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絹恵「お姉ちゃんお姉ちゃんお姉ちゃんお姉ちゃん……」

引用元:http://hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1349012846/
2: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/30(日) 22:49:25.96 ID:+is9uDv90

絹恵「お姉ちゃん」

洋榎「何や」

絹恵「今日、末原先輩と二人で話しとったやろ……」

洋榎「最近そればっかりやなー」

絹恵「気になるもんはしゃーないやん」

洋榎「ふふふ、まあ絹はうちのこと大好きやしなー」

絹恵「……好きやで」

洋榎「おー、うちも絹のことは……」

絹恵「……っ、ちゃう! あんな、恋愛対象として好きなんや……」

洋榎「……えっ」ドキッ

絹恵「……お姉ちゃんが他の子と仲ようしとるのを見るのは耐えられへん」

洋榎「なっ……なこと言われても……」


3: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/30(日) 22:53:15.99 ID:+is9uDv90

絹恵「ねえ、お姉ちゃん……私と、付き合って……」

洋榎「……それは、ちょっと」

絹恵「な、なんで! もし私にダメなところがあるなら、なんでも……」

洋榎「ほ、ほらな? うちら、同性やし……」

絹恵「でも、私は本気で!」

洋榎「第一な、姉妹やんけ……」

絹恵「な……それだけ?」

洋榎「ん……まあ、そうなるんかな……」

絹恵「…………」


5: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/30(日) 22:57:32.11 ID:+is9uDv90

洋榎「……か、堪忍な。 絹がどうこうってわけとちゃうから」

絹恵「うん……おやすみ」

洋榎「お、おやすみ……」

洋榎の部屋

洋榎「……ふぅー、あかんあかん、むっちゃドキドキしてもうた」

洋榎「……絹、あの子一人で大丈夫かいな?」

絹恵の部屋

絹恵「お姉ちゃん、なんであかんの……」

絹恵「同性やから?姉妹やから? だから、あかんってゆうてんのか……?」

絹恵「なんで……じゃあもう、チャンスなんかないやん……」

絹恵「……他に、気になる子でもおるんか? お姉ちゃんが私より、他の子を優先するのは嫌や……耐えられるわけあらへん」

絹恵「あかん、なんで、なんでなんでなんでなんで……」

絹恵「お姉ちゃんお姉ちゃんお姉ちゃんお姉ちゃん……」


6: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/30(日) 23:01:01.67 ID:+is9uDv90

次の日

絹恵「お姉ちゃん、おはよ」

洋榎「おおう、おはよう……」

絹恵「……どないしたん?」

洋榎「ん、いや」

洋榎(案外、平気そうやんな、よかったわ)

通学路

絹恵「なあ、お姉ちゃん」

洋榎「なんや?」

絹恵「手え繋がへんか」


8: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/30(日) 23:05:13.40 ID:+is9uDv90

洋榎「……それくらいなら」ギュッ

絹恵「……えへへ」ギュッ

洋榎「…………」

絹恵「………‥」

洋榎「な、なんか喋らへんのか」

絹恵「え? うん……」

洋榎(なんや絹、ようわからへんな……)


9: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/30(日) 23:08:29.00 ID:+is9uDv90

自宅

洋榎「トイレートイレー」

絹恵「もしかして、これ」

絹恵(お姉ちゃんの飲みかけに口つけるチャンスやないの……間接キス……)

絹恵「…………」

絹恵「……んっ」

洋榎「何しとるん?」

絹恵「うわあっ!」


10: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/30(日) 23:12:14.81 ID:+is9uDv90

洋榎「あ、それうちのグラス……」

絹恵「え、えっと、私もお姉ちゃんが飲んどるののみたいなー、なんて」

洋榎「んー、せやったら全部飲んでも構わへんで」

絹恵「じゃ、じゃあ……」ゴクッ

絹恵(…………)

絹恵「……はい」

洋榎「どないしたん? 全部飲んでええよ」

絹恵「さすがに、全部飲むのもどうかと思うて……」

洋榎「ええ子やなー。 ま、んならもろうとくわ」ゴクッ

絹恵「……っ」

絹恵(あかん、なんやこれ、興奮する……ごめんなさい、お姉ちゃん、ごめんなさい……)

絹恵(……よだれ入れてもうて、ごめんなさい)


13: >>11指摘ありがとうございます >>9 関節→間接 2012/09/30(日) 23:17:30.81 ID:+is9uDv90

絹恵「お姉ちゃん? 髪乾かさんと癖になってまうで」

洋榎「んー」

絹恵「聞いとる?」

洋榎「CM入ったらなー」

絹恵「……私が乾かしたろか」

洋榎「お? せやったら頼むわ」


絹恵「どう?」

洋榎「うーん、ええ感じ」

洋榎(ただ正直、やかましくてテレビの音が聞こえへんけども……ま、ええか)

絹恵(……ずっと、こうしていたいな)

絹恵「はい、終わったで」

洋榎「ありがとなー」

絹恵「……ふふ」


15: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/30(日) 23:22:29.75 ID:+is9uDv90

