23:51:59.51 ID:8BpNT3YqP

じゃ次
>>120


120: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/29(土) 23:54:44.25 ID:A6mcdLOo0

P「初めてのお泊り in 双海家」


123: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/30(日) 00:02:36.16 ID:OJ5ySlJdP

P「……結局来てしまった」

亜美「そんなこと言ってー!」

真美「実はワクワクしてるんでしょー!」

P「……」

――

P「面倒なことになった……」

小鳥「どうしたんですか?」

P「あ、いや、なんか家に両親が遊びに来まして。ついでに近くの友達を呼ぶ、とか勝手に言い出しまして」

小鳥「あら、元気な両親ですね」

P「それが困るんですけどね……そのままなんかもう籠城する勢いで。気にするな、と言われても年齢が全員2倍近くありますし」

小鳥「なるほど」

P「そりゃ寝るところ他にないですし、仕方ないんですけど気が重くて……」

亜美「ナニナニ?」

真美「面白そうな話をしてるじゃない!」

P「どっから出てきたんだお前ら」


124: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/30(日) 00:07:30.58 ID:8BpNT3YqP

小鳥「簡単に言うと、プロデューサーさん今日寝るところがないらしいの」

P「ちょ!音無さん!?」

亜美「ふーん、じゃうちくる?」

真美「いくいくー!」

P「お前らで解決してどうする……でも、流石にそれは……」

亜美「えーいいじゃん!たまには!」

P「たまにはって行ったことないわ!」

真美「だって、兄ちゃん寝るとこないんでしょ?家燃えちゃったの?」

P「いや……流石にそこまでは」

亜美「ビショージョ二人に囲まれて寝られるんですよー?こんな機会ないですよー?」

真美「えっ?い、一緒に寝るの?」

P「ないない。だっていやだろ?」

真美「べ、別に!真美はいいけど!」

亜美「亜美もへーきだよー。ちょうど今日うち親いないし、雑用してよ!」

P「本音が出たなこいつめ……って、親御さんがいないのに伺うってのもまた問題だ……」


126: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/30(日) 00:15:55.17 ID:OJ5ySlJdP

小鳥「親がいない、ってまさかプロデューサーさん問題にならない程度にしてくださいよ……?」

P「ちょっと!何言っちゃってるんですかもう……そんなわけないでしょう」

亜美「だったら来ちゃいなよー!」

真美「そーだそーだ!」

P「……それじゃお言葉に甘えるか。確かに親がいないってのは不安だろうしせっかくの機会だ」

亜美「やったー!」

真美「えへへー楽しみだね!」

P「なんか嫌な予感しかしない……」

小鳥「ふふっ」

――
P「しかし、流石に部屋は綺麗だな。広いし」

亜美「でしょー?あ、こっちが亜美の部屋ね」

P「ほー、真美の部屋と違うんだないろいろ」

亜美「そりゃそうでしょ!双子なめんなよ!」

P「舐めてないです。……あとはトイレとかの場所か」


129: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/30(日) 00:23:02.17 ID:OJ5ySlJdP

亜美「こっちだねー。よし、こんなもんか。そしたらお風呂はいっちゃえばー?」

P「え?いいのか?」

亜美「もち!なんてったってお客さまですからねー!」

P「ほう、亜美にしては気が利くな」

亜美「にしてはってなんだよー!」

P「悪い悪い、それじゃお言葉に甘えて……ってまさか真美がいるってオチじゃないだろうな?」

真美「んー?呼んだー?」

P「あ、悪いなんでもない。流石に警戒しすぎだわな」

亜美「真美何やってんのー?」

真美「ちょ!入ってこないでよ!」

亜美「さっき兄ちゃん入ったのに?ま、いっか。それじゃ一名様ご案内~」


P「ふぅー……あったまるなぁ……しかし」

P「……うちの浴槽の2倍はあるか。流石は双海家」

ガラッ

P「え?」


131: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/30(日) 00:27:59.68 ID:OJ5ySlJdP

真美「……あれ?」

P「……」

真美「ちょ!兄ちゃん!?何やってんの!」

P「い、いや、こっちが聞きたいんだが……」

真美「ってうわぁあ!ば、バカ!」

バタン

P「……亜美のやつ」


亜美「あっはっは!たのしー!」

真美「もー!亜美!!」

亜美「ごみんごみん!……さてと、次は」


P「真美もあのままだと寒いだろうしな……そろそろ上がるか」

P「スタイルよかったな……、って違う!違う!」

P「……あいつら中学生の癖にスタイルよすぎるんだよな。ま、だからどうということもないが」

P「おーい、上がったぞー」


133: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/30(日) 00:32:28.14 ID:OJ5ySlJdP

ハーイ!

