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ルルーシュ「SOS団!?」

引用元: ・http://hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1324019247/
1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/16(金) 16:07:27.91 ID:JdWZJLTl0

ルルーシュ「SOS団?」

ミレイ「そう。午前中に1年生の子が申請書を持ってきたんだけどね
具体的に何をするクラブなのか聞いても答えが曖昧でよく分からなかったのよ」

シャーリー「会長がしつこく聞くからあの子困ってましたよ。可哀想に」

ミレイ「しょうがないじゃない、詳しい事が分からないと許可できないし」

ルルーシュ「そのSOSっていうのはどういう意味なんです?
まさか言葉通りの意味じゃないですよね・・・」

ミレイ「何だっけ?」

シャーリー「確か世界を大いに盛り上げる為の涼宮ハルヒの団とかって言ってたような・・・」

ルルーシュ「はぁ?」

ミレイ「あーそうそう、そんな事言ってたわね」

ルルーシュ「世界を大いに盛り上げる為の涼宮ハルヒの団?涼宮ハルヒ・・・・
あぁ、2組にいる風変わりなイレヴンの女か。発起人はそいつだな」

ミレイ「知ってるの?」

ルルーシュ「えぇ、まぁ・・・話した事はありませんけどね。入学以降おかしな行動ばかり
とっているらしく、うちの学年ではちょっとした有名人らしいですよ」

リヴァル「あぁ、俺も聞いた事がある!確か休み時間中学園内を徘徊してるらしいぞ」


2: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/16(金) 16:08:49.89 ID:JdWZJLTl0

シャーリー「何の為に?」

リヴァル「噂によると、宇宙人を探してるらしい!」

ルルーシュ「宇宙人?」

リヴァル「学園の生徒の中に宇宙人がいると信じ込んでるらしいぜ
だから生徒一人一人を観察してるんだってさ」

ミレイ「そういえば申請書のクラブ趣旨の欄にそんな事が書いてあったわね。
宇宙人と未来人と超能力者を見つけて一緒に遊ぶって」

ルルーシュ「フン、くだらん。こういう奴はまともに相手をしたら付け上がるだけだ
無視するのが一番だな」

リヴァル「申請書出してるのに無視なんてして大丈夫か?乗り込んできたりしないだろうな・・・」

ルルーシュ「乗り込んでこようものなら俺が直々に説教してやる!
大体、そんなふざけた趣旨のクラブを1度でも容認したら、部費目当ての連中が
次々に申請書を出して収拾がつかなくなる。こういうのは始めの対応が大事なんだ」

ミレイ「何だかやる気になってるみたいだし、この件はルルーシュに一任するわ」

ルルーシュ「(ゼロとしての活動もあるが、こっちの件を見過ごすわけにもいかないし
まぁ今回くらいはいいだろう)」


3: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/16(金) 16:11:09.75 ID:JdWZJLTl0

-------一週間後後・・・文芸部室

ハルヒ「ちょっとキョン!あんた本当にあの紙出したんでしょうね!?」

キョン「ちゃんと出したさ」

ハルヒ「じゃあ何で未だに生徒会から何の音沙汰もないのよ!」

キョン「さぁな。知らん」

ハルヒ「正式にクラブとして認めてもらわないと部費が下りないのよ!
このままじゃいつまで経ってもSOS団としての活動ができないわ!」

キョン「その活動とやらが明確になってないから許可が出ないんだろうよ
あの滅茶苦茶な申請書を見てOKを出すような奴が生徒会の中にいるとするなら
俺はそっちの方が心配だ」

ハルヒ「うるさいわね!あの完璧な文の何処に問題があるっていうのよ!」

キョン「(何処?全部だ全部!)」

ハルヒ「あーもう頭くる!!いっその事生徒会室に乗り込んでやろうかしら!!」

キョン「また物騒な事を・・・」

古泉「もう少し待ってみてはいかがでしょうか?あちらもいろいろと忙しいのかもしれませんし」

ハルヒ「まぁ古泉くんがそう言うならもう少し待ってあげてもいいけど
でも後一週間経っても何の沙汰もないなら生徒会室に乗り込んで抗議してやるわ!」


4: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/16(金) 16:12:39.44 ID:JdWZJLTl0

ハルヒ「言っておくけど、その時はみんなで行くのよ!」

キョン「俺もか?」

ハルヒ「あんたも!」

キョン「はぁ~」

ハルヒ「今日はもう帰るわ!最後の人戸締りよろしくね」

バタンッ

キョン「全く次から次へと騒ぎばかり起こす奴だな・・・」

古泉「ここ最近涼宮さんの精神は非常に不安定になっています。
閉鎖空間の発生頻度や規模も日に日に増していましてね・・・・
毎日それが続くものですから少々堪えます」

キョン「そうだったのか。いつからだ?」

古泉「あなたが生徒会に部の申請書を提出した次の日辺りからですね。
つまり約一週間前になります」

キョン「じゃあ原因は生徒会か」

古泉「えぇ。この放置状態が長引くようですと、僕を含めた機関の仲間が
過労で倒れかねないので、何とか手を打ちたいのですがね・・・」

キョン「手を打つとて言っても、何をしたらいいのやら」


5: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/16(金) 16:13:56.64 ID:JdWZJLTl0

古泉「簡単な事ですよ、生徒会の方々に返答さえいただければ良いわけですから
涼宮さんが乗り込む前に僕達で聞きに行けばいいだけです」

キョン「返答を貰うだけで解決するのか?クラブとして認めてもらえなかったら
結局あいつのイライラは続きそうな気もするが」

古泉「涼宮さんがイライラしているは、部の申請書を出したにもかかわらず
生徒会から何の返答も無いからです。イエスかノーか、答さえだしていただければ
恐らく現状は打開できると思います」

キョン「どうだろうな」

古泉「答を出さずにひたすら無視する。誰がどのような意図を持ってこのような行動を
とっているのかは分かりませんが、涼宮さんや僕達機関の人間には的確な精神攻撃
と言えるでしょうね」

キョン「ちょっと待て、さっきお前は『僕達で』と言ったが、俺も行かなきゃならんのか?」

古泉「出来れば御一緒していただきたいですね。申請書を出したのはあなたですし」

キョン「今から行くのか?」

古泉「えぇ。こちらとしては早い方が助かります」

キョン「はぁ~、やれやれだ・・・」


8: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/16(金) 16:14:47.72 ID:JdWZJLTl0

------生徒会室

ミレイ「そういえばルルーシュ、この間来たクラブ申請の件はどうなったの?」

ルルーシュ「申請?あぁ、SOS団とかいうおかしなクラブの事ですか
勿論無視し続けてますよ。先日も言った通り、相手をしないのが一番ですからね」

ミレイ「何でもいいけど、トラブルになるような事は避けてよね」

ルルーシュ「分かってますよ」

コンコンッ

ミレイ「ん?誰かしら?どうぞー」

ガチャッ

キョン&古泉「失礼します」

ミレイ「あれ?あなたこの間の!」

キョン「あ、どうも・・・・・」

ルルーシュ「会長の知り合いですか?」

ミレイ「この子よルルーシュ、SOS団の申請書を持ってきたの」

キョン「いや~、先日はどうも・・・」

ルルーシュ「ほう、こいつが」


10: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/16(金) 16:16:33.11 ID:JdWZJLTl0

ルルーシュ「で?用件は何だ?」

ミレイ「ちょっとルルーシュ!」

ルルーシュ「見たことろそちらの責任者は来ていないようだが・・・」

キョン「え、えぇ・・・俺達だけです(何なんだこいつの威圧感は!?)」

古泉「我々の提出した申請書への回答の方が未だに出されていないので
直接聞きに来た次第なのですが」

ルルーシュ「あぁ、そういえばそうだったな。すっかり忘れていたよ」

古泉「そうではないかと思っていたのですよ。何せ提出したのは一週間も前の事ですからね
いや~来てよかったです」

ルルーシュ「こちらとしては出来れば永久に忘れていたかったんだがな
くだらん申し出に一つ一つ答を出していられるほど、俺達は暇じゃないんだ」

キョン「なっ・・・(いくら何でもそこまで言うか?)」

古泉「という事は・・・やはり」

ルルーシュ「あぁ、勿論却下だ。クラブとして認めてほしいのなら、もう少しまともな事を
書くんだな」

古泉「そうですか。分かりました、では我々は退散しましょう」

キョン「あ・・・・あぁ、そうだな」


12: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/16(金) 16:18:34.14 ID:JdWZJLTl0

古泉「では我々はこれで」

キョン「失礼しました」

バタンッ

ルルーシュ「・・・・もう少し粘ると思っていたが・・・案外あっさりしてるな」

ミレイ「なかなか礼儀正しくて好感の持てる子達じゃない!二人とも良い男だし」

ルルーシュ「それはどうでしょうね。見た目はともかく、終始ニヤついていた方の男は
どうも仮面を被ってるように見えますが」

ミレイ「仮面?」

ルルーシュ「常に本心を隠し自分を取り繕っているような、そんな印象です」

ミレイ「それあんたと同じじゃない」

ルルーシュ「一緒にしないでください。俺は常に自分をさらけ出してますよ
ナナリーの前では特にね」

ミレイ「あぁ・・・・そう・・・」


13: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/16(金) 16:19:54.97 ID:JdWZJLTl0

バタンッ

キョン「はぁ~、何なんだあの異様に威圧感のある男前男子は」

古泉「1年5組ルルーシュ・ランペルージ。生徒会の副会長です」

キョン「1年だと!?同学年じゃないか。俺はてっきり上級生だとばかり・・・・」

古泉「そう勘違いされるのも無理は無いですね。何しろあの物言いですし」

キョン「ちょっと待て、1年って事はまだ入学して半年も経ってないじゃないか!
何でそんな奴が生徒会の、それも副会長なんてのをやってるんだ?」

古泉「生徒会長のミレイさんが推薦したそうですよ。あ、先ほど生徒会室にいた
お綺麗な女性の事です」

キョン「あの人が会長だって事くらいは知ってるさ。それにしても、本当に綺麗な人だったな・・・」

古泉「何はともあれ、生徒会から明確な返答をいただいたわけですから
後はこの事を涼宮さんに伝えれば万事解決ですね」

キョン「本当に解決するのか?結局生徒会室に乗り込むなんて事になりそうな気もするが」

古泉「少なくともここ最近多発している閉鎖空間の出現はおさえられます。
その後の涼宮さんの行動については何とも言えませんね」

キョン「無責任な奴だ。どうなっても知らんぞ」


15: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/16(金) 16:21:52.79 ID:JdWZJLTl0

-------------次の日(早朝東京租界)

ドンッ

貴族「おい貴様!何処を見て歩いてる!!」

みくる「へ?あ・・・す、すいませぇ~ん」

貴族「私の服が汚れてしまったではないか!このイレヴンが!!
どう責任をとるつもりだ!?」

みくる「ひ・・・ひぇ~、許してくださ~い」

貴族「誰が許すか!!弁償だ!金を出せ!!」

みくる「ふぇぇ~」

貴族「ん?よく見ると貴様イレヴンの割にはなかなか整った顔をしているな。
それにスタイルも悪くない・・・・よし、奴隷にしてやる。仕方が無いからそれで許してやろう」

みくる「へ・・・・・へぇぇぇ!?」

貴族「嫌ならこの服を弁償しろ。上下合わせて1000万はするぞw」

みくる「ふぇぇぇ、誰か助けて~」


16: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/16(金) 16:22:39.33 ID:JdWZJLTl0

?「いいかげんにしなさいこのエロ親父!!」

貴族「な、何だと!!」

みくる「す、涼宮さん!!」

ハルヒ「みくるちゃん、私が来たからにはもう安心よ!こんな奴の言いなりになる
必要なんてないの!自分より立場の弱い人間に威張り散らす事でしか
自己を保てないような薄っぺらい人間なんだから!」

貴族「き、貴様!!!誰に向かって言っているのか分かっているのか!?」

ハルヒ「えぇ分かってるわ。あんたよ、あ・ん・た!!」

貴族「くっ・・・イレヴン如きが男爵である私に・・・・いい度胸をしているじゃないか!!」

ハルヒ「男爵だろうが知ったこっちゃないわ!みくるちゃんは大事なSOS団の団員なの
あんたみたいな男の奴隷なんかにさせてたまるもんですか!」

貴族「口の減らない餓鬼だ・・・私を怒らせた事を後悔させてくれる!
おいお前ら!このイレヴン共を取り押さえろ!!」



スーツを着た無数の取り巻きがハルヒと朝比奈さんを押さえ込んだ。


ハルヒ「ちょ、ちょっと!!放しなさいよ馬鹿!!」

貴族「フハハハ、私に暴言を吐いた罰だ。お前も私の奴隷にしてやるw」


17: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/16(金) 16:23:32.39 ID:JdWZJLTl0

みくる「ふ、ふぇぇぇ~!涼宮さ~ん」

ハルヒ「誰が奴隷なんかになるもんですか!放せー!!」

取り巻きA「な、何て力だこの女!」

取り巻きB「コラ、大人しくしろ!」

貴族「放すなよ。屋敷に連れてって貴族がどれだけ偉く、お前らイレヴンがどれだけ
下等かをたっぷり教え込んでやるw」

ハルヒ「くぅ・・・」

?「ほぅ、それは是非俺も教えてもらいたいですね」

貴族「んん?何だ貴様は?」

ルルーシュ「ただの学生ですよ。それより、教えてくれませんか?
貴族とやらがどれだけ偉いのかを」

貴族「何を言っている。貴族が偉いのは当たり前だろうw」

ルルーシュ「フン、肩書きと既得権益にすがりつくだけの無能者が・・・そこの連中を連れて
とっとと消えろ!!」キュイーーン


ルルーシュの瞳から赤い鳥のようなものが飛び出た


貴族「・・・・・・あぁ、分かった。お前ら、帰るぞ」


18: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/16(金) 16:25:43.47 ID:JdWZJLTl0

取り巻きA「し・・・しかし、この者達はよろしいのですか?」

貴族「構わん。帰るぞ!」

取り巻きA「は、はい!」

スタスタスタ

ハルヒ「みくるちゃん大丈夫?怪我はない?」

みくる「はい大丈夫です・・・でも怖かったですぅ」

ハルヒ「それにしても何なのあいつら?さっきまで私達を奴隷にするとか言ってたのに
急に人が変わったように・・・」

ルルーシュ「飽きっぽい連中なんだろう。貴族なんてのはそんなもんさ」

ハルヒ「あ・・・そうだ、お礼言わないとね!助けてくれてありがとう!
あなた名前は?見たところ私達と同じ学園の生徒みたいだけど」

ルルーシュ「ルルーシュだ。ルルーシュ・ランペルージ」

ハルヒ「ルルーシュ、良い名前じゃない!それにしても凄いわねアンタ!
威張り腐ってた貴族を一言で退散させちゃうなんて!いったい何者?もしかして宇宙人とか!?」

ルルーシュ「はぁ?(何なんだこの女・・・)」

ハルヒ「あっ!自己紹介が遅れちゃったわね、私は涼宮ハルヒ!よろしくねルルーシュ!」

ルルーシュ「す、涼宮ハルヒ!!?」


20: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/16(金) 16:27:27.81 ID:JdWZJLTl0

ハルヒ「何?私の事知ってるの?」

ルルーシュ「ま・・・まぁな(こいつがあの涼宮ハルヒだと?クソ、厄介なのと絡んでしまった・・・)」

ハルヒ「じゃあ当然SOS団の事も知ってるわよね?」

ルルーシュ「え?・・・・あぁ」

ハルヒ「だったら話は早いわ!ルルーシュ、あなたをSOS団の団員として迎え入れてあげる!」

ルルーシュ「・・・はぁ?」

ハルヒ「だから、あんたをSOS団6人目の団員として迎え入れてあげるって言ってるの♪」

ルルーシュ「結構!!俺は生徒会の副会長をやっていてな。悪いが他の部
にかまけてる時間はない」

ハルヒ「あら、あんた生徒会の人間だったの。時間なんて無理矢理作ればいいのよ
他の部と掛け持ちしてる人なんて生徒会の中にも一人くらいいるでしょ?
問題ないわ!今日この時をもってあなたをSOS団の新入団員とします!終わり」

ルルーシュ「おい、勝手に終わらせるな!!」

ハルヒ「それじゃあね!今日の放課後他の団員にも紹介してあげるから
生徒会室に行く前に絶対先にこっちに顔を出すのよ!来ないと死刑だから♪」

ルルーシュ「おい!!俺の意見は無視か!!」


22: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/16(金) 16:28:27.63 ID:JdWZJLTl0

ルルーシュ「待て、だいたい何処に行けばいいんだ!?」

ハルヒ「文芸部室よ!副会長なら場所くらい分かるでしょ。それじゃあ放課後ね♪」

みくる「待ってますねルルーシュさん」ニコッ

ルルーシュ「お、おい待て!!」

タッタッタッタッタ

ルルーシュ「・・・・な、何て自分勝手な女だ」




---------その日の放課後(文芸部室)

ハルヒ「みんなちゅうも~く!今日は我がSOS団にとって素晴らしいニュースがあるわよ!」

キョン「何だ来て早々。その素晴らしいニュースとやらの前に、古泉が報告する事が
あるらしいぜ」

ハルヒ「報告?何古泉くん?」

古泉「昨日、涼宮さんが下校された後に生徒会の方が来たのですが
どうやら部の申請の件は許可できないそうです」

ハルヒ「何だ、いいわよそんな事どうだって。元々大して期待してなかったし」


23: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/16(金) 16:29:21.76 ID:JdWZJLTl0

キョン「意外な反応だな。お前の事だからどうせまた生徒会室に乗り込むだのと
言い出すのかと思ったが」

ハルヒ「そんな物騒な事言うわけないじゃない!私は無駄な争い事は嫌いなの」

キョン「(昨日と同じ口が言っているとは思えんな)」

古泉「それで、ニュースというのはいったい何でしょうか?」

ハルヒ「ふふ~ん♪実は我がSOS団に新入団員が入る事になりました!!」

キョン「なに!?」

古泉「ほお・・・」

キョン「(嫌な予感しかしないな・・・・宇宙人未来人超能力者ときたら
遂に今度は異世界人の登場か?勘弁してほしいぜ)」

古泉「非常に興味深いですね。新入団員とはいったいどなたですか?」

ハルヒ「それはまだ秘密♪もう暫くすれば来ると思うわ。実はみくるちゃんは知ってるんだけど
なかなか良い男だし、何となくだけど古泉くんとは話が合いそうな気がするわ!」

キョン「(女の線は消えたか・・・)何で朝比奈さんは知ってるんです?」

みくる「今朝あたしと涼宮さんはブリタニアの貴族の人に絡まれてしまったんです・・・
その時助けてくれた男の人がいて」

ハルヒ「そいつを私がスカウトしたってわけ♪」


26: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/16(金) 16:32:39.93 ID:JdWZJLTl0

キョン「貴族に絡まれたって、怪我とかしませんでしたか!?」

みくる「はい。その人が助けてくれましたから」

ハルヒ「困ってる人を助ける。それも相手は貴族だっていうのに
なかなか出来る事じゃないわ!キョン、あんたも見習いなさい!」

キョン「(是非見習いたいもんだ。それにしても、貴族に絡まれていた人を
助けるとは・・・仮にその新入団員とやらが異世界人やエイリアンだったとしても
少なくとも悪い奴ではなさそうだな)」

古泉「素晴らしい正義感の持ち主のようですね。我らが団長と麗しき朝比奈さんを
窮地から救い出した方とあらば、お礼の言葉を送らなければなりません」

キョン「まぁそうだな。お前はどうか知らんが、貴族を相手にするなんて
少なくとも俺には到底無理だ。尊敬するぜ」

ハルヒ「でしょ!頭も良さそうだし正義感は抜群だし良い男だし
SOS団の団員たる資格と資質を十分に兼ね備えた逸材だと思うわ!」

キョン「(はて、ハルヒは俺にもその団員たる資格や資質を見出しているのだろうか?)」

みくる「きっとキョンくん達ともすぐに仲良くなれると思いますよ!」

キョン「はは、そうですか。朝比奈さんが言うなら間違いないでしょうね」

コンコンコンッ

ハルヒ「あっ!来たみたいよ!!入っていいわよ!」


27: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/16(金) 16:33:16.43 ID:JdWZJLTl0