部室

洋榎「なあ恭子、最近うちの私物がようなくなるんやけど」

恭子「そないなこと、私が知るわけないやないですか」

洋榎「うちが凍死してもええっちゅうんか! 昨日なんか毛布がなかったんやで!」

恭子「雅枝さんに言わなかったんですか」

洋榎「酒飲んだ後で、思いっきり寝とった……」

恭子「はぁ、それで」

洋榎「まあ結局、絹と一緒に寝ることにしたんやけどな」

恭子「主将、ほんまに絹ちゃんと仲ええみたいですね」

洋榎「ん……仲ええだけやったら、なあ」

恭子「喧嘩でも?」

洋榎「あんなあ……この前、絹に告白された……」

恭子「……はい?」


17: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/30(日) 23:26:40.10 ID:+is9uDv90

洋榎「もう、何度も言わせんといて!」

恭子「え、告白って、あの告白?」

洋榎「その告白以外あらへんわ」

恭子「返事はなんて?」

洋榎「咄嗟に、姉妹やから無理、って……」

恭子「あー、それ絹ちゃん傷ついとるやろなあ。 断るにしても、もうちびっと言葉選ばんと」

洋榎「う……」

恭子「……で、実際のところ、主将はどう思っとるんですか?」

洋榎「もう、もうええやろこれは!」

恭子「自分が言っといて逃げるのはなしですわ、むっちゃ気になりますやん」

洋榎「……そんなん、ようわからへんわ」


18: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/30(日) 23:31:11.92 ID:+is9uDv90

自宅

洋榎「絹ー? うちのシャツ知らへんー?」

洋榎「……おらんな。 絹が着とるもんやと思ったのに」

洋榎「しゃーない、後は絹の部屋やな」

洋榎「……絹、入るでー」ガチャッ

絹恵「っ!」

絹恵「あ、ノックくらいして……」

洋榎「すまんな、うちのシャツしらへ……ん……」

洋榎(な、なんで絹のとこにうちの毛布……昨日はなかった……)


19: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/30(日) 23:35:06.90 ID:+is9uDv90

洋榎「その毛布、どないしたん……?」

絹恵「う、あ……」

洋榎「……それと、絹」

洋榎「なんや、あの瓶に入ってる赤いの……」

絹恵「あれ? ……わかっとるくせに」

洋榎「え……」

絹恵「……お姉ちゃんの、髪の毛やで」

洋榎「なっ……!」


23: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/30(日) 23:39:17.62 ID:WbE7159EO

Oh・・・


24: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/30(日) 23:40:42.82 ID:+is9uDv90

絹恵「ねえ、お姉ちゃん……」グイッ

洋榎「ひっ……」

絹恵「なんで逃げようとするん……なんで受け入れてくれへんの」

絹恵「ねえなんで?なんで?なんでなんで……」ギリッ

洋榎「いたっ……き、絹……」

絹恵「私は、こんなにも好きなのに!」

洋榎「……っ」

絹恵「……あはは、油断した」ガチャッ

洋榎「……はっ? て、手錠……?」


25: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/30(日) 23:45:35.21 ID:+is9uDv90

洋榎「絹、なんでこんなん……」

絹恵「決まっとるわ、ずっとこうしたかったんやから」

絹恵「これでお姉ちゃんを独り占めできる……やっと……」

洋榎「い、いや……」

絹恵「お姉ちゃん……ちゅっ」

洋榎「……ぁ」

絹恵「ふ……んっ」

洋榎「っ……」


26: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/30(日) 23:50:10.59 ID:+is9uDv90

絹恵「……はぁ、好き……んぅっ」

洋榎「ぅ……ん、ぁ……」

絹恵「好き、好き……ちゅ」

洋榎「絹、絹……もうやめ……っ!」

絹恵「んむっ……ん……」

洋榎(あ、舌が……この子、本気かいな……)

洋榎「……ふぁっ」

洋榎「はぁ、はぁ……」

絹恵「幸せ……えへへ」


29: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/30(日) 23:54:36.32 ID:+is9uDv90

絹恵「お姉ちゃーん、んー、いい匂い……」クンクン

洋榎「なあ、絹、離して……」

絹恵「あかんわ……ぺろっ」

洋榎「ひぅ!」

絹恵「んにっ」

洋榎「ぃ、たっ……噛むな……」

絹恵「……ふふ、ええこと思いついてもうたわ」

洋榎「え……」


30: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/30(日) 23:59:39.35 ID:+is9uDv90

絹恵「首のところに、私の噛み跡たくさんつけたら……」

絹恵「お姉ちゃん、私のものにならんかな? ……えへへ」

洋榎「や、いやや……堪忍……」

絹恵「んぎっ」

洋榎「いっ、がぁっ!」

絹恵「……お姉ちゃん、可愛い」

洋榎「ぇ、げほっ……」

絹恵「……あぐっ」

洋榎「あ、いだっ……ぃ」


33: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/01(月) 00:05:59.23 ID:f6JQZHEh0

絹恵「……ん、ぺろっ」

洋榎(痛い、染みる、痛い痛い……)

絹恵「……ふぅ、はぁっ……あぁっ」

洋榎(お……終わったんか?)