P「さてと……って、あれ?着替え、ここらへんに置いておいたはずが……」

P「……くそっ、また亜美か。タオルもないとなっては……」

ガチャッ

P「おーい、亜美!またお前だ、ろ……」

真美「……兄ちゃんなにして、ひゃあ!!」

P「ま、真美!ちょ、違う!これは!そのだな!」

真美「もー!さっきからなんなのさ!こ、この変態!!」

P「違うんだってばー……くっ……」

亜美「どしたの兄ちゃん~?」

P「……そんな満面の笑みで来るか普通」

亜美「だって面白いんだもーん!はい、着替え!」

P「……どうみても俺のじゃないんだが」

亜美「真美のだけど?」

P「流石に真美がかわいそうだろ!って違う、そもそも入らないから!」


137: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/30(日) 00:39:13.26 ID:OJ5ySlJdP

亜美「真美のが、小っちゃくて、入らない?」

P「亜美、それわかって言ってるの?どっちにしてもやめなさい。それと服返してください」

亜美「あはは、流石にかわいそうだし、はいどーぞ」

P「全く……ん?どうした」

亜美「……やっぱグロいね」

P「見るなぁ!!」



P「はぁ……全く風呂に入ってここまで疲れるとは……」

真美「あっ」

P「あー……その、悪気はないんだ。亜美のせいでだな」

真美「知ってる……けど、その、みたことなかったし」

P「真美にまで見られてしまった……」

真美「ま、真美だって見られたんだよ!」

P「まあそれはすまないと思ってるが……」

真美「別にいいけど……それよりご飯だよーもうおなかぺこぺこー」


139: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/30(日) 00:46:42.33 ID:OJ5ySlJdP

P「あぁ、そうか夕飯か。ある程度材料は買ってきた。ベタにカレーを作ろうと思ってな」

真美「おー!兄ちゃん、作れんの?」

P「一人暮らしをなめるんじゃないぞ?まあ楽しみにしておくんだな」

真美「ほー期待しておきますかー!」

亜美「ふーさっぱりー、おぉ!いい匂い!」

P「お、亜美か。もう少しでできるから待ってろ」

亜美「カレーですなー?んっふっふー亜美様の口に合うものが果たして作れますかね……」

P「嫌なら食べなくてもいいぞー」

亜美「あーもう冗談っしょー!食べるからー!」


P「はいお待たせ。どうぞ召し上がれ」

亜美真美「いただきまーす!」

P「……どうよ」

亜美「うん、うまい!」

真美「普通においしいじゃん!やるね兄ちゃん!」

P「そうだろ?そりゃそうなんだよ!はっはっは!」


141: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/30(日) 00:52:10.42 ID:OJ5ySlJdP

P(うまくいってよかった……急遽調べたがこれくらいしかつくれるものがないことが判明)

P(一応いつもカップめんとは言えないしな、うん)

P(さて一口……あれ?味が……なんかおかしい)

P(あ、野菜いためないでそのまま……あいつら……)

亜美「そんじゃ、食後の運動ということで!」

P「え?いや、もう夜遅いだろ」

真美「外に行くわけじゃないよ?これこれー!」

P「ん?あぁ、って格ゲー?」

亜美「ふっふー兄ちゃんやるかい?」

P「おーいいね。容赦はしないぞ?」

亜美「こっちのセリフだぜ!」


P「何故だ……」

亜美「ケイケンの差、とでも言っておこうか!」

真美「次真美と勝負だ兄ちゃん!」

P「いいだろう、今度こそ!」


142: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/30(日) 00:55:40.85 ID:OJ5ySlJdP

P「……」

亜美「あっはっは!兄ちゃんよわー!」

真美「ごめんあそばせー!」

P「くっ……」

P(カレーはお世辞を言ってくれたのだろうが、これはまた別ってわけか……わからんなこの双子は)

P「時間も時間だし、そろそろ寝ないのか?」

亜美「えー負けたからってそれはないっしょー」

P「やかましい。それは関係ないから、11時になるぞもう」

亜美「むー……わかったよー」



P「で、ホントに三人で寝るのね」

真美「いつもは二人ベッドだし?」

亜美「こーゆーときくらいはいいかなーって」

P「まあいいけどさ……」

亜美「急にこーふんすんなよー?」


144: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/30(日) 01:01:54.99 ID:OJ5ySlJdP