ガチャッ

ルルーシュ「・・・・」

ハルヒ「よく来てくれたわ!みんな紹介するわね、彼が新入団員の
ルルーシュ・ランペルージ君よ!」

キョン「なっ・・・・」

長門「・・・・」

古泉「これは驚きましたね。まさか新入団員が彼だったとは」

ハルヒ「古泉くんルルーシュの事知ってるの?」

古泉「えぇ、昨日初めてお会いしたばかりですが」

キョン「おいハルヒ、その人は生徒会の副会長だって事知ってるんだろうな?」

ハルヒ「勿論知ってるわよ!何か問題でもあるの?」

キョン「いや・・・・別にないが(昨日まで生徒会を目の敵にしてただろうが)」

ルルーシュ「言っておくが、俺はこんなわけの分からん部に入るつもりなどないからな」

ハルヒ「はぁ!?何よそれ!!話が違うじゃない!!」

ルルーシュ「話が違うも何も、お前とまともな話をした覚えなどない!
人の意見も聞かず一方的に話を進めただけじゃないか!」


28: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/16(金) 16:34:27.77 ID:JdWZJLTl0

キョン「(だろうと思ったぜ。この人が自ら入団を希望するなんてとても思えんからな
まぁこの人に限らずそんな物好きはこの世に一人としていないだろうが)」

ルルーシュ「だからここでキッパリと言っておく!俺はお前の部には入らない!
諦めるんだな!」

ハルヒ「そんな勝手は通用しないわ!だいたい入団したての新米が団長に
意見しようなんて100万年早いのよ!」

ルルーシュ「勝手を言っているのはお前の方だろ!それに俺は入団などしていない!」

ハルヒ「ふーん、どうしても入らないつもり?」

ルルーシュ「当たり前だ」

ハルヒ「キョン、そこにあるデジカメとって!それとみくるちゃんちょっとこっち来て!」

みくる「へ?あたしですか?」

キョン「おいハルヒ、お前まさかまたあれをする気じゃ・・・」

ハルヒ「フフーン♪」

ルルーシュ「あれというのはコンピュータ研の部長を陥れた際に使った策の事か?」

ハルヒ「!?」

ルルーシュ「フン、図星のようだな」


30: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/16(金) 16:36:23.72 ID:JdWZJLTl0

ハルヒ「どうしてアンタがそんな事知ってるのよ!?」

ルルーシュ「ここに来る前にお前がこれまでにとった奇行愚行の数々を
調べただけだ。俺にはそんな安い手は通用しない」

ハルヒ「くぅぅ・・・・・」

キョン「(あのハルヒが完全に押されている・・・やるな副会長)」

ルルーシュ「打つ手無しといったところかな?では俺はこれで失礼する」

ハルヒ「待ちなさい!じゃあ将棋で勝負しましょう!!」

ルルーシュ「将棋?」

ハルヒ「そう!アンタが勝ったら入団の件は諦めるわ。ただし私が勝ったら」

ルルーシュ「入団というわけか」

ハルヒ「そう!」

ルルーシュ「いいだろう、面白い!将棋というゲームには前から興味もあったしな」

キョン「興味があったって・・・やった事ないのか?それじゃゲームにならんだろう」

ルルーシュ「駒の動かし方と基本的なルールさえ把握できれば後は何の問題もない」

キョン「問題ないって・・・将棋には定跡ってものがあってだな
駒の動かし方が分かっただけじゃ話にならんぞ?」


31: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/16(金) 16:37:22.05 ID:JdWZJLTl0

古泉「大丈夫だと思いますよ。彼はチェスのエリア大会で何度も優勝している猛者です
駒の動きを理解しただけでも十分な実力を見せてくれると思いますよ」

キョン「そうなのか?」

ルルーシュ「あぁ。6連覇中だ」

キョン「ろ、6連覇だと・・・」

ハルヒ「相手にとって不足無しね!古泉くん、ルルーシュに駒の動かし方教えてあげて」

古泉「かしこまりました」


-------数分後

ルルーシュ「理解した。早速始めよう」

キョン「もう全部の駒の動きを把握したのか?ややこしい動きをする奴もあるから
俺なんかはちゃんと理解するのに結構時間がかかったが」

ハルヒ「アンタとルルーシュとじゃ頭の出来が違うんでしょ」

キョン「あぁそうかい」

ハルヒ「先手は私ね!」

ルルーシュ「お好きにどうぞ(確か将棋は取った相手の駒を使用できるんだったな
チェスよりもいろいろな策を組めそうだ。完膚なきまでに叩きのめしてやる)」


34: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/16(金) 16:38:35.55 ID:JdWZJLTl0

-------数分後

ハルヒ「王手!!!!」ビシッ

ルルーシュ「なっ!?」

キョン「おぉ!」

ハルヒ「勝負ありね!私の勝ち♪約束通りSOS団に入ってもらうからね!」

ルルーシュ「ありえない・・・俺がこの手のゲームで負けるなど・・・それもこんな奴に」

ハルヒ「フフーン♪まさか今更ゴネたりしないでしょうね?」

ルルーシュ「・・・フン、約束は守るさ」

ハルヒ「それでこそ男だわ!SOS団にようこそ!
今更自己紹介ってのもあれだけど一応しとくわね、私が団長の涼宮ハルヒ!
そこにいるメイド服の子は朝比奈みくるちゃん、ずっと本を読んでるのが長門有希!」

みくる「ルルーシュくん、よろしくお願いしますね」

ルルーシュ「え・・・えぇ」

ハルヒ「そんでそこに立ってる格好良いのが古泉くん!
冴えない顔をしてるのがキョンよ!」

古泉「古泉です、よろしくお願いします」


36: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/16(金) 16:40:06.94 ID:JdWZJLTl0

ルルーシュ「キョンというのは?」

キョン「勿論あだ名だ」

ハルヒ「みんなそう呼んでるから、アンタもそう呼ぶといいわ」

ルルーシュ「団員の顔と名前は分かった。ただ最後に一つだけ聞きたい事があるんだが」

ハルヒ「なに?」

ルルーシュ「生徒会室で申請書を見たときから謎だったんだが、この部・・・
いやSOS団というのは具体的に何をする団体なんだ?これまでの活動内容なども
加えて教えてくれると助かるのだが」

ハルヒ「いいわ、教えてあげる!それはね」

ルルーシュ「(まさか本当に宇宙人その他と一緒に遊ぶなどというふざけた
理由じゃないだろうな・・・・・・)」

ハルヒ「宇宙人や未来人、超能力者を見つけて一緒に遊ぶ事よ♪」

ルルーシュ「・・・・冗談だろ?」

ハルヒ「この場面で冗談なんて言うはずないじゃない。大マジよ」

ルルーシュ「くっ・・・・(俺の学園生活が・・・)」

キョン「心中察するぜ。ハルヒと関わっちまったのが運のつきさ。諦めろ」


37: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/16(金) 16:40:58.00 ID:JdWZJLTl0

-------その日の夜(ルルーシュの部屋)

C.C「それで結局そのSOS団とやらに入る事になったのか」

ルルーシュ「・・・あぁ」

C.C「良かったじゃないかルルーシュ。新しい友達ができて」

ルルーシュ「ちっとも良い事などあるか!」

C.C「だがお前の話を聞く限りではなかなか面白そうな奴じゃないか
その涼宮ハルヒという女は」

ルルーシュ「何処が面白いんだ。俺にはただの馬鹿としか思えん」

C.C「その馬鹿に将棋で負けたお前はいったい何なんだろうな」

ルルーシュ「今になって考えるとあの対局はおかしかった・・・
上手く説明できないが、身体が頭で考えてる事と間逆の行動をとっていたような
そんな感じだった。あれはいったい・・・」

C.C「何を意味の分からん事を言っている。言い訳とはらしくないな」

ルルーシュ「言い訳じゃない!確かにあの時、そんな感覚があったんだ・・・」

C.C「そうか、そんなに悔しかったのか。次は勝てるといいな坊や」

ルルーシュ「くっ・・・・」


38: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/16(金) 16:42:08.94 ID:JdWZJLTl0

ルルーシュ「取り敢えず、生徒会と黒の騎士団を両立しなければならない
俺にとって現状は好ましくない」

C.C「二つも三つもさして変わらんだろ」

ルルーシュ「普通の部活ならな。残念ながら涼宮ハルヒは勿論の事
SOS団なる団体もかなり異質と言わざるを得ない。たった一日関わっただけなのに
既に俺の頭はあの馬鹿女のせいでパニック状態だ。長く付き合えば必ず
黒の騎士団の、ゼロとしての活動の弊害となるだろう」

C.C「ではどうする?ギアスを使うか?」

ルルーシュ「フン、取り敢えず暫く様子を見て判断するさ」

C.C「そうかそうか、お前はいろいろと大変だな。ところでルルーシュ」

ルルーシュ「ん?何だ?」

C.C「宇宙人や未来人、超能力者とやらは本当にこの世に存在すると思うか?」

ルルーシュ「何だ急に?いるわけがないだろ。あの女の脳内にしか存在しないさ」

C.C「普通の人間から見れば、ギアスを使えるお前は十分超能力者に見えるんじゃないか?」

ルルーシュ「・・・・・何が言いたい?」

C.C「いや、ただお前がSOS団に入ったのは偶然ではなく
必然だったのかもしれないと思っただけさ」


40: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/16(金) 16:43:14.50 ID:JdWZJLTl0

ルルーシュ「気味の悪い事を言うな。偶然だ」

C.C「だといいな」



------数日後の日曜日

ハルヒ「じゃあさっき分けた班ごとに行動しましょう!
キョン、古泉くん、何か不思議なものをみつけたら直ぐに私に連絡すること!いいわね?」

キョン「あぁ、わかったよ」

古泉「了解しました」

ルルーシュ「待て!どうせなら俺もキョンや古泉の班に入りたいのだが・・・」

キョン「そうだな、この際男女で分けた方がいいんじゃないのか?」

ハルヒ「駄目よ!ルルーシュは今日が始めての不思議探しなんだから
最初は私がしっかり基礎を教えてあげないとね」

キョン「(何の基礎があるっていうんだ・・・)」

ルルーシュ「(奇天烈女に無口女・・・まともに話せるのは朝比奈みくるだけか・・・)」

ハルヒ「今9時だから、12時半になったらいつもの喫茶店に集合ね!それじゃ解散!!」


44: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/16(金) 16:45:05.06 ID:JdWZJLTl0

-----ハルヒ、ルルーシュ、朝比奈、長門班

ルルーシュ「で、不思議探しとは具体的に何をするんだ?」

ハルヒ「特別何かをする必要はないわ!ただ街を歩くだけよ」

ルルーシュ「そんな事だろうと思ったが、だったら俺が向こうの班に行っても
問題なかっただろ・・・」

ハルヒ「何処か行きたい所とかある?」

ルルーシュ「ない」

ハルヒ「有希は?」

長門「ない」

ルルーシュ「(そういえばこいつの声を聞いたのは初めてな気がする)」

ハルヒ「みくるちゃんは?」

みくる「新しいお茶の葉を買いたいんですけど」

ハルヒ「いいわよ!じゃあ駅前のデパートに行きましょう!」

ルルーシュ「はぁ・・・」


45: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/16(金) 16:45:42.24 ID:JdWZJLTl0

--------キョン古泉班

キョン「さて、何処で時間を潰したもんかね」

古泉「少しよろしいでしょうか?」

キョン「何だ?トイレか?」

古泉「いえ、そういう事ではなくて。ルルーシュさんの事をどう思いますか?」

キョン「ルルーシュ?どう思うって言われてもな。入団以来毎日部室に
顔を出してるし、今日だって休日だってのにああやって集合してるんだ
悪い奴ではないと思うぞ」

古泉「えぇ、僕もそう思います。しかし」

キョン「しかし、何だ?」

古泉「涼宮さんが宇宙人や未来人や超能力者と一緒に遊びたいと望んだ結果
僕や長門さんや朝比奈さんが集まりました。では彼は何者なのか?と思いませんか?」

キョン「思わんね。俺みたいにただ単に集められただけなのかもしれないだろ」

古泉「言っておきますが、アナタはただ単に集められたわけではありませんよ
普通の人間である事は間違いありませんが、涼宮さんがそう望んだ以上必ず理由があります
その理由に関して個人的な見解があるのですが、お聞きしますか?」

キョン「聞きたかないね」

古泉「そう言うと思いました」


47: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/16(金) 16:46:47.03 ID:JdWZJLTl0

古泉「何か理由あがあるはずなんですよ。涼宮さんがルルーシュさんを
SOS団に入れたのには必ず」

キョン「窮地のハルヒと朝比奈さんを助けたってのは理由にならんのか?」

古泉「そのくらいで涼宮さんが目をつけるとは到底思えませんね」

キョン「だったら何だ、あいつは異世界人だとでも言いたいのか?」

古泉「勿論その可能性はありますが、まだ何とも。一応調べてはいるのですが」

キョン「調べる?ルルーシュをか?」

古泉「えぇ。何しろ急に現れた新団員ですからね。徹底的に調べてますよ」

キョン「だったら何か分かってるんじゃないのか?」

古泉「それがさっぱりでしてね。ここ数日、複数の機関の人間が彼を監視
していたのですが、目ぼしい情報はこれといってありませんでした」

キョン「だったら普通の人間なんだろ。お前の早とちりだ」

古泉「そうかもしれませんね。監視係は揃って『何も異常はない』ばかりですし
ただそれ以外にも気になる事があるんですよ」

キョン「何だ?」

古泉「現在の彼の状況です。現在彼は妹さんと一緒に学園内にあるクラブハウス
で生活しています。両親はおらず、アッシュフォード家が経済的な面での支援を
行っているようです」


48: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/16(金) 16:47:52.85 ID:JdWZJLTl0

キョン「何でアッシュフォード家がルルーシュ兄妹の支援をしてるんだ?」

古泉「不明です。出生や経歴を調べようにも情報が全く出てきませんでした
それらの事を踏まえて考えても、やはり僕には普通の人間という風には思えません」

キョン「いっその事直接本人に聞いてみたらどうだ?」

古泉「それは少々危険な気がしますね。なんというか、彼に大しては慎重に
対応した方が良いように思います」

キョン「他には何かないのか?」

古泉「監視初日にあがってきた情報なのですが、どうやら彼は同棲しているようです」

キョン「なに!?お前さっきは妹と二人暮らしって言ってたじゃないか」

古泉「表ではそういう事になっていますが、実際は違うようです
彼自身その事実はオープンにしていません」

キョン「同棲だと・・・相手はどんな奴だ?可愛いのか?」

古泉「とびっきりの美人だとの報告を受けています」

キョン「くそっ・・・・なんて羨ましい奴だ」

古泉「おや、あなたもそのような願望をお持ちなのですか?」

キョン「そりゃ俺も健康な男子だからな。人並みには持ち合わせてるつもりだ」


49: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/16(金) 16:48:46.08 ID:CeZgogBUI

時系列はいつ頃?


50: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/16(金) 16:50:24.51 ID:JdWZJLTl0

>>49
ハルヒ側は夏休み明け
ギアス側は九州戦役~学園際の間って設定してるけど
所々都合よく変えてる場所があります


51: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/16(金) 16:51:29.43 ID:JdWZJLTl0

キョン「そういえば、ルルーシュが入団するキッカケになった
あの対局の事なんだが・・・あれにはやっぱりハルヒパワーが絡んでたのか?」

古泉「えぇ、恐らくそうでしょうね。普通にやれば涼宮さんがあの手のゲームで
彼に勝つ事は到底無理でしょう。何としても勝ちたいという強い思いが
あの結果を生んだのでしょう」

キョン「俺でも分かるようなあからさまなミスを連発してたもんな、あいつ。
なるほど、やっぱりハルヒの力が原因だったわけか」

古泉「彼に関してはもう少し調査を続けようと思ってます。何か新しい事が
分かったらすぐにあなたにお教えしますよ」

キョン「その事なんだがな、長門の意見も聞いてみたらどうだ?
あいつならお前が掴んでないような情報も知ってるだろうよ」

古泉「先日尋ねてみましたが、我々同様調査中との事です
統合思念体でさえ彼の調査には苦労しているようですね」

キョン「そうなのか。朝比奈さんは?」

古泉「朝比奈さんに関してはそれらの事を疑ってすらないでしょうね
彼に何の疑問も感じず過ごしている様子を見る限り、未来から特別な指示や連絡は
受けていないのだと思います。・・・と、もうすぐ12時です、そろそろ戻りましょう」

キョン「そうだな」


54: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/16(金) 16:52:43.68 ID:JdWZJLTl0

------その日の夜(ルルーシュの部屋)

ガチャッ

C.C「おかえりルルーシュ。あまりに帰りが遅いから勝手にピザを頼ませてもらったぞ」

ルルーシュ「・・・お前、また許可なく人のキャッシュカードを使ったな」

C.C「仕方ないだろ。私に餓死しろとでもいうのか?」

ルルーシュ「一食抜いたくらいで餓死するわけないだろ」

C.C「全く、うるさい男だ。それにしても随分と遅かったな
不思議探しだったか?成果はあったのか?」

ルルーシュ「あるわけないだろ。一日中街中を歩き回ってただけだ
デパートでお茶の葉を買ったり、図書館で本を読んだり、喫茶店で食事をしたり・・・」

C.C「まるで小学生の休日だな」

ルルーシュ「同意してやる。まったく、貴重な休みを潰された気分だ」

C.C「そんなに嫌なら何故毎日甲斐甲斐しく部室に顔を出す?それに今日は休日だ
いろいろと理由をつければ回避する事だって出来ただろう?」

ルルーシュ「少々興味のある事があってな」

C.C「興味?何の事だそれは?」

ルルーシュ「涼宮ハルヒ」


56: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/16(金) 16:54:06.42 ID:JdWZJLTl0

C.C「・・・涼宮ハルヒに興味があると?」

ルルーシュ「ああ」

C.C「やれやれ、散々文句を言っておきながらほの字と言うわけか」

ルルーシュ「おい、勘違いするな。興味があるとはそういう意味ではない」

C.C「じゃあどういう意味だ?」

ルルーシュ「お前には黙っていたが、俺はここ数日間何者かに監視されていてな」

C.C「監視?まさかブリタニアの!?」

ルルーシュ「最初は俺もそう思った。だから黒の騎士団を使い監視している者を
一人拘束し、ギアスを使って尋問をしてみた。どうやら俺を監視しているのは
ブリタニアとは無関係の『機関』と呼ばれる組織の人間らしい」

C.C「機関?」

ルルーシュ「そして俺の身近にその機関とやらのメンバーがいる事もわかった」

C.C「それが涼宮ハルヒか?」

ルルーシュ「いや、あいつじゃない。古泉一樹だ」

C.C「こいずみいつき?誰だそれは」

ルルーシュ「SOS団の副団長。今では涼宮ハルヒの太鼓もちと化してる男だ」


57: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/16(金) 16:55:21.70 ID:JdWZJLTl0