絹恵「お姉ちゃん、舌出して」

洋榎「なっ、まだ……」

絹恵「……んむっ」

洋榎「ぅ……んっ」

洋榎(……て、鉄の味? まさか……)

洋榎「ふぅ、っ……き、絹……」

絹恵「……えへへ、お姉ちゃん?」

洋榎(なんやねん……怖い怖い、痛い、嫌や……)

絹恵「……美味しかったで」


36: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/01(月) 00:11:18.77 ID:f6JQZHEh0

学校

恭子「主将、おはようございます」

洋榎「ん、ああ……」

恭子「ちゅうかどないしたんです、そのマフラー」

洋榎「……最近、寒くなってきよったからな」

恭子「そんなでもないでしょう。 阿知賀女子にでも憧れたんですか」

洋榎「……そんなところや」

恭子「なんや歯切れの悪い」

洋榎(おかんが帰ってくる前に、絹に解放されて)

洋榎(風呂入る前に鑑を見たら、首から、血……)

洋榎(こないな傷晒して街中あるけへん……それに、舌に、鉄っぽいのがあたったのは……)

洋榎(嫌や……絹が、怖い……)

洋榎(怖いけど……うちが拒絶したら、絹はどうなってまうんやろ……)


37: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/01(月) 00:15:37.76 ID:f6JQZHEh0

部室

恭子「主将、今日どないしたんですか」

洋榎「何がや」

恭子「振り込みばかり、それ以前に、リーチして当たり牌見逃して流局はないでしょう」

恭子「顔色もあかんし、これで何もあらへんほうがおかしいですよ」

洋榎「……なんでもあらへん、って」

恭子「手、震えてます」

洋榎「…………」

恭子「……失礼します」バサッ

洋榎「ちょ、取ったらあかん……」

恭子「っ!」


38: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/01(月) 00:20:05.16 ID:f6JQZHEh0

恭子「なっ、なんやこの傷……」

洋榎「…………」

恭子「主将!」

洋榎「……うぁっ」

恭子「ちょ、何があったんですか!?」

洋榎「……なぁ、聞いてくれるんか?」

恭子「当たり前やないですか」

洋榎(黙る気でおったのに……はは、結局、喋らずにはいられへんっちゅうことか)

洋榎(絹、弱いお姉ちゃんを許したってや……)


41: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/01(月) 00:25:55.95 ID:f6JQZHEh0

恭子「…………」

洋榎「……なんか言ったらどや」

恭子「……なんでそんなん黙っとったんですか」

洋榎「元々は、うちが絹の気持ちに気付かれへんかったのがいけなかったしなぁ……」

恭子「だからって……」

洋榎「絹が満足するんやったら、うちはそれでええわ」

恭子(手、まだ震えとるやないですか……)

恭子「……せやかて、こないなこと続けても、主将はもちろん絹ちゃんにもあかんやろ」

洋榎「……まあ、正直むっちゃ怖いしな……はは」

洋榎「できれば、普通に愛して欲しいわ」

恭子「…………」

恭子(主将も、もう、壊れとるんやないんですか……?)


44: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/01(月) 00:32:53.37 ID:f6JQZHEh0

洋榎「おまたせ」ガラッ

絹恵「末原先輩と、何の話しよったん……?」

洋榎「ん……絹の話をちびっと」

絹恵「違うやろ!」

洋榎「なっ……」

絹恵「私が傷つけたって相談しとったんとちゃうか……?」

洋榎「……っ」

絹恵「なんでや、なんで……嫌、お姉ちゃん……私から離れないで、ダメダメダメ……」

絹恵「嫌や、嫌や嫌いやいや!……離れないで、お姉ちゃんお姉ちゃんお姉ちゃん!」

絹恵「……あ、はは、ははは……そっか、末原先輩が悪いんやな……やったら話は早いわ!」

洋榎「ちょっ、絹!」

洋榎(恭子も絹も傷つけとうない……なら、うちが傷つけばええんか? なぁ、絹……)

洋榎「……ちゅっ」

絹恵「っ!」


47: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/01(月) 00:40:20.30 ID:f6JQZHEh0

絹恵「え、あっ……」

洋榎「……すまんな、前はあんなこと言うて」

洋榎「うちらは姉妹やけど、なら一緒にいられる。 なあ、絹……好きやで」

絹恵「うん、うんうん……私も……」

絹恵「……お姉ちゃんは私の、私だけの……私も、お姉ちゃんだけのもの……」

洋榎「……せやな」ギュウ

洋榎(……うちがこうしていれば、絹は落ち着ける……せやろ、絹)

洋榎(やったら、うちは構へんわ……へへ)

絹恵「お姉ちゃん……」

洋榎「……なんや」

絹恵「好き、好き……愛してる……なぁ、も一回、も一回」

洋榎「っ……んっ」

絹恵「……幸せ」

洋榎「…………」


おわれ


49: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/01(月) 00:44:14.94 ID:oxa6YL+y0

よかった(こなみかん)


51: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/01(月) 00:52:28.50 ID:bgizQkAh0

ヤンデレ絹ちゃんいいな!


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