P「ないない。まあ気になるならだったら川の字じゃなくて俺がはじっこにいけば済むんじゃないか?」

亜美「そりゃだって、ねぇ?」

真美「一応、兄ちゃん半分ずつってことで」

P「なんじゃそりゃ……俺は抱き枕か」

真美「別に抱き着かないけどね」

亜美「残念でしたー!」

P「……なんでもいいわ。寝るぞ」

亜美真美「はーい」




P「……ん、トイレに……ってそうかここあれか」

P「確かこっちの方……ここだ」

P「……あれ?誰かいる?」

亜美「わぁ!」

P「わぁ!ってびっくりした……亜美か」

亜美「そ、それはこっちのセリフっしょ!急にどうしたの兄ちゃん」


145: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/30(日) 01:05:42.99 ID:OJ5ySlJdP

P「俺はトイレに」

亜美「変な事しないでねー」

P「トイレだって言ってるでしょうが。って、亜美もか?」

亜美「もー乙女にそれ聞いちゃう?」

P「あんだけ破廉恥な行為をしといてよく乙女だのと」

亜美「あれはあれっしょー。急にそういうことされたら、流石に亜美もハズいよ?」

P「そうですかそうですか。って、だからどうして起きてるんだ。寝ないと明日辛いぞ?」

亜美「んー……なんていうか」

P「ん?」

亜美「……眠れない、っていうか」

P「なんでだ?」

亜美「キンチョーして……っていうかテンションあがっちゃったせいかな?」

P「……ぶふっ」

亜美「ちょ!なんで笑うのさ!そ、そりゃ兄ちゃんが隣にいたらちょっとビビるっしょ!寝れないよ!」

P「いや、やっと亜美がまともに子供らしいなーと思って」


147: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/30(日) 01:10:45.23 ID:OJ5ySlJdP

亜美「むー……なんか悔しい」

P「あんまり騒ぐと真美が起きるだろ。いいから早く寝とけ。目つぶってれば自然と眠くなる」

亜美「……」

P「ん?」

亜美「……なんでもない。兄ちゃんもさっさと済ませなよ!」

P「あ、え、うん」



P「んー……眠いな。流石に人の家だと熟睡はできないか」

P「……ほらいわんこっちゃない。まだ爆睡してるな、こいつめ」

亜美「んー、むぅー……」

P「……まぁ、まだ時間あるし寝かせておくか」


真美「あー兄ちゃんおはー」

P「おぉ、真美早いな」

真美「んーなんか目、覚めちゃって」

P「そうかそうか。まあ朝はいくらでも早い方がいいしな」


153: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/30(日) 01:24:15.07 ID:OJ5ySlJdP

真美「そだねー眠いけど。兄ちゃん、どうだった?うち」

P「ん?あぁ、快適だったぞ。段違いにうちより広いし」

真美「そっかー……また来たい?」

P「え?まあ、そうだな。機会があったら遊びに来てもいいかもな」

真美「うん!そだね!……えへへ」

P「あっとそうだ……どうせまた亜美が起きたらイタズラされるんだろうし、復讐しとくか」

真美「何するの?」

P「まあ、寝てるときって言ったらこれだろ」


亜美「ふぁー……おはよー……」

P「おぉ、亜美おはよう!」

亜美「元気だね兄ちゃん……眠いよぉ……」

P「だから言ったんだ。ほら、顔洗ってこい……ふふっ」

真美「おはよう亜美……あはは」

亜美「んー……?」

ウワー!


155: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/30(日) 01:29:33.28 ID:OJ5ySlJdP

亜美「もー……ひどいっしょー寝てるときにやるなんてー!」

P「まあ日頃の行いだな」

亜美「……ねぇねぇ兄ちゃん」

P「ん?なんだ?」

亜美「顔、洗った?」

P「あ、亜美にイタズラしてたから忘れてた……って思わず」

亜美「ちょっとー!まあわかってたけどさぁ……ま、いいっしょ!ねー真美?」

真美「ねー!」

P「え?何だ?……いや、嘘だろ?」

ウオワー!!



P「……やられた」

真美「ふっふっふ、いつから亜美だけが敵だと錯覚していた……」

亜美「我らは二人で一つ!」

P「完敗です……」


159: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/30(日) 01:37:22.45 ID:OJ5ySlJdP

P「……まあ、それにしても退屈しない家だった」

亜美「また来てねー!」

真美「今度はもっとおいしいカレーが食べたいなー!」

P「あれはホントすみませんでした」

亜美「そんじゃ……」

真美「んー……」

チュッ

P「……ん?」

亜美「チョー特別大サービスだかんね!」

真美「真美達の初めてのお泊りだったんだから!」

亜美「これから、責任とってくれるよね?兄ちゃん?」

P「……遠慮しときます!じゃ、また仕事でなっ!」

亜美「あー逃げた―!」

真美「待てー!!」



167: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/30(日) 01:58:06.69 ID:rzX4qZbI0

乙乙


169: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/30(日) 02:24:28.07 ID:BfvwKkZ/0

おつー


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