C.C「その太鼓もちの所属する組織がお前を監視する理由は何だ?」

ルルーシュ「どうやら機関とやらは俺だけじゃなく涼宮ハルヒも監視しているらくてな」

C.C「何の為にだ?」

ルルーシュ「あの女には自分の願望を現実に反映させる能力があるようだ」

C.C「願望を現実に?」

ルルーシュ「これまでも無意識の内に数多くその力を発揮しているようだ。
宇宙人や未来人、超能力者を見つけて一緒に遊ぶ・・・実はこの願いも既に成就している」

C.C「ほう」

ルルーシュ「SOS団にいるメンバーの内、長門有希は宇宙人で、朝比奈みくるは未来人
そして機関に属している古泉一樹は超能力者との事だ」

C.C「SOS団ってのはお前を含めて6人じゃなかったか?残りの1人は何者なんだ?」

ルルーシュ「キョンの事か?あいつはただの人間らしい。何故涼宮ハルヒによって
召集されたかは謎だそうだ」

C.C「お前は超能力者枠か?」

ルルーシュ「・・・まぁ、そうなるだろうな」

C.C「何となく分かってきた。要するにその機関とやらは唐突に涼宮ハルヒの前に
現れたお前が何者なのかを調べているという事だな?」


60: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/16(金) 16:56:53.71 ID:JdWZJLTl0

ルルーシュ「あぁ。機関の中には涼宮ハルヒを神だと主張する者まで
いるらしくてな、神経質にならざるを得ないのだろう」

C.C「自分の願望を現実世界に反映させる能力か。確かにまるで神だな」

ルルーシュ「尋問をした機関の人間は知らなかったが、恐らく涼宮ハルヒのその力は
ギアスによるものだろう。何か心当たりはあるか?」

C.C「ないな。少なくとも私は女と契約した事など一度もない」

ルルーシュ「では別の契約者がいるという事か・・・。まぁいい、そいつも一緒に
篭絡してやる」

C.C「なるほど、お目当ては涼宮ハルヒの力だったか。だから嫌々SOS団の活動に
参加していたというわけか」

ルルーシュ「あいつのギアスがあれば、日本の開放もブリタニアの破壊も
洗脳次第で容易に達成できるからな。藤堂以上に得難い存在だ
今思えば、俺があいつに将棋で勝てなかったのは当たり前だったんだ
あいつが勝ちを望んでいた以上、俺に勝ち目などハナから無かったんだからな」

C.C「篭絡するのは簡単だろう。お前が先にギアスをかければ済む話だ
わざわざ団の活動に参加する必要は無いんじゃないか?」

ルルーシュ「勿論最終的にはあの女にギアスをかけるつもりだ。
だがその前に、それの妨げになるであろう障害を何とかしなくてはならない」

C.C「機関か?」


63: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/16(金) 16:59:12.96 ID:JdWZJLTl0

ルルーシュ「機関だけじゃない。聞けば長門有希と朝比奈みくるも
涼宮ハルヒの監視や保護を目的として存在しているようだからな。
少なくとも三つの勢力を無力化してからでないと、あの女には手を出せない」

C.C「その連中もギアスで操ってしまえばいいだろ」

ルルーシュ「機関はかなり大きな組織だ。それに長門有希のように涼宮ハルヒの
監視を目的とした宇宙人は数多く存在している。そいつら全員にギアスをかけろと?
未来人の一派など、その規模を考えるだけで頭が痛くなる」

C.C「全員殺すよりは時間はかからんと思うがな」

ルルーシュ「下手に手は打てないさ。何しろ相手はブリタニアよりもタチの悪そうな連中だ
機関の方は俺を監視していた奴全員にギアスをかけ、徐々に掌握しつつあるが
宇宙人と未来人・・・こいつらもある程度無力化せねば、仮に涼宮ハルヒにギアスをかけた
ところで、俺が殺されて終わりだ」

C.C「何だ、結局全員にギアスをかけるんじゃないか」

ルルーシュ「全員にかける必要は無い。取り敢えず末端の人間を掌握する事ができれば
黒の騎士団を使って残った連中は容易に始末する事ができるはずだ
その為にはやはりあの三人!古泉、長門、朝比奈を何とかするのが先だな」

C.C「忙しくなりそうだな。頑張れよルルーシュ」

ルルーシュ「なに、すぐに終わらせてやるさ(ベストは宇宙人の勢力、未来人の勢力
超能力者の勢力を一気に黒の騎士団に吸収させる事だが、流石にそこまで上手くはいかないだろう
とにかく涼宮ハルヒの力さえ手に入れば、それだけでいい)」


65: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/16(金) 17:01:18.77 ID:JdWZJLTl0

------数日後(文芸部室)

ルルーシュ「チェックメイト」

古泉「どうやらまた僕の負けのようですね」

ルルーシュ「・・・お前、わざとやってるんじゃないだろうな?」

古泉「とんでもない、僕は毎回本気でやっていますよ」

ルルーシュ「どうだか」

キョン「ルルーシュは強すぎるし、古泉は弱すぎる」

古泉「だそうですよ」

ルルーシュ「フン」

古泉「そういえば涼宮さんがまだ来てませんね。今日は掃除当番か何かなのですか?」

キョン「さぁな。ホームルームが終わるなり物凄いスピードで教室を出て行ったから
少なくとも掃除当番ではないと思うが、何処で何をしてるかは知らん
またよからぬ事を企んでなければいいが・・・」

古泉「この時期は涼宮さんが目をつけそうなイベントが目白押しですからね
文化祭に体育祭、大人しくしておけというのが無理な話です」

キョン「はぁ~、やれやれだ」


70: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/16(金) 17:05:58.12 ID:JdWZJLTl0

ガチャッ

ハルヒ「やっほー!みんなお待たせ!!」

ルルーシュ「噂をすればだな」

ハルヒ「噂?」

ルルーシュ「いや、何でもない。こっちの話だ」

キョン「この時間まで何処で何してたんだ?」

ハルヒ「ちょっと生徒会室までね!」

ルルーシュ「生徒会室?何の用があってだ?」

ハルヒ「そんなの、文化祭でやる出し物の申請に決まってるじゃない!」

ルルーシュ「文化祭の出し物だと?あぁ、お前のクラスでやる出し物の申請か」

ハルヒ「クラスの出し物なんて興味ないわ!私が申請してきたのはSOS団の出し物よ」

ルルーシュ「おい、何をやるつもりか知らんが、俺達は何も聞いていないぞ!」

ハルヒ「当たり前じゃない。今から発表するんだから」

ルルーシュ「(相変わらず自分勝手な女だ!)」

キョン「で、何をしようってんだ?」


71: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/16(金) 17:06:29.15 ID:JdWZJLTl0

ハルヒ「いいわ、じゃあ発表するわね!みくるちゃんと有希もちゃんと聞いておくのよ」

みくる「は、はぁ~い」

長門「・・・・」

ハルヒ「今年の文化祭、我がSOS団は!!」

キョン「(どうか普通の事であってくれ)」

ハルヒ「超巨大ピザを作ります!!」

キョン「(祈るだけ無駄だったか・・・)」

ルルーシュ「巨大ピザだと?」

ハルヒ「甘いわルルーシュ!超巨大ピザよ!」

ルルーシュ「・・・・・超のあるなしはそんなに重要か?」

ハルヒ「当たり前じゃない!巨大ピザなんてそこらのチェーン店だってメニューとして
取り入れてるわ!私達が作るのは未だかつて誰も見たことがないような超巨大なピザなのよ!」

みくる「あの~、どのくらい大きいものを作る予定なんですか?」

ハルヒ「そうね~、直径12mくらいかしら!」

キョン「そんな大きなピザ作れるはずないだろ」


74: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/16(金) 17:08:25.68 ID:JdWZJLTl0

ハルヒ「やってみないと分からないじゃない」

ルルーシュ「やらなくても分かる。仮に直径12mのピザを作るとして
それだけの大きさの生地を作るのに必要な強力粉や薄力粉はどこから調達するつもりだ?
細かく言えば他にも様々な材料が必要になる。それらを購入するだけの金は何処にある?」

ハルヒ「文芸部の部費で何とかなるんじゃない?」

ルルーシュ「なるわけないだろ!学園内にある全ての部活の部費を合わせても
不可能だ!」

キョン「(いいぞルルーシュ、もっと言え)」

ルルーシュ「まだあるぞ、12mもある超巨大なピザをどうやって焼くつもりだ?
それ相応の巨大オーブンが必要になるが、そんなもの恐らくこの世の何処にも存在しない
考えれば考えるほど不可能だ。どうせ申請は通らんだろうな」

古泉「確かに現実的に考えると少々厳しいかもしれませんね」

ハルヒ「はぁ~、アンタもまだまだねルルーシュ」

ルルーシュ「何だと?」

ハルヒ「若い内からそうやって何でもやる前から出来るわけがないって決め付けてると
将来つまらない大人になってつまらない人生を歩む事になるわよ!
若い内はどんなに失敗しても取り返しがつくんだから、どんどんいろんな事に挑戦しないと
駄目なの!」

キョン「言いたい事は分かるが、金銭的な事を考えると現実的に厳しいのは事実だろ?」


75: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/16(金) 17:10:00.77 ID:JdWZJLTl0

ハルヒ「大事なのは最初の一歩を踏み出す事よ!
お金の問題なんて踏み出して壁にぶち当たってから悩めばいいの!
踏み出す前からあれこれ考えてそのまま立ち往生なんて愚の骨頂だわ!」

ルルーシュ「!!(そうだ、最初は不可能だと思っていたブリタニアとの戦争だって今は・・・)」

キョン「踏み出さない勇気というのも時と場合によってはだな」

ルルーシュ「いや、涼宮の言うとおりだ」

キョン「へ?」

ルルーシュ「やりもしない内から諦めるのは確かに良くない」

キョン「おいおい正気か?途中で頭打ちになるのは目に見えてるぞ?」

ルルーシュ「それが行動の結果なら意味はある。だが、行動する前に諦めていては
何の意味もない。俺は涼宮に協力する」

ハルヒ「よくぞ言ったわルルーシュ!そう、何事も行動する事が大事なのよ!
みくるちゃんと有希も協力してくれるわよね?」

みくる「はい、勿論です」

長門「・・・」コクッ

ハルヒ「古泉くんは?」

古泉「えぇ、協力させていただきます」


77: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/16(金) 17:11:11.60 ID:JdWZJLTl0

キョン「(なんだなんだ、急に俺だけ一人になっちまったぞ・・・)」

ハルヒ「みーんな協力してくれるそうよ!アンタはどうするの?」

キョン「・・・分かったよ、俺も協力する」

ハルヒ「フフーン♪じゃあ決まりね!」

キョン「ただ俺たちの意見がまとまっても生徒会に出した申請書が通らなかったら
何の意味もないぞ。どうするんだ?」

ルルーシュ「問題ない。俺が何とかしておく」

キョン「そういやお前は副会長だったな・・・」

ハルヒ「じゃあ申請書の件はルルーシュお願いね!それから他にも決める事が
いっぱいあるから今週の土日は泊りがけでみんなで作戦会議をしましょ!」

キョン「泊りがけって、これだけの人数何処に泊まれる家がある」

ハルヒ「アンタん家は?」

キョン「夏休みの時に一回来た事あるだろ?六人も寝られん」

古泉「ルルーシュさんの家はどうでしょうか?」

ルルーシュ「俺の家?」

古泉「えぇ。クラブハウスの中ですし、大人数が寝るスペースもあるのではないかと思いまして」


79: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/16(金) 17:12:17.92 ID:JdWZJLTl0

ルルーシュ「(こいつ、単に俺の部屋やクラブハウスの中に入って
直接調査がしたいだけだな。まぁ調べられたところで何も出ないが)」

古泉「どうでしょうか?迷惑なようでしたら別の所を探しますが」

ルルーシュ「別に構わないぞ」

ハルヒ「本当!?じゃあ週末はルルーシュの家でお泊りって事で!
みんないいわね?」

みくる「分かりました~」

キョン「やれやれだ」

ルルーシュ「泊まるのはいいんだが・・・前にも言ったが俺には妹がいてな
目と足が不自由で音に物凄く敏感なんだ。だから出来るだけ大きな音を
立てないように注意してくれると助かる」

ハルヒ「妹がいたのは知ってたけど、目と足が不自由だなんて始めて知ったわ・・・大変ね。
分かったわ!みんなも大丈夫よね?」

キョン「あぁ、勿論さ」

古泉「了解しました」

みくる「分かりましたぁ」

長門「分かった」

ルルーシュ「ありがとう・・・助かるよ」


80: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/16(金) 17:14:23.07 ID:JdWZJLTl0

------その日の夜(ルルーシュの部屋)

C.C「お泊り会だと?」

ルルーシュ「あぁ」

C.C「この部屋にもそいつらは来るのか?」

ルルーシュ「まぁ、そうなるだろうな」

C.C「その間私はどうしていればいい?」

ルルーシュ「恐らく機関の連中は俺の家にお前が出入りしている事を知っているだろう
だがギアスの媒介者とまでは知らないはずだ。ギアスの存在自体知らないだろうしな
精々俺の恋人程度にしか思っていないだろうから、別にいてもいなくても構わんぞ」

C.C「じゃあお言葉に甘えてここにいさせてもらおう」

ルルーシュ「ただし、あいつらの前では俺の恋人役を演じてもらう」

C.C「・・・なんだと?」

ルルーシュ「他の連中はともかく、古泉一樹は恐らく俺とお前の関係を探りたがっている
ここ数日俺を監視した事で得た唯一の情報と言ってもいいだろうからな
だから誤魔化す必要があるんだ、頼んだぞC.C」

C.C「別に構わんが、私の愛は少々過剰な上に情熱的だぞ?覚悟はあるんだろうな?」

ルルーシュ「寧ろそのくらいの方がいい。中途半端な演技では見破られる」


82: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/16(金) 17:15:20.83 ID:JdWZJLTl0

C.C「フフフ、そうかそうか。よし、任せておけ」ニヤッ

ルルーシュ「(これで古泉への対策は万全だ。調べたければ
好きなだけ調べればいい。その分お前の俺に対する疑いは薄くなる)」




--------土曜日(クラブハウスの前)

ハルヒ「キョン!遅刻よ!!」

キョン「時計を見ろ、待ち合わせの時間より20分も早いじゃないか!
お前達が早すぎるんだ」

ハルヒ「うるさいわね!とにかく一番遅く来たんだから罰金よ罰金!」

キョン「へいへい」

古泉「では全員揃った事ですし、チャイムを鳴らしましょうか」

ハルヒ「あっ!待って古泉くん!」

古泉「何でしょう?」

ハルヒ「妹さんは音に敏感だって言ってたでしょ!ルルーシュに電話して
着いたから開けてって言えばいいんだし、鳴らさなくていいわ」

古泉「そうですね。流石涼宮さん、僕は配慮が足りませんでしたね」


83: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/16(金) 17:16:08.78 ID:JdWZJLTl0

ガチャッ

ルルーシュ「入っていいぞ。それにしても思ったより早かったな」

キョン「集まりの速さだけが取り柄のような団だからな」

ルルーシュ「フッ、確かにそうだな」

ハルヒ「おっ邪魔しま~~す!!」

みくる「お邪魔しますぅ」

ドタドタッ

ハルヒ「へ~。クラブハウスの中って初めて入ったけど、やっぱり広いわね~!」

ルルーシュ「ここは俺達兄弟以外はアッシュフォード家の人間しか使用していないから
殆どのスペースが空いている状態なんだ。文化祭の作業をするには持ってこいだろう」

ハルヒ「えぇ、素晴らしいわ!」

キョン「お前の部屋やらは何処にあるんだ?」

ルルーシュ「二階だ。そこにお前達が今日泊まる部屋や妹の部屋
リビング、キッチンがある。これから案内する」

ハルヒ「ねぇ、もしかしてあそこにいるのがルルーシュの妹さん?」

ルルーシュ「ん?なっ・・・(いくらなんでも登場が早すぎるぞC.C!!)」


84: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/16(金) 17:17:15.53 ID:JdWZJLTl0

C.C「よく来たな、私はC.C」

ハルヒ「シーツー?変わった名前ね。シーツー・ランペルージって言うの?」

C.C「いずれはそうなるだろうな」

ハルヒ「いずれ?」

ルルーシュ「こいつは妹じゃない。俺の妹はもっと品のある顔をしている」

キョン「(まさかこの人が古泉の言ってたルルーシュの同棲相手か?)」

ハルヒ「じゃあ誰なの?」

ルルーシュ「俺の・・・・・・俺の彼女だ」

ハルヒ「えぇ!!?」

みくる「ふえぇぇ!?」

ハルヒ「ルルーシュ、アンタ・・・彼女なんていいたの!?」

ルルーシュ「ま・・・まぁな」

ハルヒ「そんな大事な事なんで今まで黙ってたのよ!水臭いじゃない!」

キョン「(そりゃお前には言いたかないだろうよ。あれこれ引っ掻き回されるのがオチだからな
それにしても、古泉の言う通り本当に美人だな・・・)」


85: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/16(金) 17:18:04.44 ID:JdWZJLTl0

C.C「付き合っているだけではないぞ、既に同棲している」

ハルヒ「えぇ!?」

みくる「ふえぇぇ!?」

ハルヒ「本当なのルルーシュ?」

ルルーシュ「ま・・・まぁな」

みくる「まだ高校生なのに同棲なんて・・・凄いですね」

ハルヒ「アンタやるじゃない!いっつも女子にそっけないから
もしかしたら実はあっち系の人なんじゃないかって心配してたのよ!正常で安心したわ」

ルルーシュ「・・・それは何よりだ」

古泉「ちょっとよろしいでしょうか?」

C.C「何だ?」

古泉「ルルーシュさんとはいつ、何処で知り合ったのですか?」

C.C「今年の春先だ。こいつが私をナンパしてきてな」

ルルーシュ「なっ・・・・!」

ハルヒ「えぇ!?ルルーシュ、アンタってそんなキャラだったの!?」

ルルーシュ「名誉の為に言わせて貰う、断じて違う!C.C、適当なことを言うな!」


86: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/16(金) 17:19:02.70 ID:JdWZJLTl0

C.C「街を歩いていたらで急に呼び止められてな
『一目惚れしたので付き合ってほしい』と求愛されたんだ」

キョン「まるで谷口だな・・・」

古泉「これは意外ですね。アナタにそのような一面があったとは」

ルルーシュ「おい、お前達人の話を聞け!!」

C.C「照れるな照れるな。顔が真っ赤だぞ」

ルルーシュ「顔が真っ赤なのは怒っているからだ!照れているわけじゃない!」

C.C「そうかそうか、ではもっと真っ赤にしてやろう」

ルルーシュ「なに!?うわっ、何を!!」

ブチュー

C.Cはルルーシュの唇にキスをし
舌を絡めだした

ハルヒ「え、えぇ!!?」

みくる「ひゃ・・・ひゃゃゃぁ///」

キョン「お・・・・おぉ」

長門「・・・・」
レロレロ・・・・レロレロ


88: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/16(金) 17:19:49.13 ID:JdWZJLTl0

ルルーシュ「ぬっ・・・・・・・・・・」

プハッ

C.C「何故放す?これからが本番だというのに・・・」

みくる「ほ・・・本番///」プシュー

ドテッ

キョン「あ、朝比奈さん!!」

ルルーシュ「きゅ、急に何をするんだこの魔女!!」

C.C「何を焦っているんだ?いつもやっている事じゃないか」

ルルーシュ「くっ・・・(こいつ、さては最初から俺を困らせるのが目的だったな)」

キョン「いつもやっているのは構わんが、人目くらいはばかってくれよ
朝比奈さんがショートしちまったじゃないか」

ルルーシュ「いつもなどやっていない!」

C.C「それは失礼した。その娘には少々刺激が強すぎたな
ん?お前は平気なようだな?」

ハルヒ「へ?ま・・・・まぁね」

キョン「(ハルヒも珍しく動揺してるな。まぁあんなもん目の前で見せられたら無理もない)」


89: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/16(金) 17:21:05.70 ID:JdWZJLTl0

C.C「この通り、私達は何人の立ち入る隙もないくらいにラブラブだ
他に何か質問はあるか?」

古泉「いえ、ありません。それにしてもアナタが羨ましいですよ
このような美しい人に想われていて」

C.C「だろう?こいつはその辺の認識が全くなくてな。困った奴だ」

ルルーシュ「お前・・・・・」

C.C「私はこれから少し出かけてくる。お前は早くそいつらを部屋に案内してやれ
いつまでもこんな所で立ち話もなんだろう」

ルルーシュ「出かける?何処へ?」

C.C「秘密だ。ではな」

ガチャッ・・・バタンッ

ルルーシュ「全く、変な女だ」

ハルヒ「それにしても何ていうか・・・凄い情熱的な人ね!
まさか人前であんなことするなんて、ちょっとビックリしちゃったわ」

ルルーシュ「あいつは頭の方が少し弱いんだ。あまり気にしないでくれ
それより部屋に案内する、着いてきてくれ」


90: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/16(金) 17:23:01.41 ID:JdWZJLTl0

---------二階

ルルーシュ「右が古泉とキョンの部屋で、左が長門有希、朝比奈さん、涼宮の部屋だ」

ハルヒ「みくるちゃん、いつまで寝てるの!早く起きなさい!」

ビシバシッ

キョン「おいハルヒ!そんな起こし方があるか!もっと優しく起こしてやれ!」

ハルヒ「うるっさいわね!何言っても起きないだから叩くしかないじゃない!」

キョン「何でお前はそう極端なものの考え方しかできないんだ」

ハルヒ「アホキョンは黙ってなさい!私には私の起こし方があるの!」

ビシバシッ

キョン「お、おい!!」

ルルーシュ「・・・何でもいいが、部屋に荷物を置いたらリビングに集まってくれよ
妹を紹介したい」

ハルヒ「分かったわ!みくるちゃんが起き次第向かうわね」

ビシバシッ

キョン「だから止めろっての!!」

みくる「zzz」


91: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/16(金) 17:25:43.23 ID:JdWZJLTl0

--------リビング

ガチャッ

キョン「あれ?ルルーシュはいないのか?」

みくる「妹さんを連れてくるって言ってさっき出て行きましたよ」

キョン「朝比奈さん、やっと目が覚めたんですか」

みくる「はい、心配かけてゴメンねキョンくん」

キョン「いえいえ(二階まで朝比奈さんをおぶっている時背中に感じた
胸の感触は一生忘れまい)」

ハルヒ「何ニヤニヤしてるの?どうせ変なこと考えてるんでしょ?気持ち悪い」

キョン「(こいつはエスパーか!)」

ガチャッ

ルルーシュ「ん?全員揃ってたのか。紹介する、妹のナナリーだ」

ナナリー「初めまして、ナナリー・ランペルージです。」

キョン「お・・・・(流石ルルーシュの血を分けただけの事はある!
なんて可憐な少女だ)」

ハルヒ「めっっちゃくちゃ可愛いじゃないの!!女の私でも思わずフラつくほどの
可愛さだわ!初めまして、私がSOS団の団長涼宮ハルヒ!よろしくねナナリー」


92: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/16(金) 17:26:06.24 ID:JdWZJLTl0

みくる「朝比奈みくるです。よろしくお願いしますねナナリーちゃん」

古泉「古泉一樹です。どうぞよろしく」

長門「・・・・・長門有希」

キョン「俺は」

ハルヒ「こいつはキョンよ!」

キョン「(何で毎回俺の紹介をお前がするんだ)」

ナナリー「ふふ、みなさんよろしくお願いしますね」

ハルヒ「それにしても可愛すぎるわ!!ルルーシュ、アンタって本当に幸せ者ね!
美人な彼女にこんな可愛い妹までいて!」

ナナリー「へ?彼女?」

ルルーシュ「な、何でもないよナナリー!」

ハルヒ「この可愛さは尋常じゃないわ!決めた、ナナリーをSOS団7人目の
団員として迎え入れる事にするわ!!」

ルルーシュ「それだけは絶対に許さん!!」

ハルヒ「何でよ!?兄弟揃ってSOS団の団員なんて歴史的快挙よ?
誇るべきことだわ!」

ルルーシュ「何が快挙だ!とにかく、ナナリーだけは絶対に駄目だ!」


93: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/16(金) 17:26:30.09 ID:JdWZJLTl0

ナナリー「ハルヒさん、是非私も仲間に入れてください!」

ルルーシュ「なに!?」

ハルヒ「勿論大歓迎よ!本人がそう言っているんだからアンタも文句はないわね?」

ルルーシュ「考え直せナナリー!こいつに、この団に関わってもろくな事ないぞ!」

ナナリー「でもお兄様いつも楽しそうですよ!私も不思議探しをしてみたいです
それに、SOS団に入ればお兄様と一緒にいられる時間も増えますし・・・」

ルルーシュ「ナナリー・・・(最近色々と忙しくて帰りが遅くなる日が多かったからな
ナナリーも寂しがっていたのか)」

ハルヒ「安心しなさい!これからはいつでも一緒にいられるわよ!
ルルーシュ、今度から部室に来る時はちゃんとナナリーも一緒に連れてくるのよ!」

ルルーシュ「・・・・・あぁ、分かったよ」

ナナリー「ありがとうございます、お兄様」

ハルヒ「じゃあ早速ナナリーの願いを叶える為に不思議探しに行きましょう!」

キョン「おい、俺たちは今日何をしにここへ来たんだ?」

ハルヒ「ん?何だっけ?」

キョン「文化祭の計画を立てる為だろ」

ハルヒ「あ、そういえばそうだったわね!じゃあナナリー、不思議探しは別に日って事で!」


94: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/16(金) 17:29:46.33 ID:JdWZJLTl0

ナナリー「SOS団は文化祭で何をやるんですか?」

ハルヒ「よくぞ聞いてくれたわ、我がSOS団は超巨大ピザを作るのよ!
ナナリー、あなたにもいろいろと手伝ってもらうからそのつもりでね!」

ナナリー「はい、何でもお手伝いします」

古泉「その超巨大ピザの材料ですが、知り合いに頼めば何とかなりそうです」

ハルヒ「本当!?直径12mのピザの材料よ!?お金は大丈夫なの!?」

古泉「えぇ。企画の話をしたら『面白そうだから協力してやる』
と言ってくださいましてね。無料で提供してくれるそうです」

ハルヒ「凄いじゃない!なかなか話の分かる人ね!是非今度お会いしたいわ」

古泉「ピザの材料の件は問題なし、後はそれを焼くオーブンですね」

ルルーシュ「その件も問題はない。既に手をうってある」

キョン「手をうってあるって、まさか直径12mもあるピザが焼けるだけの
オーブンを作るとでもいうのか?」

ルルーシュ「そのまさかだ」

キョン「んな金が何処にあるんだ。高校生が出せるような金額じゃないぞ」

ルルーシュ「金の心配はない。放蕩貴族が無償で提供してくれるとの事だ」

キョン「貴族が?それも無償って・・・どんなマジックを使ったんだ?」


96: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/16(金) 17:33:15.75 ID:JdWZJLTl0

ルルーシュ「なに、ちょっと頼んだらすぐにOKしてくれたよ
ロイド・アスプルンドという男だ。爵位は伯爵」

キョン「(どんな頼み方をしたらそんな意味不明な要求に対して即座にOKを貰えるんだ?
古泉の言うとおり、段々普通の高校生に見えなくなってきたぜ)」

ハルヒ「二人とも凄いわ!これで二つの大きな壁を乗り越えたわね!
最早この企画は成功したも同然!みんな驚くわよ!」

キョン「よくテレビなんかで料理人が手で回しながらピザ生地を伸ばしてるのを見るが
あれはどうやってやるんだ?12mだぞ?」

ハルヒ「そんなの決まってるじゃない!ナイトメアを使えばいいのよ!」

キョン「そのナイトメアをどこで調達するつもりだ?仮にあったとしても
そんな器用な操縦何処の誰が出来るっていうんだ。少なくとも俺は無理だぞ
乗ったことすらないんだからな」

ルルーシュ「問題ない。アッシュフォード家ならナイトメアの一機くらいあるはずだ
文化祭を盛り上げる為だと言えば会長が貸してくれるだろう」

キョン「操縦は?」

ルルーシュ「枢木スザクを知っているだろう?あいつに頼めば問題ない」

キョン「枢木スザクって、ユーフェミア殿下の騎士じゃないか!?
うちの学校に通ってるってのは知ってたが・・・お前友達だったのか?」

ルルーシュ「あぁ、クラスも同じだ」


99: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/16(金) 17:34:57.51 ID:JdWZJLTl0

古泉「あのランスロットのパイロットですから、ピザ生地を伸ばすくらい
わけないでしょうね」

ハルヒ「流石ルルーシュだわ!ユーフェミアの騎士の枢木スザクがやるとなれば
マスコミだって取材にくるはずよ!SOS団の名を世に知らしめる絶好の機会じゃない!」

古泉「ここは幸いにも人種差別もなく、外に対してオープンな学園ですしね
日本人の誇りとも言える枢木氏が来るとなれば、多くの日本人の方も来場してくれるでしょう」

キョン「ナンバーズでありながら今やユーフェミア殿下の騎士だもんな・・・」

みくる「でも世間では裏切り者って言ってる人もいますよね・・・・何だか可哀想です」

古泉「そういった意見にはゼロの存在が影響しているのでしょうね。彼と枢木氏は対極ですし」

キョン「あんな仮面で顔を隠してるような奴よりは、爽やかな顔してる枢木の方が
断然好感を持てるがな」

古泉「個人的にはゼロの方が魅力的に見えてしまいますね。ブリタニアをここまで
苦しめる事が出来るのは世界中に彼だけでしょう。EUも中華連邦も
今では第二皇子の手の平だそうですし。涼宮さんはどうです?」

ハルヒ「私?どっちでもいいわそんなの。今日本人が置かれてる状況には勿論腹が立つから
その現状を変えてくれるんだったらどっちでも応援するわよ」

キョン「お前らしい意見だな」

ルルーシュ「話が脱線しているぞ。取り敢えず当面の問題は全て解決した
そろそろ暗くなってくる頃だし、俺は夕食を作ってくる」


100: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/16(金) 17:36:35.29 ID:JdWZJLTl0

キョン「夕食?お前が作ってくれるのか?」

ルルーシュ「そのつもりだが?」

ハルヒ「ルルーシュって料理も出来るの?アンタ何でも出来るのね」

ナナリー「お兄様の料理は本当に美味しいですよ!いつも作ってくれるんです」

ルルーシュ「まぁ、最近は忙しくて作れない日の方が多いんだけどな」

キョン「(目と足が不自由な妹の為に何でもやるようになったって事か
優しい兄貴なんだなこいつは)」

みくる「あのぉ、私もお手伝いしますぅ」

ルルーシュ「いいですよ。今日は俺がホストですから、先輩は座っていてください」

みくる「分かりましたぁ」

キョン「で、待ってる間何してる?ルルーシュがいないんじゃ何も決まらんだろうし
大富豪でもやるか?実はトランプを持ってきたんだ」

ハルヒ「修学旅行の夜じゃあるまいし、何で大富豪なんてやらないといけないのよ!」

キョン「大富豪を甘く見るなよ、普通の日にやっても意外と盛り上がるんだぞ?」

ナナリー「あの、私これまでのSOS団のお話が聞きたいです!」

ハルヒ「あらそう。いいわ!結成からこれまでに至るSOS団の偉大なる軌跡を話してあげる!」


103: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/16(金) 17:39:09.88 ID:JdWZJLTl0

--------深夜

バタンッ

ハルヒ「ナナリーは寝たの?」

ルルーシュ「あぁ、もう遅いからな。いつもはこんな時間まで起きていないんだが・・・
みんなといるのが余程楽しかったんだろう。最近は一人にする事が多かったしな」

ハルヒ「アンタあんな可愛い妹一人に留守番させて夜な夜な何処で何してるのよ!?
ナナリーが言ってたけど、最近は朝帰りも珍しくないみたいじゃない!」

キョン「な、なに!?朝帰りってお前・・・彼女さんとは同棲してるんじゃなかったのか?」

古泉「同棲相手がいるというのに朝帰り、これは妙ですね」

ハルヒ「・・・あんたまさか浮気してるの?」

ルルーシュ「するか!!」

ハルヒ「じゃあ朝帰りの原因は何なのよ!?」

ルルーシュ「C.Cと一緒に出かけているんだ。それ以上は聞かなくても分かるだろ!」

ハルヒ「なっ・・・///」

キョン「・・・なるほど、寝ているとはいえ妹と同じ屋根の下でイチャつくのは確かにな」

ハルヒ「フン、この変態!!あんまりナナリーを一人ぼっちにするんじゃないわよ!」


104: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/16(金) 17:40:20.14 ID:JdWZJLTl0

ルルーシュ「言われなくても分かっているさ」

ハルヒ「それにしてもナナリーは本当にいい子ね!アンタの妹にしとくには勿体無いわ
私が養子にもらいたいくらいよ!」

キョン「(お前の与太話をあんな笑顔で聞いてくれるのはこの世であの子だけだろうしな)」

ルルーシュ「ナナリーもさっきお前との会話は楽しいと言っていたが
随分とウマが合うようだな。性格は真逆なのに・・・」

ハルヒ「そう?私とナナリーって結構似てるところ多いと思うけど」

キョン「何処だが」

ハルヒ「可愛いところとか?」

キョン「・・・もう何も言うまい」

ハルヒ「ところでルルーシュ」

ルルーシュ「何だ?」

ハルヒ「ナナリーの足と目が不自由になったのって何が原因なの?」

キョン「おい、あんまりそういう事はだな」

ルルーシュ「いいさ、特に言いにくい理由ってわけでもないからな

キョン「そ、そうか」


105: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/16(金) 17:42:35.42 ID:JdWZJLTl0

ルルーシュ「足が不自由になったのは、ブリタニアと日本の戦争の際
流れ弾が足に当たったのが原因だ。目が不自由になったのは
その時同じく流れ弾が当たり亡くなった母の死を目の当たりにした事による
精神的ショックだそうだ」

ハルヒ「そうだったの・・・」

ルルーシュ「前者はもう治療の余地はないと言われたが、後者は精神的なものだからな
時間が経てば解決すると思っていたんだが・・・・あれから何も変わっちゃいない」

みくる「うぅ、可哀想ですぅ」

古泉「カウンセリングはしたのですか?」

ルルーシュ「勿論いろいろな病院に行って様々な事を試したさ
ただ相当心の傷が深いらしくてな、なかなか良い方向へは進んでいないんだ」

ハルヒ「そんなの単にそいつらが藪医者なだけよ!私が治してみせるわ!」

ルルーシュ「・・・はぁ?」

ハルヒ「足の方はどうにもならないにしたって、目の方は精神的な問題なんでしょ?
だったら私がナナリーをこれでもかってくらい楽しませて、過去のトラウマを消し去れば
いいだけの話じゃない!簡単だわ!」

キョン「また無責任な事を・・・」


108: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/16(金) 17:44:32.40 ID:JdWZJLTl0

ハルヒ「無責任なんかじゃないわ!そうね・・・文化祭までにはきっと
ナナリーの目を開かせてみせるわ!」

ルルーシュ「文化祭って、丁度二週間後の今日じゃないか・・・
そんな短期間で何が出来るって言うんだ」

ハルヒ「甘いわねルルーシュ!何が出来るかじゃなくて、何をするかよ!
明日から文化祭までの二週間は、ナナリーを連れてみんなで遊びにいくわよ!!
ナナリーを存分に楽しませて、嫌な思い出なんて記憶から消去させましょう!」

キョン「おいちょっと待て!明日からと言うが、明日も明後日も学校は通常営業だぞ?」

ハルヒ「そんなの休めばいいだけの話じゃないの」

キョン「なに!?」

ハルヒ「二週間休んだくらいで進級が危うくなるわけでもないんだし、問題ないわ
インフルエンザをこじらせて肺炎にでもなったって嘘つけばそのくらい簡単に休めるわよ」

キョン「そんな嘘すぐにバレるだろ」

ハルヒ「うるっさいわね!アンタは新入団員の身体と、自分の出席日数とどっちが大事なの!?」

キョン「いや・・・それは勿論前者だが」

ハルヒ「だったら文句言わずに従いなさい!」

キョン「本当に二週間たらずの努力でナナリーの目が見えるようになるってんなら
俺だって協力するさ!だがお前の言ってる事にはなんの根拠もないだろ?」


110: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/16(金) 17:46:20.24 ID:JdWZJLTl0

ハルヒ「根拠や裏付けなんて私には必要ないの!信じなさい!!
二週間あれば十分、でもそれには団員全員の協力が必要なの!いいわね?」

キョン「やれやれ・・・分かったよ。俺もナナリーには今以上に元気になって
もらいたいしな」

ハルヒ「みんなもいいわね?明日から二週間、学校はお休み!」

古泉「えぇ、分かりました」

長門「・・・」コクッ

みくる「あの~でも文化祭の準備はどうするんですか?」

ハルヒ「勿論併用してやるわよ!そうじゃないとナナリーに超巨大ピザを見せれないし」

ルルーシュ「ナナリーに?」

ハルヒ「そう。あの子ピザ計画の件を物凄く楽しみにしてたのよ!
だから出来上がったピザを自分の目で見せてあげたいの!」

ルルーシュ「お前・・・」

古泉「なるほど、だから文化祭までという明確な期間を示したのですか」

キョン「同時進行でやるのはいいが、二週間も休んでたら生徒会にSOS団は出し物無しと
判断されちまうんじゃないか?」

ハルヒ「生徒会にだけ事情を説明すればいいわ!ルルーシュは副会長なんだし
あの会長は物分りが良さそうだからきっとOKしてくれるわよ!」


113: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/16(金) 17:49:16.83 ID:JdWZJLTl0

古泉「二週間休むのに普通の風邪ではあれですので、涼宮さんの言うとおり
全員インフルエンザという事にしましょう。知り合いの医者に頼めば診断書を
書いてくれるでしょうから、忌引扱いになり出席日数には影響ありません」

キョン「偽造診断書の作成は犯罪だぞ」

古泉「子供が学校をズル休みしたいという程度の理由で作るのですから
神様も大目に見てくれますよ」

キョン「神は大目に見てくれても、法律はそうはいかないぜ?」

古泉「御安心を、絶対にバレるような事はありません」

キョン「(こいつが言うと妙に説得力がある・・・どうせその医者ってのも
機関の人間なんだろうから本当に問題はないんだろうが)」

ハルヒ「問題は家族に何て言うかね・・・」

キョン「文化祭が近いから当日まで学園のクラブハウスに泊り込むとでも
言えばいいんじゃないか?」

ハルヒ「珍しく冴えてるじゃないのキョン!それでいいわ!!」

ルルーシュ「・・・本当にやるつもりなのか?」

ハルヒ「当たり前じゃない。今更何言ってるのよ?ナナリーの為なのよ?」

ルルーシュ「いや、その気持ちは凄く嬉しいんだが・・・その、お前達に迷惑が
かかるだろう?だからそこまで無理しなくても・・・」


114: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/16(金) 17:49:49.09 ID:JdWZJLTl0

ハルヒ「はぁ?何わけの分からない事言ってるのよ。
この中に迷惑だなんて思ってる奴は一人もいないわよ?」

ルルーシュ「!?」

古泉「涼宮さんの言うとおりです」

みくる「みんなで頑張りましょうね!」

キョン「新入団員の為だもんな、長門もそう思うだろ?」

長門「・・・・・・そう」

ハルヒ「ほらね?」

ルルーシュ「・・・・・・ありがとう、礼を言う。じゃあ、よろしく頼むよ・・・」

ハルヒ「任せなさい!絶対にナナリーの目に光を戻して見せるわ!!」

キョン「で、具体的には何をするんだ?遊びに行くっていっても
近場じゃ遊べそうな所はあまりないぞ?」

ハルヒ「大丈夫よ、もう決めてあるから!北は北海道から南は沖縄まで行って
遊びつくすわよ!!」

キョン「北海道に沖縄だと!?金はどうするんだ?」

ルルーシュ「俺が全額負担しよう。兄としてせめてこれくらいはしないと
俺の気がすまない」


115: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/16(金) 17:50:42.37 ID:JdWZJLTl0

キョン「全額負担って、いったいお前の何処にそんな金があるんだ?」

ルルーシュ「なに、例の放蕩貴族様に頼んで貸してもらえばいいだけだ」

キョン「便利な貴族もいたもんだな・・・」

ハルヒ「じゃあお金の件はルルーシュに任せるわ!それじゃ早速明日から
SOS団大旅行を開始するわね!今日はもう遅いから寝ましょう!おやすみ」

バタンッ

キョン「相変わらず、嵐のような女だ」

ルルーシュ「(涼宮ハルヒ・・・・何なんだあの女は。何故会ったばかりのナナリーの為に
そこまでやろうとできる・・・・)」




次の日ハルヒの腕章にはツアコンの文字が記されてあった


116: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/16(金) 17:51:18.51 ID:JdWZJLTl0

------新千歳空港(一週目月曜日)

キョン「本当に北海道に来る事になるとはな・・・」

古泉「昨日の今日でこれですからね、涼宮さんの行動力には驚かされます」

キョン「ハルヒの行動力もそうだが、ルルーシュの資金力にも驚かされる」

ハルヒ「さぁ、バンバン遊びまくるわよー!」

ナナリー「あの、涼宮さん?」

ハルヒ「なに?」

ナナリー「これはどういう事なんでしょうか?急に北海道に行こうだなんて・・・」

ハルヒ「あれ?ルルーシュ、ちゃんと説明しなかったの?」

ルルーシュ「お前が急かすから詳しく話す時間が無かったんだ」

ハルヒ「そう、それならいいわ!私が説明してあげる!いいナナリー、SOS団は今日から
二週間全国を飛び回って遊びまくるの!」

ナナリー「え?に、二週間もですか?学校はどうするんですか?」

ハルヒ「安心してちょうだい、ちゃんと学校には許可をとってあるから!」

キョン「(嘘つけ)」

ハルヒ「だから心置きなく楽しみましょう!」


117: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/16(金) 17:52:39.23 ID:JdWZJLTl0

ナナリー「でも文化祭の準備は?」

ハルヒ「勿論旅行と同時進行よ!」

ナナリー「あの・・・そもそも何で他の生徒達が学校で勉強してる時に
SOS団だけ旅行する事が許されたんでしょうか?」

キョン「(そりゃ当然の疑問だわな)」

ハルヒ「そんなの決まってるじゃない!SOS団だからよ!!」バンッ

キョン「(答えになってねーぞ)」

ナナリー「は、はぁ」

ルルーシュ「細かいことは気にするなナナリー。せっかくの機会だ存分に楽しもう」

ナナリー「はい!そうですねお兄様!」

キョン「(本当に仲の良い兄弟だな)」

みくる「あの~、この後はどうするんですか?」

ハルヒ「今日はもう遅いからホテルに行きましょう!
いろいろ回るのは明日からってことで!いいわね?」

キョン「それはいいが、ホテルの予約なんてしてあるのか?
まさかその辺にあるラブホテルじゃないだろうな?」


119: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/16(金) 17:54:00.63 ID:JdWZJLTl0

ハルヒ「そんなわけないじゃない!私にぬかりはないわ!」

ルルーシュ「札幌租界にある観光用のホテルに五日分の予約を入れてある」

キョン「五日?という事は最低でも五日間は北海道に滞在するわけか」

ルルーシュ「この空港にホテルの無料シャトルバスが来ているはずだ
まずはバス停留所を探そう」

キョン「シャトルバスなんて出てるのか。随分とサービスの良いホテルだな」

ルルーシュ「一番高いところにしたからな。それに全員スイートだ
それくらい当然だろう」

キョン「全員スイートだと!?」

ハルヒ「何驚いてるのよキョン?それくらい当たり前じゃない
私達を誰だと思ってるの?SOS団よ、SOS団!!」

キョン「(SOS団だからこそ驚いてるんだよ)」

ルルーシュ「いつまでやってるんだ、早く行くぞ」


123: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/16(金) 17:58:06.21 ID:JdWZJLTl0

-------社台スタリオン(一週目火曜日)

キョン「・・・・ここは何処だ?」

古泉「社台スタリオン・ステーション。現役を引退した競争馬の展示放牧などを
している場所ですね」

キョン「ほー・・・で、何故俺達がそんな所に?」

古泉「涼宮さんたっての希望だそうですよ」

キョン「あいつ競馬に興味なんてあったのか?」

古泉「僕も初耳です」

キョン「お前でもあいつに関して知らないことがあるんだな」

古泉「知らないことだらけですよ」

キョン「それにしてもあのホテルには驚いたな・・・一泊だけでもいくらすることやら」

古泉「御安心を。あそこは機関の人間が経営しているホテルです
宿泊費を通常の半額以下に落としてもらいました。まぁ、支払いは彼ですがね」

キョン「そりゃ良かった」

古泉「今宿泊している札幌、今後宿泊する予定の広島、長崎、沖縄全ての
ホテルの予約を入れたのは彼なのですが、その全てが見事なまでに
機関の息のかかった宿泊施設なんですよ。これをどう思いますか?」


124: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/16(金) 17:58:55.17 ID:JdWZJLTl0

キョン「どうも思わん。偶然だろ」

古泉「とても偶然とは思えないんですよね。機関の関連施設ならば
安い値段で良い部屋に泊まることが出来ると踏んで予約を入れたとしか思えません」

キョン「あいつはお前の正体も機関の存在も知らないだろ?
そんな事できるわけないじゃないか」

古泉「ひょっとすると、もう我々の正体などとっくにバレているのかもしれません」

キョン「何を根拠に言ってるんだ?監視してた連中から新情報でもあがってきたのか?」

古泉「いえ、彼等からは何も」

キョン「また推測か?」

古泉「えぇ、推測です」

ハルヒ「キョン、古泉くん!何してるの、早くこっちに来なさい!!」

古泉「呼んでいますね。この話はまた後で」

キョン「やれやれだ」


126: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/16(金) 17:59:16.18 ID:JdWZJLTl0

ハルヒ「見なさい、あそこで草を食べてるのがディープインパクトよ!」

キョン「あぁ、名前は聞いたことがあるぞ」

ハルヒ「アンタその程度の感想しか言えないの?」

キョン「生憎競馬に関する知識は一つまみ程度しか持ち合わせていなくてな」

みくる「意外と小さいんですねぇ、横にいるお馬さんの方がでかいです」

ハルヒ「横にいるのはダイワメジャーね!500kg以上ある大型馬よ!
名前聞いた事ない?」

キョン「俺が知ってるのは精々ナリタブライアンと、あそこにいるディープインパクト
くらいのもんだ」

ハルヒ「フン、つまんない男ね!どっちもブリタニアの競走馬を蹴散らした名馬だってのに」

ナナリー「私は目が見えないけど、それでも何となく感じる事ができます。
二頭共可愛い顔をしていますね♪」

ハルヒ「流石ナナリー、分かるのね!」

キョン「お前は競馬詳しいのか?」

ルルーシュ「ん?俺か?いいや」

その後ハルヒがナナリーに日本競馬の歴史を語り始め
話が終わったのは2時間も後の事だった


127: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/16(金) 17:59:59.96 ID:JdWZJLTl0

------京都駅(一週目土曜日)

ハルヒ「八橋食べるわよー!!」

キョン「京都に着いて第一声がそれか」

ハルヒ「何よ、文句でもあるの?ナナリーも食べたいわよね?八橋」

ナナリー「はい!食べてみたいです!」

ハルヒ「じゃあ早速食べに行きましょう!京都は今日だけだから急がないとね」

キョン「なに?京都は今日一日だけなのか?」

ハルヒ「そうよ!夕方には広島に向かうからここでは一泊もしないの!」

キョン「なんてこった・・・」

ルルーシュ「安心しろ、広島も予約してあるのは超一流ホテルだ」

キョン「あぁそうかい」

ハルヒ「行きましょうナナリー!」

ナナリー「はい!」


-----ハルヒはナナリーの車椅子を押してそそくさと行ってしまった


128: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/16(金) 18:04:10.29 ID:JdWZJLTl0

古泉「まるで仲の良い姉妹のようですね」

ルルーシュ「・・・そうだな」

古泉「おや?否定しないのですか?」

ルルーシュ「あいつと話してる時のナナリーは本当に楽しそうな顔をしている
それは事実だからな。あんなに楽しそうなナナリーは久しぶりに見た気がする」

古泉「では感謝しなければなりませんね、涼宮さんには」

ルルーシュ「・・・あぁ、そうだな」

キョン「見えるようになるといいな、ナナリーの目」

ルルーシュ「仮に見えるようにならなくても、この旅行はナナリーにとって
きっと大切な思い出になる。そういうのを作らせる事が出来ただけでも十分さ」

ハルヒ「何やってんの!!早く来なさい!!!」

キョン「さて、俺達も行くか」

ルルーシュ「そうだな」

------
---
-

?「ふふ~ん♪やっと見つけたよルル~♪」


129: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/16(金) 18:05:33.42 ID:JdWZJLTl0

--------その日の夜(広島租界ホテル・ロビー)

キョン「はぁ~、やっと休めるぜ」

ハルヒ「何よ爺臭いわね」

キョン「そりゃあの短時間で五つも六つも名所を巡らされれば誰だってこうなるぞ」

ハルヒ「仕方ないじゃない!京都は行きたい所がいっぱいあったんだから!」

キョン「だったら何で一日しか時間を割かなかったんだ?一泊くらいすりゃ良かった
じゃねーか」

ハルヒ「うるさいわね!ちなみに広島だって一泊しかしないわよ!
明日の今頃はもう長崎だから!」

キョン「orz」

ルルーシュ「今日は流石に俺も疲れた・・・ナナリーは大丈夫か?」

ナナリー「はい、大丈夫です!美味しいもの沢山食べれたし
いろいろな所に行けたし、大満足です♪」

ルルーシュ「そうか・・・・」

ハルヒ「まだまだこんなもんじゃ終わらないわよナナリー!
まだ後一週間もあるんだから!明日は広島、明後日からは長崎
最後は沖縄!まだ先は長いんだから覚悟しなさいよ!」

ナナリー「はい♪」


183: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/16(金) 20:24:29.83 ID:JdWZJLTl0

-----次の日、広島のとあるデパート(二週目日曜日)

ハルヒ「お土産を買うわよー!!」

キョン「北海道と京都であれだけ買っといてここでも買うのか?」

ハルヒ「当たり前じゃないの!ちなみに長崎と沖縄でも買うわよ」

キョン「はぁ・・・・」

ハルヒ「安心しなさい、荷物を持てだなんて言わないから
全部宅急便で直接家に送ってもらうわ」

ナナリー「涼宮さん、私もみじ饅頭というのを食べてみたいです!」

ハルヒ「もみじ饅頭?良いわよ、じゃあ早速行きましょう!」

キョン「ちょっと待ってくれ、トイレに行きたいんだが」

古泉「おや、あなたもでしたか。実は僕もなんです」

ハルヒ「じゃあ先に行ってるから後で来なさい!みんな行きましょう!」



キョンと古泉はトイレへ
残りのメンバーはナナリーの車椅子を押す上機嫌なハルヒを先頭に
土産物売り場へと向かった


184: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/16(金) 20:25:15.36 ID:JdWZJLTl0

-----トイレ入り口(階段踊り場付近)

キョン「確か今日の内に長崎に行くんだったよな?」

古泉「えぇ。ここでの買い物が済み次第空港へと向かうようです」

キョン「そして長崎の次は沖縄か・・・全く、とんでもないスケジュールを組んだもんだ」

古泉「ですが、涼宮さんは勿論ナナリーさんも実に楽しそうですし良かったではないですか」

キョン「まぁな」


キョンと古泉の背後から白髪の男が声をかけた


?「ねぇ、君たち・・・ちょっといいかな?」

キョン「ん?何です?」

?「ちょっと聞きたい事があるんだよね」

キョン「聞きたい事?俺たちにですか?」

?「ああ、喋らなくてもいいよ。口に出さなくても僕には分かるからさ
君たちは僕の質問を聞くだけでいいんだ」

キョン「えっと・・・・何言ってるんですか?」


185: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/16(金) 20:26:15.55 ID:JdWZJLTl0

?「何だ、分からないの?君頭悪いなぁ」

キョン「なっ・・・」

古泉「失礼ですが、会ったばかりの人に対して名も名乗らずにいきなり
その物言いはどうかと思いますが」

?「名前?そうだね、名前くらいは礼儀だ、教えてあげるよ。僕の名前はマオ」

古泉「それであなたが我々にしたい質問というのは?」

マオ「何か君、生意気だね。年下の癖に・・・・まぁいいや、ルルーシュと
C.Cの関係について聞きたい。君達の知っている事を・・・・な、何だと!!!」ガバッ

キョン「な、何だ!?」


マオは突然その場にうずくまり頭を抱えながらプルプルと震えだした


マオ「クソッ、クソクソクソクソ!!ルルーシュめ、本当にC.Cと付き合っていたのか!!
し、しかもキスまでしてるだと・・・ふ、ふざけてる・・・・許さない!!絶対に許さないぞ!!
殺してやる、殺してやる!!僕が必ずこの手で殺してやる!!!!」

キョン「あ、あの・・・・大丈夫ですか?」

マオ「うるさい!!僕に話しかけるな!!!」


186: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/16(金) 20:27:28.34 ID:JdWZJLTl0

古泉「話しかけるなと言われましても、まだ我々は質問に答えてませんが?」

マオ「喋る必要はないと言っただろう。僕には分かるからさ」

古泉「言っている意味がイマイチ理解できないのですが」

マオ「分かるんだよ、口に出さなくても。君が超能力者である事も
機関とかいう組織の人間である事も、全てね」

古泉「!!?」

キョン「な、何であんたがそんな事を知っているんだ?」

マオ「本当に馬鹿だなぁ。まだ分からないの?君の頭の中は実にくだらないね
まるで考えがまとまってない。」

キョン「な、何言ってんだアンタ?」

マオ「君たちは随分面白い集まりのようだね。なるほど、宇宙人に未来人に超能力者か
そしておかしな能力を持った女が一人。ハハ、まるでサーカス団だね」

キョン「(こいつまさか・・・)」

マオ「そうだよ、やっと気付いてくれたんだ。僕は他人の思考が読めるんだ」

古泉「(思考を読める?)」


187: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/16(金) 20:28:46.06 ID:muae4kcs0

キター


189: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/16(金) 20:31:32.22 ID:JdWZJLTl0

マオ「そう、君達が考えてる事なんて全てお見通しってわけだよ」

キョン「そんな馬鹿な・・・・ありえない」

マオ「安心しなよ、僕の目的はあくまでC.Cとルルーシュだ
君達に危害を加えるつもりはないよ。でも、邪魔をするならタダじゃおかないよ?
誰であろうと僕の邪魔をする奴は許さないからね」

古泉「(出来ればルルーシュさんとC.Cさんの事をお聞きしたいのですが
何故あなたは彼等を狙っているのですか?)」

マオ「君に答えてやる義理はない。直接本人に聞いてみたらどうだい?
最も、君たちはまだルルの正体を知らないようだけど」

キョン「?」

古泉「・・・・・・」

マオ「じゃあね、ルルによろしく」


そう言い残すとマオは何処かへ消えていった


キョン「何だったんだあいつは・・・思考を読めるだなんてそんな事あるはず・・・」

古泉「いえ、恐らく彼の言った事は全て事実だと思います」

キョン「何でそう断言できる」


191: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/16(金) 20:35:29.32 ID:JdWZJLTl0

古泉「彼の言っている事が本当なのかどうか、先程の会話の中でちょっとした実験を」

キョン「実験?どうやって?」

古泉「簡単ですよ。決して口に出さず、心の中で質問をしたんです」

キョン「質問?」

古泉「えぇ。『何故あなたはルルーシュを狙うのか?』とね
するとどうでしょう、間髪入れず的確な回答が返ってきたじゃないですか
正直身の毛がよだつ思いでしたよ」

キョン「ちょっと待て、あいつは長門や朝比奈さんの正体についても知っていたが
あれも俺達の思考を読んだからだってのか?少なくとも俺はあの時
長門や朝比奈さんの事なんて全く考えてなかったぞ」

古泉「それは僕も同じです。我々の前に朝比奈みくると長門有希に接触していたのか
或いは我々の深層心理を読んだのか・・・・」

キョン「深層心理?」

古泉「あくまで推測です。いずれにしても、この事はみなさんに話しておくべきでしょうね」

キョン「ルルーシュにもか?」

古泉「勿論、狙われているのは彼ですしね。それに、先程の方の発言を聞くかぎり
やはりルルーシュさんはただの人間ではないようですし、この辺で探りを入れてみようと思います」

キョン「そういや何か言ってたな・・・・ルルーシュの正体がどうとかって」


192: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/16(金) 20:40:38.53 ID:JdWZJLTl0

キョン「で、いつ話すんだ?」

古泉「出来るだけ早い方が良いでしょうし、今夜にでも」

キョン「今夜か・・・・またややこしい事になってきたな」


------
---
-

-その日の夜(長崎のとあるホテル)

ハルヒ「とうちゃ~く!」

キョン「はぁ・・・疲れた」

ハルヒ「爺臭いわねぇ。シャキっとしなさい!」バシッ

キョン「イテッ・・・」

ルルーシュ「今日はもう遅いし、各自部屋で休もう。明日も早いんだろ?」

ハルヒ「当然!」

ナナリー「明日は何処へ行くんですか?」

ハルヒ「ふふ~ん♪それは明日になってからのお楽しみよ!」

ナナリー「うわ~何処でしょう!楽しみです!」ニコッ


199: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/16(金) 20:50:04.03 ID:JdWZJLTl0

ハルヒ「んじゃ、明日は8時にみんなでご飯食べて9時にチェックアウトって事で!
行きましょう、ナナリー、みくるちゃん、有希」

みくる「はい」


ナナリーの車椅子を押してハルヒを先頭に
女性陣は自分達の部屋へと向かった


ルルーシュ「ふぅ、じゃあ俺も休ませてもらうとするか」

古泉「ちょっといいですか?」

ルルーシュ「ん?何だ?」

古泉「今夜少々御時間をいただきたいのですが
話しておきたい事がありまして」

ルルーシュ「話しておきたい事?今じゃ駄目なのか?」

古泉「できればもう少し夜が深くなってからの方が」

ルルーシュ「・・・・・いいだろう。で、何時に何処へ行けばいい?」

古泉「深夜0時に下のロビーでお待ちしています」

ルルーシュ「分かった。来るのはお前だけか?」

古泉「いいえ、彼と長門さんも一緒です」


196: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/16(金) 20:45:21.67 ID:JdWZJLTl0

キョン「ん?朝比奈さんはいいのか?」

古泉「いろいろと考えましたが、今回は彼女はいいでしょう」

ルルーシュ「じゃあ0時に」

古泉「えぇ」

ルルーシュ「(話しておきたい事か・・・俺に関しての情報は一切外には出てないはずだが・・・・
まぁいい、万が一の時にはギアスを使えば問題ない)」


-------
---
-

深夜0時(ロビー)

古泉「お待ちしてました」

ルルーシュ「さっそく話しておきたい事とやらを聞こうか」

古泉「実は今日僕と彼は広島で奇妙な方に出会いましてね」

ルルーシュ「奇妙な方?」

古泉「えぇ。何が奇妙かと言うと、その方はどうも相手の思考を読めるみたいなんです
実際僕の思考は完全に読まれてました」

ルルーシュ「(思考を読む!?まさか!!)マオか!?」


195: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/16(金) 20:44:44.65 ID:JdWZJLTl0

古泉「やはりご存知でしたか」

ルルーシュ「(何故あいつが生きてる!?あの時死んだはずじゃ!
いや、それよりもマオの事をどう誤魔化すかを考えるのが先だ)」

キョン「あいつはお前を殺すと言ってたんだ。だから話しておいた方が良いと思ってな」

ルルーシュ「そうか・・・・すまない、ありがとう」

古泉「お聞きしたいのですが、あのマオというのは何者ですか?あなたとの関係は?」

ルルーシュ「(マオの事だ、この二人に俺の秘密を話している可能性がある
・・・・・・ギアスを使うか?いや駄目だ、もう少し探ってからでも遅くはない)」

古泉「彼は随分あなたの事を恨んでいるようでしたけど、過去に何かあったのですか?」

ルルーシュ「なに、ただの嫉妬さ。C.Cを俺に奪われた事に腹を立ててるだけの醜い男だ」

キョン「そういえばやたらとC.Cの名前を出してたな」

ルルーシュ「だろう?全く懲りない男だ」

古泉「なるほど、それであのような事を言っていたのですか」

ルルーシュ「(この反応・・・マオから情報は受けてないのか?
だとするなら何ら問題はない、このまま話を適当に合わせれば・・・)」

古泉「では他人の思考を読めるという彼の能力については何かご存知ですか?」

ルルーシュ「さぁな、知らん」


198: >>195の続き 2011/12/16(金) 20:47:33.38 ID:JdWZJLTl0

長門「・・・・・嘘」

キョン「長門?」

長門「ルルーシュは嘘を言っている
あなたはその能力が何であるのかを知っているはず」

ルルーシュ「久しぶりに喋ったかと思えば・・・・何を根拠に言っているんだ?」

長門「たった今情報統合思念体はあなたに関する調査結果を総合し
答えを導き出した」

ルルーシュ「!?」

古泉「長門さん、その答えというのを教えていただきませんか?」

長門「ルルーシュ・ランペルージ、ランペルージというのは本名ではない。偽名」

キョン「偽名!?」


202: >>198の続き 2011/12/16(金) 20:53:34.43 ID:JdWZJLTl0

古泉「これは穏やかではありませんね。普通の学生が何故偽名など
使っているのでしょう」

ルルーシュ「・・・・」

長門「本名はルルーシュ・ヴィ・ブリタニア」

古泉「ブリタニア?・・・という事はまさか」

長門「そう、彼はブリタニア皇族。第11皇子」

キョン「なに!?」

古泉「皇子・・・・」

キョン「じゃ、じゃあナナリーも皇族なのか!?」

長門「そう」

キョン「なっ・・・・・」

古泉「ルルーシュさん、長門さんはこう仰っていますが
何か意見はありますか」

ルルーシュ「いや、特にない」

古泉「それは肯定とみてよろしいでしょうか?」

ルルーシュ「あぁ」


204: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/16(金) 20:56:02.66 ID:JdWZJLTl0

キョン「おいおいマジかよ・・・」

古泉「ありがとうございます。長門さん、続けください」

長門「さっき言っていたマオという男の能力はギアスという力によってもたらされたもの」

キョン「ギアス?」

長門「詳細は不明。分かっている事は、そういう能力が存在している事と
ルルーシュもその力を有しているという事」

キョン「ルルーシュも!?」

古泉「・・・・・では彼も他人の思考が読めるという事ですか?」

長門「違う、発現する能力は個々に違いが出る。ルルーシュの能力は
絶対遵守の力」

古泉「絶対遵守?」

長門「相手を自分の思い通りに行動させる事ができる。それがルルーシュのギアス」

キョン「何だよそれ・・・最強じゃねーか」

長門「そうでもない、使用できる回数は一人の人間につき1回まで
使用する際には必ず相手の目を見なければならないという制約がある」

古泉「その能力はインターフェイスである長門さんにも有効なのでしょうか?」


206: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/16(金) 20:58:17.93 ID:JdWZJLTl0

長門「有効」

古泉「なるほど、という事はここにいる全員既にルルーシュさんのギアスによって
操られてる可能性もあるという事ですか」

長門「可能性はある」

キョン「な・・・・・」

長門「ルルーシュはギアスを使って様々な事を行っている
その一つとして挙げられるのがブリタニアへの抵抗活動」

キョン「抵抗活動?」

長門「そう、ルルーシュはゼロ」

キョン「なに!!?ゼロって・・・あのゼロか?黒の騎士団の?」

長門「・・・・」コクッ

古泉「最初からあなたは普通の人間ではないと思ってはいましたが
流石にここまでは予想外でしたよ。まさかゼロの正体があなただったとは」

ルルーシュ「ふ・・・・・・ふはははははははは!!」

キョン「ル、ルルーシュ・・・・」


208: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/16(金) 21:00:59.64 ID:JdWZJLTl0

古泉「こちらとしてはあまり笑えるような状況ではないのですが・・・・」

ルルーシュ「ふん、だろうな。それにしても、念の為にお前以外に確認できたインターフェイスには
全員ギアスをかけたのだが、よくもそこまで調べられたものだ」

キョン「おいルルーシュ、本当にお前が・・・・その、ゼロなのか?」

ルルーシュ「あぁ、そうだ。俺がゼロだ」

キョン「そんな・・・・」

ルルーシュ「情報統合思念体・・・時間と空間を超越する存在だったか
いずれは正体がバレるとは思っていたが、まさかここまで早いとはな」

古泉「いえ、寧ろ遅すぎるくらいですよ。統合思念体が個人の情報を収集するのに
これだけの時間がかかるなど普通では考えられません
あなたの情報統制が完璧であるが故、ここまで時間がかかったと言えるでしょう」

ルルーシュ「誉め言葉として受け取っていく」

古泉「先程あなたは長門さん以外のインターフェイス全員にギアスをかけたと言いましたが
という事は、機関が送り込んだ調査員も・・・」

ルルーシュ「あぁ、今や全員俺の操り人形だ」

古泉「どうりで何も報告がないはずです。ところで、あなたは我々にもギアスを
使用したのでしょうか?口ぶりから察するに、長門さんにはまだ使用してないようですが」

ルルーシュ「いいやまだだ」


209: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/16(金) 21:02:53.80 ID:sruM13RNI

長門ペラペラとバラしすぎワロタ


210: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/16(金) 21:04:29.75 ID:JdWZJLTl0

古泉「『まだ』という事はこの先使うという事でしょうか?」

ルルーシュ「それはお前達次第だ」

古泉「我々次第とは?」

ルルーシュ「俺の正体を知ってお前達が何をしようとしているのかは知らんが
その行動如何によってはギアスを使用せざるを得ないという事だ」

古泉「それは脅しですか?」

ルルーシュ「受け取り方は自由だ。別にそうとらえてくれても構わない
俺はただ邪魔をしてほしくないだけだ、ゼロとしての行動をな
心配しなくてもゼロとして涼宮ハルヒには一切関わるつもりはない
あの女の能力の恐ろしさは俺も理解しているつもりだからな」

古泉「やはり涼宮さんの能力についてもご存知でしたか」

ルルーシュ「お前の部下があれこれ教えてくれたお陰でな」


211: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/16(金) 21:06:26.12 ID:JdWZJLTl0

ルルーシュ「最初は俺も涼宮ハルヒの能力を利用してやろうと思っていた
だが奴と接していくにつれその感情は薄れていった」

古泉「何故です?」

ルルーシュ「あの能力を利用するには涼宮ハルヒを篭絡する必要がある
だが知っての通りあいつの精神は不安定すぎる。とても篭絡するなど不可能だ
そして能力自体が強すぎる。俺の手にはあまる」

古泉「なるほど」

ルルーシュ「・・・それに、あいつはもうナナリーにとって最も大切な友達になってる。手は出せない」

キョン「ルルーシュ・・・」

ルルーシュ「さっきも言ったとおりゼロとしては涼宮ハルヒやお前達には一切関わらない
それでも何かしら俺の行動の邪魔をするというのなら・・・容赦はしないぞ」

キョン「なぁルルーシュ、お前は何で祖国であるブリタニアと戦ってるんだ?
確かクロヴィス殿下を殺したのってゼロだったよな・・・って事は」

ルルーシュ「あぁ、俺が殺した」

キョン「何でそんな事が出来るんだ?お前の兄弟じゃないのか?」


213: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/16(金) 21:11:13.34 ID:JdWZJLTl0

長門「クロヴィス・ラ・ブリタニアとルルーシュは腹違い」

キョン「腹違いったって兄貴である事に変わりはないだろ・・・なのに殺すなんて・・・」

ルルーシュ「それはあいつがブリタニア皇帝の子供だからだ」

キョン「皇帝のって・・・それはお前もそうじゃないのか?」

ルルーシュ「あぁ。ブリタニア皇族は次の皇帝の座を巡り常に競い合っている
・・・いや、競わされていると言った方が正しいかもな」

キョン「競わされてるって誰にだ?」

ルルーシュ「ブリタニア皇帝」

キョン「皇帝・・・」

ルルーシュ「兄弟同士で競わせ、最終的に勝ち残った者が次期皇帝となる
兄弟とは言え容赦なく牙をむく、それがブリタニア皇族の慣わしだ」

古泉「なるほど・・・それは分かりました。しかし他にも聞きたい事があるのですが」

ルルーシュ「なんだ?」

古泉「何故あなたとナナリーさんは今現在ブリタニア皇族としてではなく
ブリタニアの一般学生として生活しているのですか?」


214: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/16(金) 21:15:27.42 ID:JdWZJLTl0

ルルーシュ「本国では俺とナナリーは7年前の戦争で死んだ事になっている」

キョン「なに!?」

ルルーシュ「ブリタニアが日本へ宣戦布告する少し前に俺とナナリーは
外交の道具として日本へと送られていたんだ。だから本国では死んだ事になっている」

古泉「何故あなた方兄妹が外交の道具に?」

ルルーシュ「皇室内の誰かが俺達兄妹を国外へ追いやろうと仕向けたのだろう」

古泉「追いやると言ってもあなたも皇族、そう簡単ではないのでは?」

ルルーシュ「日本へ送られる前、俺とナナリーの実の母である王妃マリアンヌが
何者かによって襲撃を受け殺害された。母が消えれば俺達を他国へ追いやるなど簡単だ
当時は俺もまだ小さかったし、他に俺たち兄妹を守ろうなんて人間は皇室には誰一人いなかったからな

キョン「一人も?何でだ?」

ルルーシュ「母は騎士候だったが出は庶民だ。他の王妃達にとっては面白くない存在
だったんだろう。俺たち兄妹を含めてな」

古泉「なるほど・・・その時の恨みを晴らすべく、あなたはゼロという仮面を被り
ブリタニアと戦っているのですね」

ルルーシュ「それだけじゃない。一番はナナリーの為だ」

キョン「ナナリー?」


215: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/16(金) 21:18:30.03 ID:JdWZJLTl0

ルルーシュ「今はアッシュフォード家の協力もあり、何とか身を隠せているが
そう長くは続かない。そもそもアッシュフォード家が俺達兄妹をかくまっている理由は
弱体化した御家を万が一の時から立て直す為の最終手段として利用する為だからな」

古泉「アッシュフォード家があなた方兄妹を支援している理由はそこにあったのですか」

キョン「つまり、その前にブリタニアを打倒しようって事か?」

ルルーシュ「あぁ、今俺達兄妹の生存が公になったら
俺もナナリーも今度は死ぬまで外交の道具として利用される事になる
目が見えず脚が不自由な皇女など、民衆の同情を誘うにはもってこいだからな」

キョン「そんな・・・」

ルルーシュ「俺が外交の道具になるのは構わんが
ナナリーをそんな目に合わせるわけにはいかない!だからこちらが気付かれる前に
俺がブリタニアを壊す!そしてその為に必要な力が、このギアスというわけだ」キュイーーン


ルルーシュの左目に赤い鳥のような紋章が浮かび上がった


キョン「!?」

古泉「目を逸らしてください!!」

ガバッ

キョン「うわ!!」


216: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/16(金) 21:22:40.88 ID:JdWZJLTl0

長門がキョンに飛び掛り目を両手で押さえた


キョン「な、長門!?」

長門「動かないで」

ルルーシュ「ふ、なかなか良い反応だ」

古泉「どういうつもりですか?」

ルルーシュ「なに、ちょっとふざけただけだ。さっきも言ったが俺の邪魔さえしなければ
お前達にギアスを使用することはない。もう目を合わせても大丈夫だぞ」


ルルーシュの目を確認して長門は押さえていたキョンの両目から手をどける


キョン「ふぅ・・・。ありがとな長門」

長門「・・・いい」

ルルーシュ「俺が何故ブリタニアと戦っているか、何故一般人を装っているのかは
さっきの説明で十分理解できただろう。で、これらの情報を得てお前達はどう出るつもりだ?」

古泉「ゼロとして涼宮さんに一切関わらないという事であるならば、機関があなたを邪魔する
理由は何一つありません」

ルルーシュ「お前はどうなんだ長門有希?」


217: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/16(金) 21:27:40.73 ID:JdWZJLTl0

長門「・・・情報統合思念体も現時点では古泉一樹と同じ見解を示している
でも、あなたの存在が涼宮ハルヒに何らかの悪影響を及ぼすようであれば話は別」

ルルーシュ「ふん、どうやら話はまとまったようだな。俺はこれからもゼロとして黒の騎士団を率い
ブリタニアに対し抵抗活動を行っていく。お前達は変わらず涼宮ハルヒの監視。それでいいな?」

古泉「えぇ、構いませんよ。機関の上層部へはあなたは普通の学生だったという事で
通しておきますよ」

ルルーシュ「上層部?俺が尋問した男はお前が組織の創設者だと言っていたが?」

古泉「さて、何の事でしょう」

ルルーシュ「ふん、たぬきが」

キョン「なぁ、やっぱりこれからもブリタニアと戦うのか?」

ルルーシュ「当然だ。ここまで来て今更引き下がるわけにはいかない
それに、この戦いはナナリーの為でもある。俺は絶対に諦めない」

古泉「戦う以外の方法もあるのでは?例えば、先日ユーフェミア殿下が発表した
行政特区を利用するという手もあるはずです」

ルルーシュ「あれはただの罠だ。黒の騎士団が特区に参加する事になれば
武装を解除し無力化に成功、参加を拒否すれば特区を支持する日本人の反感をかい
民衆の支持が失われる。どちらを選択してもブリタニアが優位に立つ仕組みになっている」

キョン「あの皇女殿下がそこまで考えてたってのか?何だか意外だな・・・」


220: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/16(金) 21:33:15.81 ID:JdWZJLTl0

ルルーシュ「いや、ユーフェミアはそんなに頭の回るタイプじゃない
恐らく誰かの入れ知恵だろうな(シュナイゼルか?)」

古泉「どちらをとってもアリ地獄ですか。しかし、ではどうするおつもりなのですか?」

ルルーシュ「簡単だ、ユーフェミアを使う。あいつにギアスをかけ
式典の場で暴れさせ、特区構想はブリタニアによる巧妙な罠であったと日本人に思わせる
そうすれば、期待に胸を膨らませていた日本人は怒り狂いだろう」

古泉「・・・・そこでゼロが登場というわけですか」

ルルーシュ「そうだ。民衆の反ブリタニア感情は勿論黒の騎士団の士気も一気に高まる
そしてそのまま東京租界へ進軍し、政庁を落とし独立宣言をする」

キョン「独立宣言って、国でも作るつもりか?」

ルルーシュ「あぁ」

キョン「マジかよ・・・」

古泉「確かにユーフェミア殿下にギアスをかければそのような状況を作り上げる事は簡単でしょうね
しかし、あなたは本当にそれでいいのですか?」

ルルーシュ「何が言いたい?」

古泉「いえ、特には。ただ、あなたは善人です。そのような策略を巡らす一方
内心は胸を痛めているのではないかと心配しましてね」

ルルーシュ「善人?人の意思を捻じ曲げ自分の道具として利用している俺が善人だと?」


222: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/16(金) 21:34:17.81 ID:JdWZJLTl0

古泉「行動のきっかけが妹であるナナリーさんの為というのが証明していますよ
それに、本当に悪人であるならば我々の正体が分かった段階で
有無を言わさずギアスをかけて操っていたはずです」

ルルーシュ「・・・・」

古泉「しかしあなたはそれをしなかった、何故か」

ルルーシュ「それは・・・」

古泉「我々に情が湧いたから・・・ですよね?」

ルルーシュ「・・・・ふん」

古泉「当初はただ利用するつもりだったはずが、その者達と付き合い続ける内に
当初では考えられなかったような感情を抱くようになる
よくある事ですよ。実は、僕も似たような経験をSOS団でしていましてね」

キョン「ルルーシュ・・・・」

古泉「あなたは実に友達想いの人です。そのような人間が
目的の為とは言え人々を欺き続けるのは辛いのではないかと思いましてね」

ルルーシュ「余計なお世話だ。俺はクロヴィスを殺した時に覚悟を決めている
修羅になってでもブリタニアを崩す。絶対に」

古泉「そうですか」

ルルーシュ「今日はもう終わりにしよう。明日も朝が早い」


224: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/16(金) 21:36:01.42 ID:JdWZJLTl0

-----次の日(二週目月曜日)

ハルヒ「今日は一日自由行動にしましょう!各自行きたい所に行って
やりたい事をするってことで!いいわね?」

キョン「別に構わないが、それじゃみんなで一緒に旅行してる意味ないんじゃないのか?」

ハルヒ「今までずっと一緒だったんだから、一日くらいそういう日があってもいいじゃない!
という事で、私はナナリーとハウステンボスに行く予定なんだけど
他に一緒に来たいって人はいる?」

キョン「俺はパス。何をしても自由なら部屋に戻って休む」

ハルヒ「なによ、オヤジ臭いわねぇ」

古泉「僕も遠慮しておきます。他に行って見たい所がありますので」

みくる「私は一緒に行きますぅ~」

ハルヒ「有希は?」

長門「・・・いい」

ハルヒ「ルルーシュは?」

ルルーシュ「俺は文化祭のピザ作りの件でいろいろとやっておかなければならない事がある
悪いがナナリーを頼むぞ」

ハルヒ「文化祭!?そうだわ、超巨大ピザ作り!すっかり忘れてた!!」


225: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/16(金) 21:39:55.16 ID:JdWZJLTl0

キョン「忘れるなよ言いだしっぺ」

ハルヒ「うるさいわね!ルルーシュ、文化祭の件任せたわよ!
ナナリーは私が責任をもって預かっておくから」

ルルーシュ「あぁ」

キョン「ところで帰りは何時くらいになるんだ?」

ハルヒ「そうねぇ、あんまり遅くはならないと思うわよ。6時にはホテルに戻るわ
夜はみんなで一緒にご飯を食べるから、勝手に済ませないでよね!」

キョン「はいはい」

ハルヒ「じゃあ行きましょうナナリー、みくるちゃん」

ナナリー「はい、じゃあ行ってきますお兄様」

ルルーシュ「気をつけてな」

-------スタスタ
---
-

キョン「さて、俺は部屋に戻るかな」

ルルーシュ「ところで、お前が行きたい場所ってのは何処なんだ?」

古泉「おや、興味がおありですか?」


226: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/16(金) 21:44:17.98 ID:JdWZJLTl0

ルルーシュ「昨日の今日だからな、お仲間に何かいらぬ事を報告しに行く
つもりではないかと思ってな」

古泉「昨日も言いましたが、現時点で我々機関はあなたに対して何かするつもりはありませんよ
あなたの正体に関してだって、他の者には決して口外しません」

ルルーシュ「だといいがな」

古泉「ふぅ、信用ないですね」

キョン「どうでもいいが、夜までにはホテルに戻ってこいよ。ハルヒを待たせると
また余計な仕事が増えるだけだからな」

古泉「えぇ、分かってます。では失礼します」

------スタスタ
---
-

ルルーシュ「さえ、そろそろ貴族様に連絡を入れるか」

キョン「貴族って、文化祭の資金提供やらいろいろと支援してくれるっていう例の放蕩貴族か?」

ルルーシュ「あぁ」

キョン「なるほどようやく分かったぞ。お前その貴族にギアス使ったんだろ?」

ルルーシュ「よく分かったな、お前にしては上出来だ」


227: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/16(金) 21:46:37.13 ID:JdWZJLTl0

キョン「そんな事でもしない限り、学生に無償で資金を提供してくれる奴なんて
いるわけがないからな。何て命令したんだ?『俺の言うとおりに行動しろ』とかそんな感じか?」

ルルーシュ「いいや、『俺の奴隷になれ』だ」

キョン「・・・・・(鬼め)」


--------
---
-

-その日の夜8時

ルルーシュ「・・・・遅い。遅すぎる」

古泉「涼宮さんは確か6時には帰れるとおっしゃっていましたよね?
いったいどうしたのでしょう・・・」

キョン「どうせ寄り道でもしてるんだろ。この分だと夕食も済ませてる可能性が高いな
俺達だけで適当に食べようぜ」

古泉「取り敢えずもう少しだけ待ってみましょう」

キョン「ったく、いつもは異常なまでに時間厳守なくせに、何やってんだか」


228: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/16(金) 21:50:15.22 ID:JdWZJLTl0

-------夜10時

キョン「電話は!?」

古泉「駄目です、繋がりません」

ルルーシュ「あの時間に厳しい女が予定の時間を大幅に過ぎても全く姿を現さず
おまけに携帯も通じないか・・・・」

キョン「長門、何か分からないか?」

長門「分からない」

古泉「何らかのトラブルに巻き込まれた可能性が高いですね・・・事故という可能性もあります」

ルルーシュ「くそっ、俺がついて行っていれば!!」

キョン「そんな事言ってても仕方ない、取り敢えず警察に連絡しようぜ!」

ルルーシュ「警察は駄目だ、ナナリーがいる・・・見つかってもその後身元がバレる
恐れがある」

キョン「そうか・・・・でも、じゃあどうするんだ?」

ルルーシュ「黒の騎士団を使う。長崎にも数多くの団員や協力者がいる」


TRRRRRRRRRRRRR♪

キョン「電話?」


230: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/16(金) 21:52:55.45 ID:JdWZJLTl0

ルルーシュ「俺の携帯だ」

キョン「ハルヒからか?」

ルルーシュ「いや、非通知だ・・・」ピッ


ルルーシュ「もしもし」

?『もしもし、ルル~♪僕だよ僕』

ルルーシュ「その声・・・マオか!?」

古泉&キョン「!?」

マオ『久しぶりだねルル~、元気にしてたかい?』

ルルーシュ「お陰さまでな。お前も元気そうでなによりだ
あの時死んだと思っていたが・・・よく生き延びたものだ」

マオ『僕もビックリしたよぉ~、本当に凄いよねブリタニアの医学は
お陰で君に復讐をするチャンスができたよ』

ルルーシュ「悪いが今お前と喋っている暇はないんだ
復讐するつもりなら後で相手になってやる
ま、その前の黒の騎士団に拘束されるのがオチだろうがな」

マオ『随分強気だねぇルル~』


231: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/16(金) 21:54:29.20 ID:JdWZJLTl0

ルルーシュ「お前は相手の思考が読めるとは言っても
特別力が強いわけでも、頭が良いわけでもない、捕らえるだけなら簡単だ」

マオ『あはははは、確かにそうかもね。でもさぁ、僕が言ったのは
そういう意味じゃないんだよね』

ルルーシュ「なに?」

マオ『自分が今どういう状況か、考えてみなよ』

ルルーシュ「俺の状況?」

マオ『ナナリー、何で帰ってこないんだろうねぇ』

ルルーシュ「!?・・・まさかお前が!?」

マオ『やっと気付いてくれたの?遅いよルル~』

ルルーシュ「ナナリーを何処へやった!?」

マオ『そう興奮しないでよ。今は眠ってるよぉ、涼宮ハルヒと一緒にね』

ルルーシュ「涼宮まで誘拐したのか・・・」

キョン「誘拐って・・・何の事だルルーシュ!?」

マオ『使える駒は多い方がいいと思ってね。あ、でも一緒にいたもう一人の女は
眠らせてそのまま放置しといたよ、誘拐してもあんまり意味なさそうだしね』

ルルーシュ「お前・・・」


232: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/16(金) 21:58:36.88 ID:JdWZJLTl0

マオ『あははは、怒っちゃった?』

ルルーシュ「非力なお前が女とは言え二人を誘拐するなど不可能だ
他に協力者がいるな?」

マオ『まーね、通りかかった奴数人に手伝ってもらったんだ』

ルルーシュ「よくそんな事だできたな」

マオ『なに、ちょっと過去をエグってやったらすぐに僕の言いなりさ
人を操るってのは何も君の専売特許じゃないんだよ?』

ルルーシュ「わざわざ二人を誘拐したんだ、何か要求があるんだろう?」

マオ『別にないよ要求なんて。ただ僕は君に復讐をしたいだけなんだ
だからゲームをしよう』

ルルーシュ「・・・ゲームだと?」

マオ『そう、ルールは簡単。君は僕からナナリーと涼宮ハルヒを取り戻そうとし
僕はそれを阻止しようとする。取り戻せたら君の勝ち、出来なかったら僕の勝ち。簡単だろ?』

ルルーシュ「・・・いいだろう、受けてやる」

マオ『ゲーム開始は明日の午後15時。場所はアッシュフォード学園』

ルルーシュ「アッシュフォードだと?」

マオ『取り敢えず指定の時間までに東京まで戻ってよ。まずはそこからだね
万が一遅れたら、その時点でアウト。人質は殺す、いいね?』


234: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/16(金) 22:02:49.44 ID:JdWZJLTl0

ルルーシュ「二人に手を出してみろ、絶対にお前を殺してやる!」

マオ『あはははwwいいねぇルル、そうこなくっちゃ!
君達がアッシュフォード学園についたのが確認できたらこちらから連絡を入れる』

ルルーシュ「・・・・」

マオ『念のために言っておくけど、時間に遅れたら本当に殺すからね?
くれぐれも遅れないように。あ、後そこにいる君のお友達も一緒に連れてきなよ
ゲームは人数が多い方が面白いからね』

ルルーシュ「・・・分かった」

マオ『じゃあねールル、また明日♪』ガチャッ


ツー  ツー


キョン「おいルルーシュ、ハルヒ達はマオに誘拐されたのか!?」

ルルーシュ「あぁ、だが朝比奈みくるは無事だ
眠らせたまま放置したと言っていた」

古泉「やられましたね、まさかこのような暴挙に出るとは・・・で、彼は何と?」

ルルーシュ「二人を取り戻したければ明日の15時までにアッシュフォード学園に
来いとのことだ」

キョン「学校に!?」


236: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/16(金) 22:06:32.74 ID:JdWZJLTl0

ルルーシュ「人質をとられてる以上向こうの指示通りにするしかない
今すぐ東京租界に戻ろう」

キョン「戻るったって・・・この時間じゃ電車も飛行機もないぞ?
明日一番まで待つしか」

ルルーシュ「時間がない、俺のガウェインを使う」

キョン「ガウェイン?何だそれ?」

古泉「先日九州で起こった旧日本軍による福岡基地襲撃事件
その際ランスロットと共に日本軍を殲滅したナイトメアですね」

ルルーシュ「あぁ、あの機体ならば公共機関を使うよりも圧倒的に早い
行政特区に備えて黒の騎士団の潜水艇で東京へ輸送する予定だったが
ブリタニアの海上警備が厳しくまだこの辺りに潜伏している」

古泉「ではすぐに準備が出来そうですね」

ルルーシュ「あぁ」

キョン「ちょっと待て、その前に朝比奈さんを回収しないと!
何処に置いて来たのか言ってなかったか?」



238: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/16(金) 22:11:53.03 ID:JdWZJLTl0

ルルーシュ「いや、何も言っていなかった」

キョン「確かハルヒ達はハウステンボスに行くと言ってなかったか?」

古泉「しかし攫われた場所もそことは限りません
探すとなると少々時間がかかるかもしれませんね」

ルルーシュ「時間がない、朝比奈みるくは黒の騎士団に探させる」

キョン「おいおい、大丈夫なのかそんな事して?」

ルルーシュ「大事な情報提供者との連絡が途絶えたから探して保護しろと伝える
恐らく俺達が探すよりも早く見つかるだろうし効率がいい
俺たちはすぐに東京へと向かうべきだ」

古泉「しかし、何も策を練らずにただ闇雲に向かっていっても勝ち目がありません
向こうへ行く前にある程度策を考えなければ」

ルルーシュ「違う、逆だ。東京へ行くまでは何も考えてはいけない」

キョン「何でだ?」

ルルーシュ「マオは半径500m以内にいる人間の思考を読むことができる
仮にここでマオ打倒の策が固まったとしても、東京で奴の半径500m以内に入ってしまえば
せっかく考えた策は全て読まれ意味がなくなる」

古泉「確かにそれでは意味がありませんね。しかし、半径500mですか・・・広いですね」

キョン「だがそれじゃ向こうへ行ってからも策を考える事なんて不可能じゃないか」


239: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/16(金) 22:13:13.46 ID:JdWZJLTl0

ルルーシュ「そういった事を考えるのも今は駄目だ。あいつは集中すれば
相手の深層心理を読む事だってできる。とにかく今は何も考えてはいけない」

古泉「想像以上に厄介な能力ですね」

ルルーシュ「マオの事だ、恐らく汚い手を使ってくるだろう
奴の言っていたゲームとやらの全容が明らかになるまでは何も考えてはいけない」

キョン「はぁ・・・頭が痛くなってきたぜ・・・」


-------
---
-


四人は黒の騎士団に用意させたガウェインに乗り込み
東京租界へと向かった


240: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/16(金) 22:13:30.15 ID:JdWZJLTl0

-------ガウェイン(コクピット内)

キョン「・・・・・・(思考が読まれちまうんじゃ勝ち目なんてないじゃないか・・・
いったいどうするつもりなんだルルーシュは?)」

古泉「・・・・(半径500m内に入ったら策がバレる、ではその外から物理的な攻撃
をするしかないという事になる。でもそれだけ離れた位置から攻撃など・・・・)」

長門「・・・・・」

ルルーシュ「おい、黙るな!!沈黙は思考を誘発する、何も考えるなと言っただろ!」

キョン「んな事言ったってなぁ・・・この状況で何も考えるなってのは無理な話だぞ」

古泉「では歌でも唄いましょうか?」

キョン「・・・歌?」

古泉「えぇ、歌を唄っている時は他の事など考えられませんからね」

ルルーシュ「良い案だ!よし、みんなで唄おう!」

キョン「おいおいマジかよ・・・」

ルルーシュ「大マジだ。みんなで一緒に歌うぞ!長門有希、お前も歌うんだぞ」

長門「・・・」コクッ

キョン「はぁ・・・」


245: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/16(金) 22:16:18.01 ID:JdWZJLTl0

その後東京租界に到着するまでの間
四人はコクピット内で日本の童謡などを合唱し続けた




-----二週目火曜日(午後12時)
アッシュフォード学園正門


ルルーシュ「ふぅ、何とか間に合ったな」

古泉「えぇ・・・しかし、問題はこの後ですね」

キョン「う・・・唄い疲れた」

古泉「我々は既に彼の範囲内に入っていると思いますか?」

ルルーシュ「マオは俺達が到着した事を確認し次第自分から連絡すると言っていた
つまり、あいつは俺達が到着した事を確認できる位置で既に待機しているはず」

TRRRRRRRRRRRR

キョン「電話・・・」

ルルーシュ「噂をすればだ」


ピッ


246: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/16(金) 22:17:16.43 ID:JdWZJLTl0

マオ『せいか~い♪流石ルルだねぇ、関心するよ
それにしても、まさか無策でここまで来るなんてね。君らしくないよ、どうしたんだい?』

ルルーシュ「黙れ」

マオ『あははは、歌まで唄って一生懸命思考を停止してたみたいだけど
無策のままで僕に勝てるとでも?』

ルルーシュ「時間通りに来たぞ。俺たちは何をすればいい?」

マオ『何って、昨日言ったじゃないか。君達は僕からナナリーと
涼宮ハルヒを救い出せばいいんだよ』

ルルーシュ「救い出すと言っても、そう簡単じゃないんだろう?」

マオ『勿論、キョンって奴の携帯にメールを送るから添付されてる画像を見てよ』

ルルーシュ「画像?キョン、お前にメールが送られてくる
添付されてる画像を開いてくれ」

キョン「あ、あぁ・・・(あいついつの間に俺のアドレスを)」

ピッ、ピッ

キョン「んなっ!?」

ルルーシュ「どうした?」


248: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/16(金) 22:20:20.10 ID:JdWZJLTl0

キョンは開いた画像をルルーシュと古泉に見せた
そこには椅子に縛られているナナリーとハルヒの姿があり
二人の間には爆弾のようなものが大量に設置しており
無数の導線が絡み合っていた



古泉「これは・・・」

ルルーシュ「マオ、お前・・・・!!」

マオ『あははは、どう?なかなか面白いでしょww』

ルルーシュ「どういうつもりだ!?」

マオ『そこに設置してある爆弾は起動から120分後に爆発する仕掛けになってる
君たちのミッションはそれまでの間に二人を見つけ出し、尚且つ救出すること
出来れば君たちの勝ち、出来なかったら君達の負け
負けた場合、人質の二人には吹っ飛んでもらうからねww』

ルルーシュ「貴様・・・」

古泉「こんな事までしてただで済むとお思いですか?
この勝負、万が一あなたが勝ったとしても、その後あなたを待っているのは
死よりも厳しい地獄ですよ?」

マオ『はぁ?脅しのつもりかい?機関とやらの勢力なんてちっとも怖くないよ
ていうか、ここで君が死んじゃったら空中分解だろその組織?』

古泉「・・・」


250: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/16(金) 22:26:43.92 ID:JdWZJLTl0

マオ『特別にヒントをあげるよ、二人はアッシュフォード学園の半径1km圏内にいるよ
僕は爆発が怖いんでとっくに離れてるけどね』

ルルーシュ「それでも俺たちの半径500m以内にはいるんだろ?」

マオ『勿論、あれ?これって結構なヒントだよねぇww』

ルルーシュ「何処に隠れてるか知らんが、覚悟しておけよ
二人を救出したらお前を殺してやる!」

マオ『楽しみにしてるよルル~♪ていうか、そんなにのんびりしてていいの?
君達が学園内に入った段階で起爆装置は作動しちゃってるんだけど』

ルルーシュ「何だと!?」

マオ『もう10分以上経っちゃってるよぉ、残り110分
あはは、こっちに来てから作戦を考えようとしてたのに
考える時間全然ないねww早く二人を探さないと』

ルルーシュ「くっ・・・・」

マオ『じゃーねルル、健等を祈るよ』 ガチャッ


ツー ツー


ルルーシュ「くそ・・・・」


251: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/16(金) 22:27:10.04 ID:JdWZJLTl0

キョン「おい、あいつは何て言ってたんだ?」

ルルーシュ「もう爆弾の起爆装置が作動している!猶予は110分しかない
それまでに二人を探し出して救出するぞ!」

キョン「110分だと・・・」

ルルーシュ「マオの言う事が本当ならば二人は学園の半径1km圏内のどこかに
監禁されてるはずだ!」

古泉「半径1kmですか・・・結構広いですね。三人バラバラになって探しましょう」

ルルーシュ「そうだな、見つけ次第他の二人に連絡・・・いいな」

キョン「あぁ」

ルルーシュ「俺は本館を探す」

古泉「では僕は別館を」

キョン「じゃあ俺はクラブハウスに行くか。・・・長門はどうする?」

長門「・・・グランド」

ルルーシュ「よし、じゃあ行動開始だ!時間がない、みんな頼むぞ」

キョン「おう!」


252: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/16(金) 22:27:32.04 ID:JdWZJLTl0

-------数十分後(本館)

ルルーシュ「古泉、そっちはどうだ?」

古泉『隅々まで探しているのですが・・・そちらはどうです?』

ルルーシュ「こっちも駄目だ・・・また連絡する」

ピッ

ルルーシュ「くそっ、いったい何処にいるんだ!」

TRRRRRRRRR

ルルーシュ「・・・・マオか」

ピッ

マオ『ルル~、いつまでダラダラやってるのさ。急がないと爆発しちゃうよぉ』

ルルーシュ「そう思うならいちいち電話をかけてくるな!」

マオ『嫌だなぁ、せっかくヒントをあげようと思ったのにww』

ルルーシュ「ヒント!?」

マオ『そうだよ、君達があまりにも不甲斐無いんでね』

ルルーシュ「ちっ・・・」


253: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/16(金) 22:33:03.79 ID:JdWZJLTl0

マオ『二度は言わないからよく聞きなよ。二人はこの学園内で最も広い所にいる』

ルルーシュ「・・・・・」

マオ『これがヒントだよ、分かったかな?じゃあ頑張ってねルル~♪』

ピッ

ルルーシュ「学園内で最も広い場所・・・体育館や講堂は古泉が調べてるはず
となると・・・そうか、地下の循環システム!!取り敢えずみんなを呼ぶか」ピッ




ルルーシュは電話をかけ本館にある
エレベーター前までキョン達を呼び寄せた


254: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/16(金) 22:33:35.65 ID:JdWZJLTl0

--------本館エレベーター前

キョン「ルルーシュ!」

ルルーシュ「ようやく全員そろったか」

古泉「何処にいるのか分かったのですか?」

ルルーシュ「あぁ、地下の循環システムだ」

キョン「循環システム?この学園には地下にそんなもんがあったのか」

ルルーシュ「地下へはここのエレベーターから行ける、急ごう」



四人はエレベーターへと乗り込み
地下の循環システムへと向かった


256: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/16(金) 22:33:58.45 ID:JdWZJLTl0

チーーーン

ウィーーーーン

ルルーシュ「どうだ?」

古泉「あなたの言うとおりです。監視カメラにマシンガンが連動してます」


古泉はエレベーター内で手鏡を使い外の様子を確認している


古泉「あのタイプだと、タイムラグは殆どありませんね
エレベーターから出た瞬間蜂の巣です」

キョン「マジかよ・・・」

ルルーシュ「そうか・・・では一旦上に戻ってシステムの電源を落とそう」

長門「問題ない」

ルルーシュ「ん?何か言ったか?」


ルルーシュが問いかけた瞬間長門は
目にも止まらぬ速さで駆け出した


キョン「な、長門!?」


258: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/16(金) 22:34:59.99 ID:JdWZJLTl0

ズドドドドドドドド!!!


カメラに連動したマシンガンから無数の弾丸が降り注ぐが
長門は素早く全弾を回避し空中へと飛び上がり
カメラとマシンガンを蹴り壊した


長門「これで通れる」

キョン「相変わらず何でもありだなあいつは・・・」

ルルーシュ「何て奴だ・・・」

古泉「長門さんがいて助かりましたね。さぁ行きましょう」



四人は奥の循環システムへと向かうと
そこには椅子に縛り付けられているナナリーとハルヒの姿があった
周囲には無数の爆弾が設置してある


259: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/16(金) 22:36:11.86 ID:JdWZJLTl0

ルルーシュ「ナナリー!」

キョン「ハルヒ!」

ルルーシュ「待ってろ、今助けてやる」

古泉「待ってください、上を」

ルルーシュ「上?・・・・・あれは」


ナナリーとハルヒの上には振り子爆弾が設置してあり
右へ左へ交互にゆっくりと動いている


ルルーシュ「振り子爆弾か・・・・」

古泉「お二人の周りに設置してある爆弾はダミーのようですね
どうやら本丸はあれのようです」

ルルーシュ「マオめ、どこまでの人をおちょくれば気が済むんだ」

キョン「ていうか二人とも大丈夫なのか?何かぐったりしてるが」

古泉「恐らく眠らされているのでしょう。しかし、これはこちらとしては好都合です
ナナリーさんはともかく、涼宮さんに見られている状況では
あまり派手な行動は取れませんからね」


261: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/16(金) 22:38:24.54 ID:JdWZJLTl0

キョン「なぁ、あの爆弾はそんなにやばいのか?」

長門「振り子爆弾、いつまでも運動が止まらないようにソレノイドがエネルギーを
与え続けている爆弾。外部からそれ以外の力が加わった場合爆発する」

ルルーシュ「この場合、恐らくナナリーと涼宮ハルヒを動かしても爆発するだろうな」

キョン「爆発の規模は?」

長門「半径500m以上」

キョン「俺達だけじゃなく、上にいる他の生徒も吹っ飛ぶな・・・」

古泉「解体の方法は分かりますか?」

ルルーシュ「理屈はな、起爆装置から出ている導線を切断するだけだ
あいつは本職じゃないからダミーを割り出す事は簡単だ
しかし、他の方法を考えるしかない・・・」

キョン「どうしてだ?区別さえつけば後は切るだけだろ?」

ルルーシュ「ごく僅かな揺れ幅の中で一本の導線を切断する・・・人間業じゃない」

長門「私がやる」

ルルーシュ「簡単に言うな、情報が少なすぎる!」

古泉「しかし、慎重になっている時間はありません。起爆まで30分を切っています
ここは長門さんに任せるしかないでしょう」


262: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/16(金) 22:40:58.58 ID:JdWZJLTl0

ルルーシュ「しかし・・・」

古泉「それに情報ならあなたの目の前にあります。長門さんは先程見せたような
並外れた運動能力を持った宇宙人です。これらの情報は生かせませんか?」

ルルーシュ「・・・いいだろう、ここは長門有希に任せる」

長門「切る線は?」

ルルーシュ「赤だ、青と黄色はトラップだ」

長門「分かった」

ルルーシュ「さっきお前は爆発の規模は半径500m以上と言っていたな?
それは間違いないか?」

長門「間違いない」

古泉「では今我々は彼のギアスの効果範囲外にいる可能性が高いという事ですね」

ルルーシュ「あぁ、あいつは臆病だからな。早々に安全地帯へと退散しているはずだ
つまり、今は俺達の思考は一切読まれていない。これは千載一遇のチャンスだ」

古泉「あそこに監視カメラがあります。あのカメラの配信先を調べれば
彼の居場所は簡単に割り出せますね」

キョン「でもどうするんだ?いくらここで作戦を立てても、またあいつの半径500mに入ったら
全部バレちまうんだぞ?」

ルルーシュ「・・・・・・・」


264: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/16(金) 22:49:10.58 ID:JdWZJLTl0

---------
------
---


外・アッシュフォード学園教会前


ルルーシュ「カメラの配信先はここだ」

キョン「まさかこんな近くにいたとはな」

ルルーシュ「恐らく一度は学園の外に出て、俺達が地下へ行ったのを確認した後で
移動したのだろう。ふざけた奴だ」

キュン「作戦を考えようにも、ここでの思考は全部読まれてるんだよな・・・」

ルルーシュ「あぁ」

キョン「勢いでここまで来ちまったが、どうするんだ?」

ルルーシュ「爆弾の事はどうにもならない、長門と古泉には動くなと伝えた
後は俺達がやるしかない」

キョン「・・・・負けを認めるのか?」

ルルーシュ「それ以外に二人を助け出す方法が見つからない・・・
それに負けを認める事で二人が助かるなら、俺はそれで構わない」

キョン「ルルーシュ・・・」


265: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/16(金) 22:49:24.86 ID:JdWZJLTl0

ルルーシュ「時間がない、入ろう」

キョン「あぁ」

ガチャッ


マオ「いらっしゃーい泥棒ネコくん!」

ルルーシュ「マオ・・・・」

マオ「爆弾を放置した上に、無策のままここへ来るなんて君らしくないじゃない」

ルルーシュ「マオ、俺は・・・」

マオ「負けを認めて降参するとか考えてたみたいだけど、そんなの上辺だけだね
現に君は今でもいろいろと策を練ってる。全部筒抜けだけど
僕はその気になれば深層心理まで読むことが出来るんだ、この状況で
僕を出し抜こうなんて不可能だよルル」

ルルーシュ「くっ・・・」

キョン「ルルーシュ・・・」

マオ「はは、横の君は心から負けを認めてるようだね。ルル、彼を見習いなよ
そして心から僕に負けを認めるんだ。そうすれば二人は助けてあげるよ」

ルルーシュ「お前・・・」


266: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/16(金) 22:50:37.22 ID:JdWZJLTl0

マオ「爆発まで後15分くらいは時間があるけど、このスイッチを押せば遠隔操作で
いつでも爆弾を爆発させる事ができる。ルル、愛しのナナリーの命は今僕が
握っているんだよ?」

キョン「ルルーシュ!!」

ルルーシュ「・・・・分かった」

マオ「お、考えがまとまったようだね」

ルルーシュ「マオ・・・俺の負けだ、頼む二人を助けてくれ」

マオ「駄目駄目、全然駄目だよルル!僕は心の底からって言っただろ?
まだ心のどこかで僕を倒す策を考えてる君がいるよ!」

ルルーシュ「くっ・・・」

マオ「出来ないのなら押しちゃうよスイッチ?」

ルルーシュ「わ、分かった!!言うから待ってくれ!!」

マオ「これが最後のチャンスだ、次はないよ」

ルルーシュ「・・・あぁ」

マオ「じゃあどうぞ」

ルルーシュ「マオ、俺の負けだ。お前の・・・お前の勝ちだ
俺はどんな罰でも受ける、だから二人は助けてくれ!!」


267: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/16(金) 22:52:39.51 ID:UnSDvct4i

原作まんまじゃねーかよふざけんなwww


268: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/16(金) 22:53:39.23 ID:JdWZJLTl0

キョン「ルルーシュ・・・」

マオ「ふっ、ふはははは!!やっと君の心からの敗北宣言が聞こえたよww
これほど愉快な事はないwww最高の気分だwww」

ルルーシュ「さあ約束だ、二人を助けてくれ!」

マオ「約束?何の事だろうねぇ。残念だけど二人には死んでもらうよ」

キョン「何だと!?おいふざけんな!!」

マオ「雑魚は引っ込んでなよ。ルル、君を地獄の底に突き落としてあげるよ」

キョン「おい止めろ!」

ルルーシュ「止めろぉぉぉ!!」


バリィィィィィィン!!


その時教会のガラスを突き破り長門が現れ
瞬時にマオを背後から押さえ込んだ


ドサッ!!

マオ「ぐあっ!!」


270: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/16(金) 22:53:58.62 ID:JdWZJLTl0

キョン「な、長門・・・?」

ルルーシュ「どうしてここに・・・」

長門「全部あなたの指示」


マオを上から押さえ込みながら長門は言う


ルルーシュ「お、俺の指示だと?」

マオ「馬鹿な、この女いつの間にここへ来たんだ!?
500m以内に入ればここへ突入する事は思考で読めたはずなのに!」

古泉「僕が説明しましょうか」スタスタ

キョン「古泉?お前まで何でここにいるんだ?」

古泉「おや、お気づきになりませんか?でもあなたはもう分かったのでは?」

ルルーシュ「・・・・・・・ふ、ふはははは!!そうか、なるほどな
確かに指示を出したのは俺のようだな」

マオ「あ、ありえない!!お前の思考は深層心理まで読んでた!
こいつが突入してくるなんて内容は何処にもなかったぞ!?」

古泉「無くて当然ですよ。彼は自分の出した指示を全て忘れたのですから」

マオ「忘れた?どういう事だ!?」


272: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/16(金) 22:55:43.99 ID:JdWZJLTl0

ルルーシュ「ん?得意の思考読みはどうした?俺の思考を読めば
このカラクリもすぐに理解できるだろう」

マオ「な、何だ・・・そういえばさっきから声が聞こえない!!どういう事だこれは!?」

長門「矯正プログラムを注入した。もうあなたはギアスを使えない」

マオ「な、何だと!?」

ルルーシュ「良かったじゃないか、日頃から抱えていたストレスからようやく解放されるんだぞ
能力のONとOFFがつかず終始他人の声が聞こえていたお前だ
この静寂はかえってストレスになったりするのかな?」

マオ「く、くそぉぉぉ・・・ルルーシュゥゥゥ!!」

ルルーシュ「答えは簡単だ、俺はキョンと自分自身にギアスをかけたんだ
長門と古泉に作戦内容を伝えた後でな」

古泉「正確には、『今出した作戦を忘れマオの元へ向かえ』とギアスをかけていましたよ」

キョン「そうか、それで・・・」

古泉「長門さんの接近に気付かなかったのは、あなたがルルーシュさんの思考読みに
ギアスを集中させていたからです。ルルーシュさんが敗北を宣言する際と
爆弾を爆発させる瞬間は必ずあなたはルルーシュさんの深層心理を読もうとする
だから我々はその際に近づけと指示されていたのです」

ルルーシュ「悪趣味なお前の事だからな、爆弾を爆発させる際の俺の思考など
絶対に読みたいに決まってる。ふっ、まさかこうまで思い通りに行くとは」


273: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/16(金) 22:56:00.37 ID:JdWZJLTl0

マオ「く・・・・・・・くそぉ・・・」

キョン「二人は?」

古泉「取り敢えずクラブハウスに運んでおきました。
爆弾は長門さんが解除してくれましたのでもう安心です」

キョン「そうか」ホッ

ルルーシュ「さて、後はこいつの処遇をどうするかだな」

マオ「くっ・・・・・」

古泉「ギアスが使えない以上、二度と似たようなマネは出来ないでしょうが
だからと言って無罪放免というわけにもいきませんね」

ルルーシュ「当然だ、お前には相応の罰を受けてもらうぞマオ」

マオ「くぅぅ・・・・」

C.C「待て!!」

キョン「あ、あなたは」

ルルーシュ「C.C!?」

C.C「ルルーシュ、マオの最後は私が決める。だから私に引き渡せ」


275: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/16(金) 22:56:27.46 ID:JdWZJLTl0

ルルーシュ「どういう事だC.C?」

C.C「ギアスを与えた者として、きちんと責任を果たしたい」

キョン「ギアスを与えた!?C.Cさんが!?」

ルルーシュ「・・・・・いいだろう。長門有希、放してやれ」

長門「・・・・」コクッ

スッ・・・

マオ「C.C!!僕を助けに来てくれたんだね!!ありがとう、やっぱり君は僕のことが
大好きだったんだね、ありがとうC.C、ありがとう!」

C.C「マオ・・・・・」


C.Cはゆっくりとピストルをマオの胸へと押し付けた


マオ「え?」

C.C「好きだったよ・・・・マオ」

ドンッ!!


C.Cはピストルの引き金を引き
マオは絶命した


276: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/16(金) 22:56:54.17 ID:JdWZJLTl0

キョン「なっ・・・・・」

ルルーシュ「・・・良かったのか?これで」

C.C「あぁ」

ルルーシュ「遺体はどうする?」

C.C「私が供養しておく」

ルルーシュ「そうか」

古泉「ルルーシュさん、C.Cさんについての説明はしていただけるのでしょうか?
何やら先程気になる事を言っていましたが・・・」

ルルーシュ「今更お前達に隠し事などしないさ、後で説明する
それよりも今は他にやる事があるだろ?」

古泉「・・・そうですね」

キョン「早くハルヒやナナリーの所へ行こうぜ!」

古泉「そろそろ目を覚ましているかもしれませんね
さて、今回の事をどう誤魔化したものか・・・妙案は?」

ルルーシュ「ない、お前に任せる」

古泉「ふぅ・・・」


278: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/16(金) 22:58:59.34 ID:JdWZJLTl0

-------数分後(クラブハウス)

ハルヒ「?何処ここ?」

ナナリー「・・・・この匂い、クラブハウスの中ですか?」

ハルヒ「クラブハウス?言われてみればそうだわ、私達何でこんな所にいるのかしら?」

ナナリー「ハウステンボスに・・・いたはずですよね?」

ハルヒ「そう・・・あれ?そこで何かあったような気がするんだけど全然思い出せないわ」

ナナリー「私もです」

ハルヒ「まぁいいわ、取り敢えずキョン達に連絡してみましょう」

ガチャッ

キョン「ハルヒ!!」   ルルーシュ「ナナリー!!!」

ハルヒ「うわっ!!何よアンタ達急に・・・ビックリするじゃないの」

キョン「はぁ・・・本当に無事だったんだな・・・良かった」

ハルヒ「無事?何言ってんのアンタ?」

ルルーシュ「ナナリー、怪我はないか?」

ナナリー「へ?ありませんけど、いったい何があったのですかお兄様?」


279: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/16(金) 23:00:14.26 ID:JdWZJLTl0

ハルヒ「ねぇ、何で私達こんなところにいるの?長崎にいたはずなのに・・・」

キョン「お前、何も覚えてないのか?」

ハルヒ「はぁ?」

キョン「はぁ・・・何てお気楽な奴だ・・・」

ハルヒ「ちょっとキョン!!何があったのかきちんと説明しなさい!」

古泉「僕が説明しましょう!」


古泉は二人が誘拐されていた事を説明し
その後警察によって保護されたと付け加えた


ハルヒ「あ、ありえないわ・・・この私が誘拐されるなんて・・・」

キョン「確かに、お前を誘拐しようだなんて奇特な奴はそういないだろうな」

ハルヒ「そういう意味じゃないわよ馬鹿キョン!!ごねんねナナリー
私がついていながら・・・」

ナナリー「そんな、謝らないでください涼宮さん。私涼宮さんには感謝してるんです
いつも家で一人だった私を、外に連れ出してくれて、SOS団に入れてくれて
本当にありがとうございます」

ルルーシュ「ナナリー・・・」


281: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/16(金) 23:07:16.75 ID:JdWZJLTl0

ナナリー「SOS団に入ってから、毎日が楽しいです!本当にありがとうございます」

ハルヒ「ナナリー・・・私の方こそお礼を言いたいくらいだわ!
SOS団に入ってくれてありがとうナナリー!」



その時閉じていたナナリーの両目がゆっくりと開いた



ルルーシュ「!!?」

キョン「ナナリー、目が!!」

古泉「これは・・・」

ハルヒ「ナナリー・・・・目、見えるの?」

ナナリー「はい」

ハルヒ「やったわ、ナナリーの目が治った!!」

ルルーシュ「まさか・・・・あんなに苦労したのに、こんな簡単に・・・」

古泉「涼宮さんのお陰ですね。彼女がそう望んだから、ナナリーさんの目が治った
のかもしれません」

キョン「やったなルルーシュ!」


282: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/16(金) 23:07:26.88 ID:JdWZJLTl0

ルルーシュ「・・・あぁ、良かった・・・本当に良かった」

ナナリー「お兄様・・・・」

ルルーシュ「ナナリー、良かったな」

ナナリー「はい」グスンッ


二人は泣きながら抱き合った


ハルヒ「よーし、じゃあ旅行の続きをするわよー!!」

キョン「おい、空気を読めアホ!というか、続きってどういう事だ?」

ハルヒ「続きは続きよ、長崎観光はもう終わったようなものだけど
まだ沖縄に行ってないじゃない!アホな誘拐犯のせいで予定が狂ったわ!
文化祭まではまだ時間があるんだし、今すぐ出発するわよ!」

キョン「い、今すぐって正気かお前?」

ハルヒ「当然!」

キョン「orz」

ルルーシュ「諦めろ、一度こう言い出したらもう何を言っても無駄だ」

キョン「はぁ・・・・・だな」


283: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/16(金) 23:08:05.03 ID:JdWZJLTl0

ハルヒ「そういえばさ、みくるちゃんは何処にいるの?」

キョン「!!!」  ルルーシュ「!!!」

ハルヒ「ねぇ、何処よ?みくるちゃんも私達と一緒に誘拐されてたんでしょ?」

キョン「(か・・・・)」

ルルーシュ「(完全に忘れていた・・・)」

古泉「朝比奈さんは誘拐されませんでしたよ、現在は買い物に出ています」

ハルヒ「こんな感動的な場面を見逃すなんて、いかにもみるくちゃんって感じね
でもまぁ、無事なら良かったわ」

キョン「おいルルーシュ、朝比奈さんは大丈夫なんだろうな?」

ルルーシュ「(ディートハルトに確認しておくか・・・)」



その後朝比奈みくると合流しSOS団は旅行を再開した
文化祭の前の日まで沖縄で遊び呆け
ハルヒを始めメンバー全員は大いに楽しんだ


284: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/16(金) 23:08:31.47 ID:JdWZJLTl0

--------数週間後(文芸部室)

ガチャッ

キョン「ん?ハルヒはまだ来てないのか?」

古泉「えぇ」

キョン「一目散に教室を出てっ行ったのに何やってんだかあいつは」

ルルーシュ「どうせまた良からぬ事を考えてるんだろう」

キョン「この間文化祭で超巨大ピザを作って大はしゃぎしたばかりだぞ?
その前には全国を巡る旅行までしてるんだ。
いくらあいつでも、少しくらい大人しくしてくれるはずさ」

ルルーシュ「あまり期待しない方がよさそうだがな」

古泉「しかし良かったじゃありませんか、ナナリーさんに超巨大ピザを見せる事ができて」

ルルーシュ「あぁ、目が見えるようになってからこれまでとは比べ物にならないくらい
日常生活が楽になっただろうしな、本当に良かった」

古泉「ところで、行政特区の件上手くいっているようですね」

ルルーシュ「まだまだ課題は山積みだ。これからの交渉次第だな」

古泉「特区の式典でユーフェミア殿下にギアスをかけ、トラブルを作り
東京へ進軍すると言っていたのに随分と変わりましたね
その変化には涼宮さんに受けた影響が多少なりと関係してるのでは?」


285: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/16(金) 23:08:45.12 ID:JdWZJLTl0

ルルーシュ「うるさい黙れ」

古泉「また余計なことを言ってしまいましたね、すいません」

ルルーシュ「長門有希」

長門「・・・・なに?」

ルルーシュ「そういえばこの間マオに打っていた矯正プログラムとかいうやつ
俺は何の話も聞いていなかったのだが、いつからそんなもの持っていた?」

長門「私が教会に突入したと同時に情報統合思念体が開発した」

ルルーシュ「突入した瞬間?随分とタイミングが良いな
で、何故そのプログラムを俺には打たない?」

長門「・・・」

ルルーシュ「統合思念体からしたらギアスという存在は無力化しておきたいところだろう
何故俺には使わない?これまでにチャンスは何度もあったはずだ」

長門「・・・あなたには使わない」

ルルーシュ「何故?」

長門「確かに情報統合思念体はあなたへのプログラム注入を推奨している
でも私がそれをしたくない、あなたは涼宮ハルヒに害を与えるような存在ではない
寧ろ今後涼宮ハルヒを外敵から守るにはあなたの力は必要」


286: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/16(金) 23:09:06.73 ID:JdWZJLTl0

ルルーシュ「外敵?あぁ、お前達とは別の勢力の連中の事か」

長門「そう」

古泉「頼りにしていますよ」

ルルーシュ「ふん」

キョン「それにしても遅いなあいつ」

バタンッ


ナナリーの車椅子を押したハルヒが
満面の笑みを浮かべて入ってきた


ハルヒ「サッカーの大会に出るわよぉ!!!」


ルルーシュ「・・・やはり期待するだけ無駄だったな
こいつは常に何かしていないと気がすまないようだ」

キョン「おいルルーシュ、こいつに大人しくしろとギアスをだな」

ルルーシュ「お前がそれでいいならやってみてもいいが?」

キョン「はぁ・・・・冗談だ」

                              完


287: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/16(金) 23:09:58.65 ID:JdWZJLTl0

終わりです、保守してくれた人ありがとう!
前にドラえもんとギアスのクロスも書いたので暇な時ググってみてください



それでは駄文失礼しました。


288: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/16(金) 23:11:03.63 ID:THVBTmm30



291: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/16(金) 23:12:15.41 ID:/OOhCysiO

おつ
マオのとこが少し残念だったが全体的に楽しめた


292: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/16(金) 23:13:20.74 ID:PvkyCKZNi


面白かったぜ


298: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/16(金) 23:22:01.18 ID:urzmG2oD0


面白かったぜぃー


305: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/16(金) 23:26:43.39 ID:RGvEPXv40



311: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/16(金) 23:41:21.98 ID:/EMG+yt50



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